南米大陸上陸!!!

パナマに入国して、中米の最後、パナマシティを目指して、ひた走ってきました。
そして、ついにパナマ海峡を渡り、パナマシティに到着しました。と、思ったのですが、ちょっと待てよ。。。。


パナマにパナマ海峡がありますよね。もちろん。
で、この海峡は人工的なもの。何でわざわざこれを作ったのか?
もちろん、ここを船が通れるようにするため。

これはつまり、パナマ海峡がなければ南米大陸と北米大陸を隔てる水が無いということになりますね。
ってことは、パナマ海峡を渡った時点で、なんと、そこは南米大陸と陸続きってことですよね。
南米大陸と陸続き???

表現がおかしいですよね。それは、紛れもなく南米大陸なんじゃないでしょうか。

ってことは、南米大陸上陸!!!

ってことで、図らずとも、不意に南米大陸上陸を果たしてしまいました。

と、橋を渡りながら考えていました。

それから、すでに10日。パナマシティ、存分に堪能しました。
明日、本当に南米に向かいます。
パナマシティから、カリブ海側にジープで移動して、そこから、ボートに乗って、5日間。コロンビアのカルタヘナに向かいます。
うーん。海で隔たれた、パナマ海峡は自転車で渡ることが出来たのに、陸で続いているここからコロンビアまで船で行くというのが、どうも納得できない気もしますが・・・
でもここ、陸路じゃ越えられないみたいなんですよね。なんか不思議な気もしますが。

 ところで、パナマですが、すごくいいです。
 人がいいというか、コスタリカがいい加減腐っていたので、あんまりいいうわさを聞かないパナマですが、ものすごく居心地がよかったです。
一つ前のコスタリカは、何をやっても高いし、しかもボッたくってきます。
なんかお金のトラブルが多くて、人が信用できませんでした。
宿もドル表示で、おつりはドルでくれない、しかも、レートが悪いとか。
例えば1ドル=550コロン(コスタリカの通貨)くらいが相場だったんですが、宿は一泊9ドルとか表示されてます。
で、10ドル払うとおつりは500コロン。
なんか損だから、そのレートで行くとコロンで払えば4500コロンかと思って、じゃ、コロンで払うって言うと
なぜか、6300コロン。みたいな。
なんか腹立ちません?

 バスは行きと帰りで、全然値段が違って、後でぼられた事に気が付くとか、しかも、それが倍近かったりして、だからと行って、同じ乗客の人に聞いても値段は車掌に聞けって言って教えてくれなかったり。
バスもチケットはくれるけど、値段は書かれてない。
もう、地域ぐるみ、会社ぐるみ、国まで一緒になって、観光客から、ボッたくってくる感じです。
なんか腹立ちません?

 フライドチキンを買ったら、普通はケチャップは無料でつくものなのに付け忘れたのかと思って、店員にケチャップくれって言ったら、ケチャップいくらとか言われたり。

そうなってくると、人が信用できなくなってきます。どこで余計にお金を取られるか分かったものじゃありません。しかも、半端無く物価も高いと来ているから、この国最低でした。
スーパーでも個人商店でも、とにかくこの人ぼってないかな。とか、おつりは誤魔化さずにちゃんとくれるだろうかとか。
メニューの表示価格どおりに払えるだろうか、払う段階になって、このメニューは古いとか言い出さないだろうかとか。
とにかく何をしてても、ぜんぜん楽しくありません。
物価は高いのに道は穴だらけだし、路肩はないし、どの店に入っても冷房は効いてないし、国立公園も入っただけじゃ何にも珍しい動物は見られないし、ガイドもついてない。
それでも10ドルとか取られるし、払った分だけ全く楽しめませんでした。コスタリカ、全然楽しくありません。
とにかく現地人と触れ合いたくない。回りが全部なんとなくガツガツしてるように見えるし、ほぼ全員信用できなくなってきます。
まあ、そんな訳で、http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1443650299&owner_id=4174787
 こんな感じになったわけです。

 で、パナマの入国。これも帰りのチケットがないとその場で、バスのチケットを買わされるとかで、なんか、そんな要りもしないチケットを買わせるような国ぐるみで押し売りしてるような国なんて絶対好きになるわけが無いって思ってたんですけどね。。。

 好きになってしまったようです。

この、パナマ入国時のチケットのウワサ。これは前の日記にも書いたように(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1447002055&owner_id=4174787)本当で、最初の印象はそう良くは無かったのですが、まず、道路の舗装が綺麗で、路肩もかなりしっかり在ったので、走りやすい。
ちょっとしたスーパーや、商店でも冷房が入っていて、くそ暑い昼間に走ってるときだとまるで天国のよう。
で、全然ボッたくったりしてきません。どこの店に行っても同じ商品なら、せいぜい5セントくらいしか違いません。
そのうちだんだん、ぼられるんじゃないだろうかと疑ってる自分のほうがバカみたいになってきます。
そして、パンアメリカンハイウェイというでっかい道路を走ってて気が付いたのは、どんな小さな村、集落でも、歩道橋が架かってます。
いくらパンアメリカンハイウェイが大きいとは言っても、そんな田舎に行けば交通量はがくんと減るし、歩道橋が無くてもそれほど渡るのも困難じゃないはずなのに、人が住んでいれば細かくいちいち歩道橋を設置しているあたりは、あっぱれと言うより他はありません。
バス停も結構しっかりしたコンクリート作りで、大き目のひさしがついていて、しかも、結構こまかく点在しているので、パンク修理のときに影を探して歩くと、大概バス停に助けられることになりました。
そして、別にヒッチハイクをしているわけでもなく、道端で自転車の修理をしたり、急な坂を押したりしてると、車が止まってくれて、乗らないか?と、声をかけてくれたりします。
 
また、歩行者になって、町を歩いてみます。車道を横断しようとしていると、結構車が止まって道を譲ってくれたりします。
もしかして、歩行者優先という法律があるんじゃないかと思うくらいです。

 バスに乗っても、ボッたりしません。当たり前に当たり前の値段を払って終わりです。
料金は後払い制、乗るときに交渉も無ければ、支払いのときに高いとか、安いとか、金銭トラブルもありません。
 とにかく、パナマに入って、金銭トラブルは全くといっていいほどありませんでした。
 
スーパーでも、ちょっとした手荷物なら、持って入っても何も言われないし、店員がずっと付いて来るような居心地の悪い店もないわけじゃないけど、減りました。
 なんか、疑われてる感が余りありません。
 視線にガツガツしたものがありません。バスの運転手も降りるときに手は出すけど、あんまり細かく料金を確認してません。
 当たり前の値段を当たり前に払ってくれるものと信用しているようです。
そして、当たり前に徴収して終わり。話はスムーズです。

 この居心地の良さがたまりません。
中国に似た居心地の良さです。だから、どこの町が特別良かったって訳じゃないんですけど、どこに行っても居心地の悪い思いをしないし、いつも自然体でいられる感じです。
どこに行ってもその町の素顔というか、対観光客向けの態度じゃなくて、自然に接してくれるから、こっちも自然体でいられるって言うか。
分かってもらえるでしょうか。

 ニカラグア辺りから、病んでいたので、パナマ、すごくいいです。なんかまともな国に来たって言う感じがします。

そして、まともなものが、まともな値段で、手に入れられる国ってことで、買い物も結構楽しくて、どうでもいいようなものまで、なんやかんやと買ってしまいました。
マクセルの単4の電池が2本で99セントとか、ちゃんとしたメーカーのちゃんとしたものが、安いって訳ではないけど、たぶん適性であろう価格帯に入っているって言うか、なんかおかげで、あんまりいりそうに無いものまで、輪ゴムとか、釣り糸とか、ゆびぬきとか、リッパーとか、ナイロンストラップ5ヤードとか、買ってしまいました。

そんなパナマとも後数時間で、出国してしまうのが、名残惜しくて仕方ありません。
久しぶりに離れるのが辛い国になってしまいました。
 いつでも出れるなら、もう少し居てもいいなって気がするのですが、ボートはそう頻発してないので、これを逃すと次はいつになるのか分からないので、後ろ髪を惹かれる思いで、パナマを去ります。

そして、ボートが転覆しなければ、4泊5日で、コロンビアに到着するはずです。

 ついに南米。いや、もう南米大陸ですが。

 いやいや、コロンビアに着いて、初めて、南米に来たって実感するんでしょうね。

なんか不思議ですね。同じ理屈で行くとスエズ運河を越えた時点でアフリカ大陸は終わっていたはずなのに、
あの時はあんまりそんな風に感じなかったのはトンネルだったせいでしょうか、あの時はヌエバからアカバに船で行ったときの方が、アフリカが終わったという気がしましたが。
 でも、考えてみると似てますね。陸続きなのに船で行くって。

考えてみると大きな節目ですが、私のしたことといえば、それと知らずに付けたミクシーネームのCR-Zを消したくらいです。

そして旅行者の皆様に、パナマをオススメします。コスタリカで疲れたら、パナマで癒されましょう。
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by fuji_akiyuki | 2010-04-20 16:47 | パナマ
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