アルゼンチン医療事情

要するにですね。タダより高いものはないってことなんですけど。
事件当日(4日)のことは"事件概要"に書いたとおりで、本当に良くしてもらえて警察と病院には大感謝だったのですが。。。
翌日(5日)、警察が迎えに来てくれて病院に連れていくという約束でした。
宿の人にも8時から11時に迎えに来ると言い残していったにもかかわらず。
来ない、待てど暮らせど、全く来ません、午後1時まで待って全然ナシのつぶてなので、自分で勝手に病院へ行ってみました。
前日(4日)診てくれた医師がなんかメモを書いて説明してくれたところによると、
5日は警察と一緒に来て破傷風の予防接種を打って、指の方の次回の予約をしよう。
数日後にレントゲンを撮って骨がずれてなければ手術は必要無いとだろうということでした。
渡してくれたメモは二枚で、一つは破傷風の予防接種のことで、もう一つは良く分からないけど、多分指に関係することが書かれているようでした。
つまり、"この患者は怪我をしたので破傷風の予防接種が必要です"って書かれたメモと多分"この患者は指の骨を骨折してます"みたいなことが書かれたメモを渡されました。
でも病院内はほとんど英語を解する人がいないし、ひとりで行っても事情の説明のしようがないので、警察が来てくれるのを期待していたし、そう言い残してい去っていったはずの警察が全く来ませんでした。

で、とりあえずメモは持ってるので、まあ、これを見せればどうにかしてくれるだろう。全然相手にされなかったらもう一度警察に行ってみようと思ってひとりで病院に行ってみました。

なぜ先に警察に行かなかったかというと、病院が歩いて2分、目と鼻に先にあって、警察のオフィスはどこにあるのかよく分からなくて調べなければいけなかったから面倒だなって思ったからなんですけど。

で、病院で訳も分からず受け付けの人にメモを見せると、破傷風の注射はいとも簡単に打ってくれて事なきを得たわけですが、指の方はどうすれば良いのか分からず、メモにあったサインを指さしてこの先生に会いたいんですけどと言うことを伝えると。
月曜日じゃないとこの先生は来ないから次の月曜日、朝7時に来いっていわれました。
事件があったのは4日火曜日、病院にひとりで行ったのがその翌日の5日水曜日で、次に来いと言うのが10日月曜日って。。。
確かにその先生は自分はこの病院で働いてない。緊急医療でここに居るんだみたいなことはいってたからもしかしたらそういう変則的なシフトなのかなぁと思ってとりあえずその日は次の月曜日に来るということで帰ったんです。


で、10日月曜日、朝から病院に行ってまた案内みたいなカウンターの人にメモを渡してみると
この列に並びなさいといわれて窓口の前にできた長い行列に並ばされました。
窓口は患者の予約を取ってあっちに行けとかこっちに行けとか、患者を振分けているようでした。
ああ、これで自分も普通の患者と同じように振分けられるわけだな。前回は救急だったからこれで良いのかなって思っていました。
列は2つあって、案内みたいな人が並べといわれた方に並んでいたのに、自分の番が来てメモを見せた途端、もう一つの列に並べっていわれました。
なんだそれ、今案内にこっちに並べっていわれたのに。って不満を言ったところでストレスが溜まるだけなので我慢して、もう一つのさっきの列より倍くらい長い列に並び直しました。
患者を振りわけるだけだからそんなに時間はかからないようでした。
みんなそれぞれ私と同じメモをてにして、窓口で予約表みたいな物を渡されてあっちに行け、こっちに行けと指示を受けてます。
で、私の番が来たのですが、今度はいきなり20日の7時30分に来い、と言われて予約表を渡されました。チーン

事件から16日がすぎて、ようやく2回目の診療になりそうです。
警察は来ないし、いつまで立っても医者には診てもらえません。
もうなんかどうでもいいような気がしてきました。

ただ、過去骨折歴2回、今回で3回目となるベテランとしては骨折なんて医者に見てもらったところで固定する以外にすることなんてないってことは知っているので、心配なのは骨がズレてないかどうかなんですよね。
だから早めに2枚目のレントゲンを撮ってもらってズレてない事を確認したかったのですが。。。
まあ、事件からすでに10日、あれだけ力いっぱい引っ張って、多分麻酔がなければとんでもない痛みを伴って直した骨の位置がズレるようなことがあればきっとそれなりの痛みを伴うだろうし、そんなに激しく何かにぶつけたりもしてないし、折れた部分に激しい痛みを感じたこともなかったから大丈夫だろうと思っているんですけど。

とにかく 20日もう一度病院に行ってみるつもりです。


アルゼンチンの公立の医療機関は医療費が無料だそうなんですけど、それだとなんでもない人も病院に押し寄せるんじゃないかなぁって思ってたら、やっぱりそういう現実があって、なかなか診てもらえないそうです。
しかも設備や医薬品も乏しかったりするようで、お金のある人は私立の病院に行くそうです。
タダで、貧しい人でも病院に行けるのはいい制度だけど、どうでも良いことで病院に押し寄せるようになると本当に治療を必要としている人がなかなか治療を受けられないという事態も出てくると思うんですよね。

自賠責ってことでほんの少しでも取るようにした方がいいのかと考えると、今度はそれを払うのも躊躇してしまうような貧しい人は症状が相当悪化するまで病院に行かなかったりするかもしれないし。

一長一短かもしれないですね。

まあ、私が考えることじゃないんですけど。
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by fuji_akiyuki | 2011-01-16 07:19 | チリ・アルゼンチン
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