16 日目。2度目の診察。

事件から16日目にしてようやく2度目の診察にこぎつけることができました。
私としては事件当日に受けた治療によって位置を直した骨が再びズレたりしてないかどうかが気になってた訳ですよ。
事件当日に担当してくれた医師が言うには、もし骨がズレていればなるべく早く手術をしなければ治ってもうまく指が動かなくなるということだったので、さっさとレントゲンを撮ってズレてないことを確認して安心したかったわけですよ。

でも事件後、なんだか良く分からずに、言われるままに何度も病院には通ったのに1度も診察を受けることができず、16日も待たされ、もうこんなにたって骨がズレてたってもう治療も手術もしようがないんじゃないかってちょっと心配していました。

レントゲンの結果がよければそれは杞憂に終わるし、悪ければ不具になった右手と一生付き合う覚悟をしなければなりません。どの程度の障害が残るか分かりませんが、程度によっては自転車にも乗れなくなるかもしれないし、もう旅も続けられないかもしれません。それどころかもう一生ギターも弾けなくなってクライミングも出来なくなるかもしれません。
そんなことを考えては暗澹たる気持ちになってました。

で、今日はようやく10日前に診察の予約を取ることができて病院に行ってきました。

朝一番に時間まで指定されて行ったにもかかわらず、2時間またされて何度かバカバカしくなって帰ろうかとすら思ったころ、ようやく呼び出されてやってくれたのはテープの巻き直しだけでした。そして出てきた医者はこの間の医者に比べると随分と愚鈍な感じのバカ面した若い男で、事件当日の、治療前無残に折れて完全に骨の位置のおかしいレントゲン写真を出してきて"うん、折れてるね"の一言。

これは診察じゃない。ダメだこりゃって冗談じゃなく思いました。

英語も喋られないバカ面にダメ元でもどうにか身ぶり手振りでレントゲンを取ってくれということを伝えると、なんか紙に書いて渡してくれました。

またメモです。何が書いてあるのか分からないメモを手に、どこに行けば良いのかも分からず、あっちこっち彷徨い歩いて病院のスタッフらしい人を見つけてはメモを見せて自分の行くべき場所を教えてもらわなければなりません。

なんか目隠しして盥回しにされてるみたいな感じです。

で、ようやく辿り着いたレントゲンの受け付けみたいな所にメモを渡すと今度は夕方5時に来いって言われました。

16日に比べれば半日は短いのでここまで待ったし折角だからと思って、もう一度夕方に病院に行きました。

レントゲンは思った以上に早く撮ってくれて、診察を待てということでした。
なんか試験の結果を待つような気持ちでした。この結果で今後の人生が変わってきます。もう診察なんてしてもらわなくても良いからとにかくさっさとレントゲン写真を見せてもらいたい気持ちでした。

でも見せてくれと言ってもそれはやっぱり医師の診断とともにことみたいで診察をまたされました。

30分くらいであのバカ面に呼ばれて、パソコンの画面に今撮った写真が呼び出されて、事件当日の治療直後に見たように奇麗な骨の写真が映し出されていました。

人指し指を上と横から取ったもので、横から取った写真ではどこが折れてるのか分からないくらいでした。上から取った写真には確かに骨に亀裂が見て取れますが、それはぴったり嵌ったパズルのピースのようにきれいに切断面が合わさっているようでした。

16日間ずれなかったものは転んで手でもつかない限り流石にもうずれたりしないだろうとちょっと安心しました。

バカ面は画面を見て私に向き直り、笑顔でもなく、無表情というよりむしろほうけたような顔で、親指を立ててきました。

あんなに完ぺきに折れてたレントゲンを見て今の写真を見てもなんにも思わないのかなこの人?それとも事件当時に施されたような治療は想像に難くないってことなんだろうか?あの顔と朝の診察から何かを想像や想定できるようにはどうしても思えないんですけどね。

とりあえず私の指は順調に回復向かっていると信じられそうです。
ということでひとりで祝杯を上げました。

めでたしめでたし。
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by fuji_akiyuki | 2011-01-21 14:19 | チリ・アルゼンチン
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