鍋敷の必要性についての考察

キッチンをゲストに開放している宿で料理をして、さあ食べようって時にだいたい鍋敷が見当たりません。
実は私はあんまり鍋敷を必要だと思ってないんですね。
うーん無いのか、じゃあ鍋敷無しでも良いかと机に直接鍋やらフライパンを置いて食べちゃうんですけど、この時に運悪く宿の人に見つかると慌ててダメだダメだとかいってどっからか鍋敷なり、木の板なり、まな板なんかを持ってきます。

ま、そこで初めて、なんだ、あるんじゃん、ってことになるんですけど。

でもですね。鍋敷って何のために使うんですかね。

テーブルが焦げないため?
このためならまず大体においてその心配はないと思うんですよ。
だって、鍋の中身って大体100度位までしか上がらないはずだから。

料亭(行ったことないけど)とか、修学旅行とかで旅館に行ったりすると、紙鍋って出てくるじゃないですか。
お盆の左向こうの方でお吸物とか、ちょっとした汁物が入ってるやつです。
下で固形燃料が燃えているにもかかわらず、不思議と紙の器は燃えませんよね。

これはつまり、器に入った汁物は言ってもほとんどが水で、水は100度までしか上がらないし、紙は100度じゃ燃えもしないし焦げもしないですよね。

同じ理屈で鍋の中身はだいたい水分を含み、それが沸騰している間は100度くらいまでしか上がってないから鍋自体も100度くらいまでしかいってないはずなんですよ。

フライパンの炒め物にしても、お酒や醤油を入れて汁が少しでも溜まるようなら100度くらいまでしか上がってないはずなんですよね。

だからそれでいたんだり、焦げたりする机はそうないんじゃないかって思うんですね。

ちょっと怖いのがプラスチック製だったり、ナイロン性のクロスが敷いてある時なんですけどね。
それでもまあそこにグラグラ沸騰したお湯を、例えば、沸かしたばかりの薬缶を持ってきて、カップに入れそこねてこぼしたとして、プラスチック性の机やクロスは熔けるのか?

これやっぱり大丈夫なんですよね、大体の場合。

じゃあ、どんな時がやばいかっていうと、例えばステーキを焼いた鉄板とか、この間思ったのは、ポップコーンを作った鍋なんかはやばいと思うんですよ。中に水を含まない場合は結構温度が上がるはずなんですね。
それとか、揚げ油の鍋とか、まあふつうこれを机に置く人はいないですけど。

あと、土鍋を使った場合、もしかすると鍋敷は必要かもしれません。って思い当たりました。
そう思って想像してみると土鍋には鍋敷がよく似合うと思いませんか?

土鍋は金属に比べて熱伝導率も悪いし、器全体に厚みがあるので火にかかっていた外側と中身に接してる内側との間に大きな温度差が生じる可能性があるんですね。

つまり、内側が100度でも外側はもっともっと熱くなる可能性があるってことです。
そして、その温度差は熱伝導率が低いので、鍋の温度がなかなか均一にならず外側が熱いまま食卓に置かれる心配があるわけです。


で、いろいろ料理をして、ああ、この鍋を置いたらやばいなって思うケースって結構少ないと思ったんですよ。

じゃあ鍋敷ってほかになんのために敷くんだろう?
って考えると、あとは机が汚れないため、くらいしか思いつかないんですけど。

たしかに鍋が吹こぼれた場合とか、鍋の底に焦げとかついてるかもしれないから鍋敷があればその部分の汚れは防げるんですけどね、でもまあ食事をしてると、必ず食べこぼしとかもするし、結局最後に机を拭かなきゃならないからやっぱりなくてもいい気がするわけです。

鍋敷ってどの程度必要なんでしょう?
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by fuji_akiyuki | 2011-01-24 13:10 | チリ・アルゼンチン
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