奇跡の国2

前回のつづきです。前の記事からお読みください。

 『奇跡の国では何を買っても質が良くそして安い』

 MP3を手に入れてから、既に4代目ですが、手に入れるたびに電池の問題にぶち当たります。
海外の電池、本当に性能悪いんですよね。日本だったら100均で4本105円で手に入るアルカリ単4電池、それだって、日本じゃ粗悪品とされているみたいですが、それでも自転車で走りながら聞いて、約2日間くらいは持つんですよね。
同じくらいの性質の電池を買おうと思うと、どこの国でどんなに頑張っても、2本1.5ドル位しちゃうんですよね。今でこそ円高で、2本で100円ちょっとですが、それでも日本の倍位するんですよね。
ちょっとまともなメーカー(まともなメーカーなんてデュアセルくらいしかありませんが)のもので、更にその倍位します。
安い電池はあるんですけど、安い電池の最短記録はmp3で一曲(約5分)持ちませんでした。安いって言ってもインドで一本5ルピー当時約15円ほどだったので、105円で4本買える電池一本の値段が26円だと思うと、決して安くないですよね。
インドだからってそれが特別不良品だったわけでもなくて、1本10円前後で換える電池はmp3に入れるとどれも10分程度でだめになります。最初はmp3が壊れたのかと思いました。あたりが出ると1,2時間持ちますが。
本当に海外って、まともな電池がなかなか無いんですよね。



100円ライターはフランスのメーカーのbicのライターを買うって決めてるんですが、これで1ドル前後です、でもこれ以外のライターは本当にすぐ壊れるんですよね。
日本だったら100円ライターってライターのガスがなくなるか、石がなくなるまで使えるものですが、海外で、bic以外のライターを買ってガスか石がなくなるまで使えたためしなんてありません。
いろんなところがこわれて、結局すぐに使えなくなるんですよね。ガスは入ってるのに出なくなったり、風防が取れちゃったり、ストライカー(火をつけるときに親指で回すところ)が取れちゃったり…
100円ライターって言ったって今時日本で買ったら、100円もしませんよね、しかも、どこのメーカーかも分からないようなライターでもガスが切れるまで使えるって、日本にいる時は当たり前だったんですけどね。実はすごいことだったんですね。

世界の多くの国では、100円ライターとか、ペンとか、ビーチサンダルとか安いものは殆ど中国製なんだけど、中国でも一番安いような粗悪品ばっかりで、中国製は粗悪品の代名詞みたいに言われてしまうんですが、それでもそんな商品を買うか、全然高いちゃんとしたメーカーのものを買うかし選択肢の無い国が世界の大半なんですよね。
奇跡の国日本だって、百均で売ってるものって、中国製なのに全然質がいいんですよね。

 綿棒は日本だったら百均で、100本入りが二つセットで売ってそうなものなのに、75本入りで、1.5ドル位しちゃったりします。しかも、そんな高いお金を出して買ったのに、軸がプラスチックで、耳をほじろうとするとフニャっと曲がってしまう奴だったり。

 洗濯バサミもやったら挟む力が弱いし、なんかすぐこわれてしまいます。
   
 つめきりもやすいのかうと上と下の刃が上手くかみ合わなかったり、物理的にこれ以上挟めないって程挟んでもつめが切れなかったり。

 地図はペラ一枚で、距離も無いし、なんだかいい加減な地図でも1000円位することもあるし、観光案内所とかでもらえる奴もなんだか良くわかんなかったりするし、旅行スタイルの性質上どうしても地図は大事なのですが、どの地図を見てもなかなか満足できるものがなくて、ついつい地図の収集家みたいになっちゃうんですが、本当にまともな地図、少ないですよ海外って。

 それから、ラップ。付いてる刃じゃ全然切れません、くっつくません、綺麗に巻かれてません。 使いずらいことこの上ありません。日本には物心着いた頃から、サランラップとクレラップの果てしない使いやすさを追求する戦いが繰り広げられていたというのに・・・

 掃除機はスイッチが手元になくて、いちいち本体までもどらなきゃならないし、やかんとか、水差しのクセに注ぐたびに水が伝って、こぼれるやつとか、どれだけものを考えずに作ったんだろうって、思うような商品で溢れていたり。最近、中南米に入ってからちょくちょく見かけるやかんなんて、ふたが付いて無いんですよ。一生中身が洗えなくて、注ぎ口から水を入れるしかないタイプです。ありえないですよね。

 よく、ホステルとかにある給湯器なんて、沸かす機能が付いてるんですが、胴が全部金属でできているので、沸かすたびに熱くなるし、しかもせっかく沸かしてもすぐに冷たくなるんですよね。何でそんなの使うんでしょうか。意味分かりませんよね。

 つっこみだしたら、きりが無いんですが、どう考えてもおかしいかったり、不便だったりするものって本当に多いんですよね。
それに比べると日本はやっぱり奇跡の国、なんかイチイチ便利にできてますよね。しかも安い・・・


『軌跡の国には何でもある』

日本には便利なものがたくさんあります。
便利だし、ちょっと見習って輸入するなり作ればいいのにって物たくさんありますよね。

折りたたみバケツとか、テーピング用のテープとか、激オチ君とか、布テープとか、箱ティッシュとか、箱ティッシュなんてどこの国でも売ってると思ったけど、本当にどこにも無いんですよね。カイロとかも全然無いんですよね。

絶対どこにでもあるだろうと思って探すんだけど、全然見つからないものだと、
トランクス、くびに巻くタオル、インスタントラーメン、レトルト食品、などなど。。。
タオルなんかは売り場に行けば来れでもかってほど売ってるんですが、全部同じサイズなんですよね。3,4種類のサイズしかなくて、くびに巻くには短いか、長さが十分なものは広さもあって、首の周りで、太くなりすぎてしまうかで、なかなか見つからないんですよね。
インスタントラーメンは国によって、結構手に入るところもあるんですけどね、アルゼンチンには全くありませんでした。
レトルト食品なんて、温めるだけで食べられるから、もっと普及すればいいのに、全然無いんですよね。
登山とか、キャンプとかする人って、どうしてるんだろうって、不思議に、そして哀れでかわいそうに思ってしまうほど、便利な食品って売って無いんですよね。
便利な食品といえばお弁当、これも、ほぼ全くありません、あって、サンドイッチのレベルです。
日本だったら走ってる途中にお昼はコンビニのお弁当ってできたけど、そういうので、まともな食事になるものって無いんですよね、海外って。
絶対あったら便利なんだから、作ればいいのに。

ジュースの種類も極端に少なくて、どうしても走ってる最中はコカコーラ中毒みたいになってしまいます。
でも、考えてみたら、日本にいる時って、年間3,4本しか買わないんですよね。コカコーラなんて。
日本にいる時は私はだいたい、缶コーヒーばっかり飲んでて、甘いものが欲しいときはコーヒー牛乳とか、カルピスソーダみたいな飲料だったりで、まずコカコーラなんて買わなかったのに、海外って本当に飲むものも無いんですよね。
ゴミ袋もなかなかいいのが見つからないんですよね。大きさはわかっても買ってみたら薄すぎて、すぐ切れちゃったり、ちゃんと広がらないタイプだったり。
なんにでも使えて、簡単に口が閉められて便利な巾着袋とかもありそうでなかなかありません。
にほんだったら、百均で様々なサイズと素材の巾着袋が苦もなく手に入るのに。。。
中南米って、旅行してると思うんですけど、結構米食文化だと思うんですよね。
レストランで定食を頼むと、だいたいご飯が付いてくるんですよね。コレだけお米を食べるんだったら、炊飯器だってあってもいいくらいなのに、全然無いんですよね。
実家には年に何度かしか役に立たないのに、カキ氷機も、タコ焼き機も、餅つき機もあったんですけどね。

シャーペンは売ってるのにシャーペンの芯がまた全然売って無いし、高いんですよね。日本にはやたら選択肢もあって、太さも濃さも選べるのに、最近見た文房具屋さんだと、一種類だけ、24本入りで、2ドル位したりしてるんですよね。

とにかく世界の多くはココまで何も無いとどうやって暮らしていったらいいんだろうって、思っちゃいますよね。
ただの旅行者でしか無い私でもこんなに気が付くくらいだから、きっと住んだらその苦労はとんでもないことになるんでしょうね。


『奇跡の国には世界の○○がない』

だって、世界の○○よりも全然自国ブランドの方が質がいいですから。
世界のレイズ(ポテトチップ)、世界のウォールズ(アイスクリーム)、世界のハインツ(ケチャップ)、世界のコルゲート(歯磨き粉)、世界のオモ(洗剤)、世界のレイド(殺虫剤、蚊取り線香)、世界の○○。
日本に無いですよね。海外にいるとこの辺のメーカーは信用できるんですけど、日本にはもっといいメーカーがたくさんありますからね。入って来れないんでしょうね。
日本だったら、もっといい商品、便利な商品、日本人にあわせた味付けのものがたくさんあるので、海外にかぶれでもしてなければわざわざ選ぶような商品じゃないんですよね。


 『奇跡の国のお菓子は美味しい』
ポッキーとか、きのこの山とか、たけのこの里とか、ポテトチップもカールもとんがりコーンも、大体何をとっても美味しいし、あんまり不味いお菓子なんて売れないから、すぐ店頭から、消えてしまいますよね。
結果美味しいお菓子ばっかりが生き残るわけですが、何故か海外って、とんでもない不味いお菓子がたくさん売ってるんですよね。
それとも、そういう味を好むのか…
でも、チョコレートを見ると日本のお菓子のレベルの高さが分かります。
日本のチョコレートお菓子って美味しいから、わざわざ、海外のチョコレートってあんまり買わないじゃないですか。
ハーシーズとか、リンツとか、そんなの買わなくてもポッキーもきのこもたけのこも美味しいし、輸入物じゃないから、安いし、どうしてもそっちに手が出ちゃいますよね。
でも、かわいそうな国って、本当に国産のチョコが不味いから、美味しいチョコを食べようと思うとどうしても輸入物になっちゃってとんでもなく高いんですよね。
チョコレートはチョコチョコ美味しい国もあるから、そういう国だと安くて美味しいチョコにありつけることもありますが、
でもこんなに何食べてもお菓子が美味しいって日本だけな気がします。


こういうことを書くと唯物論的だとか、即物的だとか言われそうですが、そういうレベルじゃないくらい世界には何にも無いと思うんですよね。別に私は出家するつもりは無いので、このレベルで何も無いとちょっと無理です。
こうやってあげていくと、本当に日本って奇跡的にすごいのか、それとも、海外が奇跡的にダメダメなのか?
でも、今回あげたものは日本では殆ど当たり前で、何十年も前からあるものだったりするから、自動販売機とか、治安的に無理なものもあるけど、ちょっとでも便利だと思う人がいればいつでもどんな国でもまねしようと思えばまね出来たはずのものだと思うんですよね。
なんで、世界は日本を見習わなかったんですかね。
世界の大半はバカだし、そして世界の大半は中国を始め、アジアの国々をバカにしているからでしょうか。アジアの国なんて見習ってられないって事でしょうか?
便利なものがいいとは限らない、という人もいるけど、世界のどこの国でも自動車に乗ってるし、テレビは見てるし、携帯で話してもいますよね。
だったら、マヨネーズをチューブに入れたっていいんじゃないですか、だったら、お弁当売り出したっていいんじゃないですか、って思いませんか?

今回は殆ど、物質的なことにばかり的を絞ってみましたが、レジが遅いとか、仕事がガサツだとか、時間に正確で無いとか、作業が丁寧じゃないとか、犯罪が多いとか、対応が誠実じゃないとか、国民性というか、人の性格にまで、話を広げると話題は更に倍に広がってしまうのでやめておきますが、そんなことまで考え出すと、奇跡の国、日本に住む日本人は奇跡の民族だとしか表現のしようがなくなるんじゃないでしょうか。
これに食文化、食材、言葉にまで言及すると、日本って、あまりにも世界から、ずば抜けすぎていて、肩を並べられる国なんてない気がしてきます。
私が発展途上国ばかりを旅して来たせいなんでしょうか?ヨーロッパや、アメリカはもっとスゴイ国なんでしょうか?ほんのちらりと見た感じでは発展途上国の中で、進んでいるほうの国と大差ないように感じたのですが。
こんなこと書いていても、別に私は愛国心が人一倍強いわけでも、日本が大好きだったわけでも無いんですけどね、日本を出る時は…
でも、客観的に見て、何で日本を見習わないんだろうって思うこと多すぎるんですよね。今回挙げた例の殆どはどこの国でもできないことじゃないとおもうんですよね。
どこかの会社が、もう少し軸の固い綿棒を出すとか、掃除機のスイッチを手元につけるとか、本の紙質を上げるとか、お菓子の袋を加工して開けやすくするとか、お箸を使ってみるとか、別に工夫することは無いんですよ。
ただ、日本を見習えばいいだけ、何かを新しく作るんじゃなくて、ただまねをすればいいだけなら、難しいことじゃないと思うんですけどね。
文庫本の製本だって、マヨネーズだって、お風呂だって日本がまだまだ貧しいうちから実現していたことなのに、できないことないはずですよね。
テレビも自動車も、携帯も最初はどこかの国で出回って便利だと思って、世界で普及したのなら、日本を見習えば世界がとんでもなく便利で快適になると思いませんか。
しかも、マヨネーズを塩ビのチューブに入れて売り出すくらい、毛布を何枚を使うのを止めて、布団を普及させるくらい、テレビや自動車や携帯を普及させるより全然簡単にできると思うんですけどね。

 中国や日本を馬鹿にし続けて、日本を無視し続けてる間に、日本では次々に便利なものは取り入れて、工夫して、改良を加えて、より使いやすく、より快適に、より美味しくして、奇跡を起こして、気が付けば日本から見たら殆どありえない国が世界の大半になってしまったんじゃないでしょうか?

世界よ。もっと日本を見習いなさい。。。!!!


































































































ところで、これから、二人旅になりそうです。。。
じつは2年ほど前からお付き合いしている多少ストーカー気味の彼女がいたのですが、
体力的に無理だと思って、バスと自転車で旅行していたのですが、泣いてどうしても一緒に走りたいというので、
ここで、自転車を買ってもらいました。最後までいけるかどうかは彼女の体力次第ですが・・・
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by fuji_akiyuki | 2011-10-19 14:32 | チリ・アルゼンチン
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