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世界の・・・

海外に出てみると、どこにでもあるなって思うものが結構多くてびっくりさせられます。

世界は結構ある企業に独占されています。

日本にはない世界の○○。というものが多いのです。

 たとえば、オモ。しってますか?世界のOMO。
世界中どこに行ってもある洗剤です。

 歯磨き粉だとコルゲート。多分これは日本にもあるんですけど、あんまり宣伝とか見ませんよね。

 アイスクリームは世界のWall's
 日本では見たことありません。知ってます?マグナムとか。

 世界のLay's。ポテトチップの会社です。
 プリングルスとは違いますよ。
 
 世界のハインツに世界のヘルマン。
 ケチャップとマヨネーズです。

 世界中にあるのに日本にない物って多いですよね。

 そういえば、ミリンダって知ってます?

 世界のコカコーラと張るコーラ業界といえば韓国のペプシ。
コカコーラのラインナップとしてはコカコーラ、スプライト、ファンタとなるのですが、これに対抗するペプシは
ペプシコーラ、セブンナップ、そして、ミリンダという製品を出しています。

 マクドナルドはコカコーラと提携しているのでマクドナルドで飲めるドリンクは
 コカコーラ、スプライト、ファンタとなりますが。
ドチキン(KFC)ではペプシと提携しているらしく、
ペプシ、セブンナップ、ミリンダが飲めます。
バーガーキングでもペプシ系ドリンクが飲めるのですが、ミリンダ。
日本にありませんよね?
日本のドチキンとか、バーガーキングってどんな飲み物がありましたっけ?

 とにかく、ミリンダ。こればかりは日本で飲んだことがありません。
初めて海外に出て、イギリスでミリンダを飲んだのですが、あまりにもどぎつい味から二度と飲んでないのですが、これは日本人には絶対似合わない味だなと思い、日本にないのも納得です。


 そう、世界の○○の中には往々にして、まずかったり、高かったり、何かしら都合の悪いことがあって日本に入ってきてないものが多いのかなと思うのです。

 大体、日本には世界の○○がなくても全然困らないくらい、国内の製品が充実してます。
 Lay'sより全然カルビーのほうがおいしいし、Wall'sにはゆきみだいふくはないし、抹茶味とか、うじきんときなんてものもない。

 そして、こればっかりは日本って本当にすごいって言うか、世界ってどんだけバカなんだって思うのがケチャップとマヨネーズ。

 何でケチャップとマヨネーズをビンに詰めて売るんでしょうね。日本では瓶詰めのケチャップとか、マヨネーズとか探すほうが大変で、しかもなかなかでてこないし、不便でしょうがないことこの上なし。わざわざこんなものを日本で使ってる人なんてただの海外っかぶれ位のもの。って感じですよね。

 マヨネーズとケチャップは絶対にあの塩ビチューブに入れるべきだと思うのです。日本のマヨネーズとケチャップ、使いやすいですよね。

 海外に出てみると日本ってつくづくすばらしいって思ってしまうわけです。
 
 それにしても何でマヨネーズとケチャップを瓶に詰めたまま改良しようとしないのか本当に理解に苦しみます。日本であんなに普及してるのにそんなにコストがかかったりするものなんでしょうか。瓶より軽いし、出しやすいし、最後まで使いきれるのに、日本のまねなんてできないってことなんでしょうか?そうだとすればあまりにもばかげてますよね。って言うか、あまりにもバカすぎてかわいそうになります。こんな便利なものを知らないなんて。

 そう考えるとスーパーのレジ。これも日本の方式は進んでいます。世界中いろいろ見て回ったけど日本の方式以上に便利なところはありません。
 
 レジに最初からかごがあって、お客さんの持ってきたかごから商品をレジに合ったかごに移していって、最後に袋を入れて、お客さんがそのかごを持っていって自分で袋に詰めるスタイルです。

 確かに袋に入れてくれない分不親切と感じないこともないのですが、いちいち袋に入れているとやたらと時間がかかってイライラしてきます。特に列に並んで待ってるときは3,4人でもやったら時間がかかるので、購買意欲が減退して、結局買わずに店を出たりします。

 最近、袋を開いておけるホルダーみたいなのをレジに設置して、それでも多少は早くレジが終わった商品が袋に詰められるように工夫しているようですが、それでも袋がいっぱいになれば新しいのを用意しなければならないし、大半はレジ係と袋詰めの係りが二人いないとことがスムーズに運ばないし、なぜ、日本の方式を採用しないのか理解に苦しむところです。

 世界の○○は世界の目の節穴度を示す指標になりかねないと最近思います。つまり、どっかのある会社が作ったそれを何も考えずに輸入してそれを使うだけ。工夫しようともその国に合うように味を改良して発売しようともしない。言ってみればかわいそうな国が世界の○○を仕方なく選択する。そんな気がしてたまりません。


 そういえば中国、やたらとコーヒーが高かったです。スタバの今日のコーヒーで12元、約180円。あのやたらと物価安の中国ですら日本のドトールと同じ。しかも、これが喫茶店で飲めるコーヒーの中で一番安い。スタバですよ。世界のスタバ。価格もほとんど同じスタバが一番安い。
 中国人には多分コーヒーを飲むという習慣がないから需要と供給の関係で高くなってしまうのでしょうが、隣のラオス、ベトナムではただ同然で、ものすごくおいしいコーヒーを飲んでいるのに中国人ってかわいそうって思いました。

 知らないことってかわいそうですよね。あんなにおいしいのに何でないのって思うことよくあります。あんなに便利なのになんで使わないのって思うこともよくあります。

 中国におけるコーヒー、ワイン、ケーキ、チョコレートがそれにあたります。それにしてもケーキ、何であんなにまずいケーキばかり売ってるんでしょうね。チョコレート、どうして口の中で溶けないんでしょうね。

 口の中で溶けるチョコレートを食べたら中国人
「わ、なにこれ、口の中で溶けてる~」ってびっくりして吐き出しちゃうんでしょうか。

 おいしいものを知らないで、あのまずいチョコレートやケーキやワインでだまされてる中国人がちょっとかわいそうです。

 もう、10年も前になるでしょうか、スタバなんてまだこの世になかった時代です。なかったのかな。あっても全然普及していなかった時代です。

 初めて、海外旅行に出たとき、イギリスの列車で何か冷たいものが飲みたくて、「アイスコーヒーある?」と車内販売のおじさんに聞いたときです。「バカいっちゃいけないよ。コーヒーはあったかい飲み物だろう。冷たいのならほら、」といってミリンダを出されたのです。
これ何と聞くと。
 「You Like It!!」

 とにかく飲んでみろ、お前の好きな味だから。といったニュアンスでした。そこで、ミリンダのまずさとアイスコーヒーのおいしさを知らないイギリス人の哀れさを知ったわけです。

 その2年後、東南アジアに行ったときすでに東南アジアではアイスコーヒーのおいしさに気づいて、とびっきりおいしいアイスコーヒーがただ同然の値段で売られているところに感動したわけですが。

 それからイギリスに入ってませんが、世界中にはスタバが爆発的に浸透して、きっとイギリス人もアイスコーヒーがおいしいってことを痛感したことでしょう。

 そして、最後にトウモロコシ。

 この間成都でこんな話になりました。
『日本以外で食べるトウモロコシってまずいよね。』

田舎は停電が多くて困ります。

 とにかく、とうもろこしの話でしたね。

 そう、日本以外でとうもろこしを食べるとまずいんですよね。まず、おいしいとうもろこしに出会えたことがありません。

 アフリカにいる時はトウモロシを粉にして水に溶いてぐつぐつ煮ながらお餅のようなウガリというものをつくって、それを主食とするので、トウモロコシもウガリを作るのに都合のよい実の詰まった、粉っぽい、パンパンの品種を使用しているようですが、これがまたただ焼いたり、ゆでたりして食べるには硬くて、粉っぽくて、全然味がなくでまったくおいしくありません。
 本当に腹の足しと暇つぶしに食べるだけって感じです。
しかも、塩くらい振ればいいのに塩も振らず、何の味もつけてません。
 アフリカを出ても大差なく、本当にトウモロコシはぜんぜんおいしいものに出会えませんでした。
 日本で食べるとあんなに甘くて、みずみずしくておいしいのにしかもバターを塗ったり塩を振ったりしてさらにおいしくなるように味をつけて売るので、これがご馳走になるのですが、海外では本当に焼きトウモロコシや湯でトウモロコシは、家畜のえさかと思うような味のものばかりです。

 品種まではこだわらないにしてもせめて、せめて塩くらい振って、味をつける工夫位してもらいものです。っていうか、味もつけずにトウモロコシを食べる人たちがかわいそうです。

 知らないというのは本当に惨めなことですね。ちょっとの工夫でいろんなものが飛び切りおいしくなるのにって、このたびを通じて痛切に思うことが多いです。

 そうそう、『日本以外で食べるトウモロコシってまずいよね。』って話題になったとき、『あれ、どこかでおいしいトウモロコシ食べた記憶があるぞ』って実は思ったのです。

 で、昨日、焼きトウモロコシを食べて、思い出しました。そう、タイでした。タイではたったの10バーツ(約33円)の焼きトウモロコシにもちゃんとバターと塩で味付けされていて、香ばしいバターと程よい塩加減で久しぶりにおいしいトウモロコシを食べることができました。

 そして、もうひとつ、茹でトウモロコシに味をつけている国があります。中国です。でも中国はなぜか甘い。たぶん砂糖水で茹でてるんですよね。味をつけるだけ進歩してるけど・・・まあ、13億人の中国人が塩より砂糖がうまいというなら仕方ありませんけどね。

ポップコーンも中国は甘かったけど、これはあり。つまりキャラメルポップコーンってやつですからね。

それにしてももっと世界を見て、いいところをみんながまねすればいいのに。と思うことがよくよくあります。日本はすばらしいですね。

と、言ってもタイの手動ウォシュレット(インドみたいなただ手桶と水があるものではないですよ、決して。)とか、ココナッツミルク入りのカレーとか、中国のどこでもお湯が手に入る制度とかは日本にも見習ってほしいですけどね。

 タイの手動ウォシュレットは自分で動かせるし、結構な水圧だからまったくお尻に触れずともきれいになるし、しかも簡単なシステムだから、ごちゃごちゃ機械がついてて、複雑なコントローラーを駆使しなければならない最近の超ハイテクウォシュレットより全然使い勝手もいいし、カレーにココナッツミルクを入れた人にはノーベル賞をあげたいくらいです。中国にお湯をあれだけ普及させたのはいったい誰でしょうね。そこは中国のすばらしいところです。

 まあ、それにしても日本は大体においてよくがんばってるって思いますよね。

 ちょっと帰りたくなってきました。
by fuji_akiyuki | 2008-04-23 19:40 | タイ3
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