ウンコを撒き散らすな!!!

今日、ノンカイを出て、ラオスの首都、ビエンチャンに到着しました。
いっても20kmくらいですが・・・

しかし、その20kmで私のテンションはこれでもかというくらい急降下しました。


 バックパッカー絶賛のラオスなんですが、首都のビエンチャンはあまり人気がないようです。

 そして、わたしも、このビエンチャンという町には過去2回ほど訪れたことがあるのですが、物価ばっかり高くて、何にもない退屈な町という印象しかありません。

 ビエンチャンに限らずバックパッカー絶賛のバンビエンやルアンパバーンを訪れたことのない私にとって、ラオスは物価ばかり高くて、何もない退屈な国という印象しかありませんでした。

そして、今回、ようやくバックパッカー絶賛のバンビエンやルアンパバーンを訪れる機会に恵まれました。


 しかし、バンビエンやルアンパバーンのどこが魅力なのかとバックパッカーに聞いてみると、大体口をそろえていうのは『のんびりできる』とか、『ゆっくりできる』とか、『何もしないでボーっとしてられる』という答えが返ってきます。
 そして、私はバックパッカーが絶賛するのんびりできる』とか、『ゆっくりできる』とか、『何もしないでボーっとしてられる』町は経験上あまり好きになったことがありません。


 だから今回、ラオスを旅する上で、ラオスという国を好きになれるかどうか、すごく微妙でした。自分にはラオスを好きになる自信がまったくありませんでした。ことによってはバックパッカー絶賛のバンビエンやルアンパバーンは行かずに、ラオスが好きなのか、嫌いなのか、不確定要素を残しておくことで、ラオスについての評価を下さないままにしておいたほうがよいのではないかという考えもありました。

 だって、もし、自分がラオスを好きになれなかったら、みんなが『ラオスいいよねー』って言う話題に入っていけなくなってしまいますから。

 

 まあ、そんな理由よりも、地理的、ルート的な要素や、時間的な要素もあって、ラオスに行けなくなりそうだったのですが、今回、今年もチェンマイのソンクランに参加することを決意し、それまでの時間的余裕やビザの関係も考えると、十分ラオスに行けるし、むしろその方がビザ的には都合がいいということもあって、ラオスを走る決意をしました。

 ただ、やっぱり前述のラオスを好きになれるのかどうか、一抹の不安を抱えて、今日、国境を越えて、ラオスに入国してきたしだいであります。

 バックパッカー絶賛のラオスにあって、いまいち人気のないはずのビエンチャンですが、なぜかいつもゲストハウスは満室。宿を探すのに苦労するという印象がぬぐいきれないここビエンチャンで、やっぱり今日も苦戦を強いられてしまいました。

 そして、この満室続出のビエンチャンにあって、最安のドミトリーを持つサバイディーゲストハウスはいつもガラガラなんです。

 なぜ、このサバイディーゲストハウスががらがらなのかというと、宿の天敵、これがいたらゲストが一目散に逃げ出してしまうという、南京虫を野放しにベッドに飼いならしているからなのです。

 ・・・と、言ううわさが横行していて、私もこのサバイディーだけには泊まるまいと思っていたのですが、なかなかほかの安い宿は全部フルで、どうするか迷ったのですが、ノンカイで出会った日本人が、4日ほど前にビエンチャンから到着して、サバイディーに5泊ほどしたけど、一度も南京にはやられなかったという証言1と、その間、南京にやられたという人も聞いてないよという証言2によって、ちょっとのぞいてみようかという気持ちになったのです。

 ドミに入って、早速マットを点検すると、ありました、ありました。南京虫の糞。それこそ南京虫の糞だらけ。バンコクのさくらを思い出しました。これはやばいだろうと思ったのですが、結構探しても南京虫は見当たりません。そして、糞もかなり乾燥して、かぴかぴになっているものばかり。

 これは、もしや、駆除をしたのでは??

 という希望的観測のもと、とりあえず、今日1泊だけしてみようかとチェックインしてしまいました。

 ここ最近めっきりノンカイでDVD三昧の生活のため、夜型人間になっていたところを今日は朝から起きたので、チェックインと同時に眠くなって、しばらくベッドで寝てみたのですが、今のところ軟禁の被害は受けてないようです。

 そこでちょっと安心して、街をぶらついて見ました。まあ、今回で3度目の訪問ということもあって、まったく知らない町でもないので、大して目新しいものもなく、なんとなく歩いていると、昨日のムーガタ(タイ式焼肉食べ放題)の消化が完了したようで、急激にもよおしてきました。

 そこで、宿に大急ぎで帰って、サンダルを脱ぎ(タイやラオスの宿は室内土足禁止だったりすることがあります。)シャワールームに駆け込みました。シャワールームはトイレも一緒になっていて、結構広々しているので、気分がいいのですが、シャワールームに入った途端。

ムニュっと何かいやな感触が裸足の足に伝わってきました。


な、なんだと、大腸から肛門を押し出す圧力を懸命に制圧しつつ足元を観察してみると・・・


ええ!!

ウ、ウンコ!!

それは紛れもなく、ウンコでした。しかもほぼ間違いなく人のもの!!

ええ、何これ!! 
 なんだ、これは夢か、いや、夢であってほしい。

 という希望はかなえられることもなく悲しく惨めな現実は私に屈辱の責め苦をおもいしらせます。

 そう、ウンコの撒き散らされた広いシャワールームの一番奥まで行かないとトイレにたどり着けないのです。

 そして、自分自身のウンコもすでに我慢の限界に。

 ああ、最悪・・・誰だよこんなどうしようもない子とした大バカ野郎はとまだ見ぬ犯人をのろいつつ、とにかくシャワーの水を出して、足を洗って、便器を洗って、トイレの周辺の床に散らばったウンコを流して、私は決死の覚悟と、身を焦がさんばかりの屈辱に耐えて、便器に腰を下ろしました。

 その間、ずっとシャワーで水を出しながら、足を洗いつつ、床のウンコを流しつつ用を足しました。しかも、食べ放題だっただけに自分の量も半端ありませんでした。

 ものすごい快便だったにもかかわらず、なんか気分はすっきりしません。

 ラオスに入って初日、南京と戦う夜になるのだろうかと心配を抱えているさなかに、南京の前に人のウンコを処理をさせられて、テンションはこれ異常ないというくらいどん底に。

って言うか、




   ウンコを撒き散らすな!!!




いったい誰だろう???

 従業員はないだろうと思うと同室の白人たちの誰かだろうか!!

 以前にもナイロビの宿で、シャワー室に巨大なウンコが垂れ流しにされていたことがあって、そのときも見たわけではないけれど、しらふでこんなことはするやつはいないだろうといううわさになって、同じ宿だったインド人たちがいつもマリファナを吸っていたので、私たちの間ではこいつらの誰かがブリブリになって、ブリブリしちゃったんじゃないだろうかということになりました。


ラオスといえばマリファナ。

 そして、想像はマリファナを吸ってブリブリになったバカそうな白人が薄ら笑いを浮かべながらシャワー室でしゃがんでウンコをブリブリしながら歩き回る映像が・・・

 確かにしらふでウンコはしないだろうし、お酒だったら酔っ払ってゲロをすることはよくあるだろうけど、ウンコは聞いたことがありません。

 どうしてもナイロビのときの記憶と結びついて、犯人はマリファナを吸っていたのではないだろうか?
 そして、自分以外の宿泊者は見た限り白人のみ。

そうすると、どうしても想像は…


 っていうか、ラオス、大丈夫だろうか?


 ラオスといえばマリファナ。バックパッカーがバンビエンやルアンパバーンを絶賛するのは絶賛するのはマリファナが吸えて、『のんびりできる』とか、『ゆっくりできる』とか、『何もしないでボーっとしてられる』から、そして、マリファナ入りのシェイクがあって、ピザがあるから。


 旅行者の中には好きな人も多いし、まあ好みは人それぞれだと思うし、私自身、お酒を飲んで酔っ払うのは大好きなので、お酒は飲めないけど、マリファナで気持ちよくなるという人を攻めることはできませんが、ウンコを撒き散らされたら、ちょっとありえません。

 いや、実際マリファナを吸うとそうなるのかどうか私には定かではありませんが、ナイロビではそんなことを言い出す人がいたので、どうしても結びついてしまいます。

 まあ、酒飲みは酔っ払いに寛容で、よく自分の寝ゲロをしたりするので、酔っ払いの寝ゲロは許せるのですが。
 ゲロは許せるのにウンコは許せないのかといわれると、なんだか、自分のことは棚に上げているようで多少の罪悪感もあるのですが…
 いや、やっぱりさすがにウンコを撒き散らすのはやめてほしい。

 普段、大して気にしないマリファナですが、今日はマリファナと撒き散らされたウンコがどうしても結びついて、マリファナとこれからいくバックパッカー絶賛のバンビエンやルアンパバーンが結びついて、不安が広がり、被害妄想が拡大していきます。


 そう、『のんびりでき』て『ゆっくりでき』て『何もしないでボーっとしてられる』町は、要するに何もない退屈な町。

そして私は何もすることがない退屈な町はあまり好きじゃなくて、動物園があって、水族館があって、科学技術館があって、大学があって、地下鉄が走ってて、コンビにか大型ショッピングモールがあるような大都市が大好きです。

 だって、旅行者である私は別に束縛されるような用事は大してないので、大都市だって、『のんびりでき』て『ゆっくりでき』て『何もしないでボーっとしてられる』ので。

 宿でゆっくりすればいいし、カフェで、のんびりコーヒーでも飲みながら、本読めるし、バーで酔いつぶれてもいい。
 大都市なら、どこにでもカフェがあるし、バーがあるし、おいしいものも食べられます。コンビニがあればいつでもお酒が買えます。

 私は退屈なのはあまり好まないので、退屈な町に耐えられるか、不安です。
 何もしないでボーっとする一日があってもいいけど、3日にいっぺんくらいは動物園でサルと戯れたり、水族館でナポレオンフィッシュとにらめっこしたり、巨大ショッピングモールで迷子になってみたり、ないとマーケットに繰り出して夜店で冷やかしの客になったり、日本人とつるんでのみに行ったり、トランプしたり、ダハブゲームがしたいわけです。

 そう、大都市じゃなくてもかまってくれる日本人がいればいいんです。

でも、マリファナは吸うとみんなボーっとして会話もままならなくなるので、かまってもらえなくなると私は寂しくて死んでしまうのです。そしてふてねします。

 一緒に飲んでバカな話をしてくれる人がいるだけでもいいんですが。
 
 退屈な、何もしないでボーっとする一日に耐えられるかどうかを考えるとラオスを好きになる自信がなくなってきます。

 そうやって、落ち込んで、シャワールームにウンコの撒き散らされた宿に帰るのがいやでしょうがなくて、町を歩いていると、『トゥクトゥク、葉っぱ』と角ごとに声かけられて、ラオス初日にして、むっちゃウザイ、ほうっておいてくれよ。と腐ってしまいます。

 そうすると、とんでもなく放っておかれた、他人にまったく関心のない中国人がすごく恋しくなって、30日のラオスのビザ取っちゃったけど、もうノンストップで、中国まで駆け上がってしまおうかと思うようになってきます。

 そんな風に物思いにふけっているとそのうちやっぱり中国は楽しかったと、そんな思いに心を占領されて、何で中国が面白かったのか。なんてことを考えるようになってきます。

 で、事細かにその辺のことについて、考えたので、そのことを書こうかなと思ったのですが、なにぶんそろそろネット屋さんが閉まる時間なので、わかったことのキーワードだけ。

 中国では旅行していたけど、東南アジアに入って、旅行をさせられている。ということに思い当たりました。

 同じ感情は中国を出てすぐ、ベトナムのサパでも感じたのですが。

 残念、時間がないので、このことについては次回、気が向いたら。

 っていうか、本気で。
  


   ウンコを撒き散らすな!!!





                    宿に帰りたくない。
                    ラオス、好きになれるかな?
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by fuji_akiyuki | 2009-02-09 00:17 | ラオス
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