カテゴリ:西サハラ( 5 )

ダクラより@ダクラ(西サハラ)

今ダクラにいます。5月2日は出発できなかったので(いろいろあって)5月3日にLaayouneを出ました。なんかものすごい追い風に乗って190km、170km、170kmとたったの3日でついてしまいました。ラユーンを出てからは20kmほど砂丘もあったのですが、その後はずうっと荒野といった感じでした。さすがに1日の距離が長く今日は少し疲れが出ているようです。ここダクラは本線から外れること40kmになるのですが、地図で見るとわかるのですが、ここまでくるのは追い風で楽なのですが、これからここを出るのが向かい風になるのでかなりつらそうです。ありえないくらい風は強いです。砂が足に当たって痛いし、横から吹き付けられると倒れそうになります。台風かって思うくらいの風が毎日吹いています。追い風でよかったです。ここを出る40kmだけは我慢します。ところでここダクラからヌアディブーまでは自走できるようです。気温はまったく暑くはなく日に当たりながらでも風を受けて休んでいると寒く感じるくらいです。ここまで130kmほど何もないところはありましたがカフェやGSはところどころにあるようで一日一回の補給はできました。ここからさきもいくらかGSがあるようなのでまったく何もないところを一日中通ることはなさそうです。まあ、一泊する準備はしていくつもりですが、風のせいでテントを立てることはかなり難しいと思います。昨日はGSの囲いの中にテントを立てさせてもらいました。

コンボイはやはりなくなったようです。とりあえず自走するつもりです。走っていると時速30kmが普通に出るのでちょっと怖いです。

ダクラの町はこれから歩いてみます。
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by fuji_akiyuki | 2004-05-05 00:00 | 西サハラ

ラユーンにて@ラユーン(西サハラ)

ここは夜になると面白い街です。なかでもとりわけ面白いのがカード賭博。3枚のうち1枚が絵札であとの2枚は別のカード。ディーラーはその3枚を動かして客は絵札を当てれば良い。単純明快なゲームでラバトやマラケシュにもあったけど、ラバトやマラケシュは明らかにインチキで誰にでも絵札の位置がわかります。客もサクラでわざと間違えて何度かお金の取引をして誰かに何とか賭けさせようとします。そのうち取り巻きの一人が絵札の端を折って誰が見ても絵札がわかるようにします。明らかに詐欺なのですが、ここラユーンのカード賭博は真剣勝負で、ディーラーの手さばきが素早く上手でトランプマンを思い出します。客も本気で当てに行ってるのでとても面白いです。観光客目当てでない街の素顔が見えるようでこの街が好きになりました。

今日ラジオに出演させていただいたのですが、聴いていただけたでしょうか?はじめに外がうるさくなった様なことを言ったのですが、実は外でデモが行われていました。イラクの国旗とモロッコの国旗が掲げられて、アメリカどうのとかフセインどうのと言っているようでした。ここではフセインとかビンラディンは英雄のようです。イスラムの世界にいることを実感させられました。
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by fuji_akiyuki | 2004-05-01 00:00 | 西サハラ

今ラユーンにいます@ラユーン(西サハラ)

やっと日本語の環境をインストールできました。
今、西サハラという地域の北端に位置するラユーンという町にいます。

ここの一つ手前の町タルファヤは半分砂で埋まってるような町で、そこまで走っているときは砂丘のど真ん中を走るときもあって結構恐かったりもしました。もちろん砂の上は走れないので道はあるのですが。砂丘には風紋がついていてそれが規則正しく並んでいるのでとてもきれいです。さらによく見るとそこに小さな足跡が無数についています。足跡というか何かが這いつくばったような跡がついていてその正体が知りたくてしばらく砂丘を歩いていると小さい動く白い物体を見つけました。ワラジ虫のようです。丸まることはできないのできっとワラジ虫だと思うのですがいろは白というかちょっと半透明でいくらか班点があります。そいつがちょろちょろと動き回ると砂丘の上に小さな足跡ができるようです。

暑いのかなと思ったのですが、実際走ってみると気温がそれほどでもないので日差しが強くても、風があたると涼しいのでいまだに暑さには悩まされていません。

問題はこれから町がほとんどなくなることです。今のところなんだかんだといって30kmほど走るとカフェがあったりして何とかなってたのですが、フェズで会ったダクラまで行ったという人に聞いたらどうもここラユーンからはほとんど何もなくなるらしいので、どこで休憩するかが問題です。走っていると涼しいけど止まると暑い、だから走り続ければいい。とはなかなかならないもので、やはり休憩はしないと足がペダルを踏めなくなってしまいます。

暑さより風が今は問題です。風はかなり強く、午前より午後の方が強く吹きます。典型的な海風で陸が暖まるとそこに上昇気流ができて海から冷たい空気が流れ込んでくるというわけです。これが海沿いを走る私には大体横風になるのですが、道の向きや風向きの微妙な関係で追い風になったり向かい風になったりします。向かい風だと地獄のようですが、追い風だと天国です。まるで一人で流水算(川を上ったり下ったりするときの船の速さを考える問題)をやっているようです。

今後はまずダクラを目指してさらに南下します。ここからは何とか1日で行ける距離に一つくらい町があるといった感じです。

ダクラからヌアディブーというモーリタニアの町まではコンボイでしか行けないと聞いていたのでコンボイに乗る予定だったのですがこれが2002年に終了したということをある町の宿で聞きました。さらにその区間は自転車で走れるともいわれたので砂漠の真ん中をさらに400kmほど長く走らなければならないかもしれません。さらにそこは300kmほど町の無い区間があるのでちょっと心配です。

今日は一日ラユーンを観光したのですが、砂漠の中にあることを忘れてしまうほどの大きな町です。まあ、大きいといってもたかが知れてはいるのですが、それでも予想以上に大きかったので驚いています。昼間はどこも店が開いてなくてがらんとしているのですが、7時くらいになるとどこにいたのか人がぞろぞろと出てきて店が開店していきなり賑やかになります。そういう傾向はどこの街にもあったのですが、ここは特に昼は人が少なく、店はほとんど休業といったかんじです。南にくればそういう傾向が強くなるのでしょうか?

さらにUNと大きく書かれた車両をよく見ます。国連の車だと思うのですが、そういうのを見るとやはりここが安全が保証された土地ではないと感じます。きっといろんなお仕事があるのでしょう。早く安全が取り戻せるようにがんばってくださいという気持ちです。でも警察に検問を受けると頭に来るのですが。

アガディールで思ったのですが、月の向きが変です。三日月がものすごい角度にみえたのです。モーリタニアの国旗に描かれている三日月は横倒しになっていてとても違和感を覚えたのですが、このあたりは日本に比べると緯度も低いので三日月が沈むときにかなり横倒しになるのです。考えてみると当然なのですが実際に見るとちょっと不思議な気分になります。

最近こちらのキーボードの位置を指が覚えてしまい、ちょっと日本語が打ちずらくなってます。
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by fuji_akiyuki | 2004-04-29 00:00 | 西サハラ

ラユーンより@ラユーン(西サハラ)

ここラユーンは大きな街で自分がサハラ砂漠のど真ん中にいることを忘れてしまいそうです。砂漠と言っても砂丘ばかりではないようです。サハラもほとんどが岩砂漠だと聞いたことがあるのですが、できればきれいな砂丘を見たいものです。昨日はかなりそういった砂丘のど真ん中を走ったのですが、今日は砂丘はありませんでした。それどころか、なんとか水をひいて牧草地を作っているところもあって、ちょっと意外でした。これもラユーンという大きな街の影響でしょうか?いいかげん暑いのかと思ったのですが、まだ気温は25℃くらいまでしか上がりません。

これから心配なのは風です。今日も風が強くて、かなりあおられてしまいました。今日は横風だったのでまだよかったのですが、これが向かい風になると恐ろしいことになりそうです。日差しが強いと風も強くなり、朝より午後のほうが強く、風向きも海から陸に吹く典型的な海風なので、基本的には右からの横風になります。たまに竜巻ができるのでそれが怖いです。今のところ大きなものは見ていませんが、そのうちでかいのに当たったら嫌だなと思います。

今のところ元気です。これからは街の数は一気に減り、昼間に日差しから逃げる手段すら失うことが気がかりですが、まあ何とかなるでしょうと気楽に構えています。気温が高くないので救われています。
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by fuji_akiyuki | 2004-04-28 00:00 | 西サハラ

今ラユーンにいます@ラユーン(西サハラ)

今日ラユーンに到着しました。ここは砂漠のど真ん中なのですが、それを忘れてしまうほどとても大きな街です。ラジオに生出演するため、この街には3~4日滞在するつもりです。5月1日にNHK第一ラジオで午後5時からの地球ラジオ「旅でござんす」です。是非お聴き下さい。
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by fuji_akiyuki | 2004-04-28 00:00 | 西サハラ