カテゴリ:ガーナ( 6 )

明日アクラへと出発します@アクラ(ガーナ)

アクラからバスに乗って西の方に行ってきました。
自転車はアクラの宿に置いておきました。1泊2日の予定が3泊4日になってしまいました。 ンズレゾという湖の上に作られた村 を見て、 カクムナショナルパーク というつり橋から熱帯雨林が見渡せる国立公園に行ってきました。
ンズレゾといういう村は湖に杭を打ち込んで家を建てて、同じように道も作り、全く水の上で生活をしています。しかし、これは結構世界中で見られる光景であまり珍しくもなく、規模も小さめでその村自体はたいしたことはありませんでした。しかし、湖の色が真っ黒でそれが不思議でした。鉄が含まれているのではないかと思うのですが…。湖の色が興味深いところでした。また、湖はジャングルの中まで入り込んでいて、ヤシの木が水から直接成長しているのも少し驚きでした。
そのジャングルの中でfalana nutsとかいう木の実(野菜の一種らしいのですが)を使ってお酒を造っているちょっとした工場があり、発行させたfalana nutsをドラム缶で煮て蒸留してアルコール度を高めるのですが、シンプルでわかりやすい仕組みで、余計な工程のないシステムがこれまた興味を惹かれました。

カクムナショナルパークはアクラの西160kmくらいにある町ケープコースとから北に約30kmほどいった所にあります。ここは一人がやっと通れるくらいの細いつり橋がメインで、そのつり橋から熱帯雨林を見ることができます。つり橋自体は子供だましなのですが、確かに上から熱帯雨林を眺めるのはとてもいい気持ちです。また、レセプションにある展示物は熱帯雨林の生態系や、その高さによって動物が棲み分けられていることなどがわかりやすく展示されていて、この西アフリカで見たどの博物館よりも面白かったです。
シエラレオネでも見たのですが、巨大なアリの行列を見ることができました。太さは 5cmくらいはあると思うのですが、真っ黒な帯が遊歩道を横切っているのです。これはよく見るとアリの行列だとすぐにわかるのですが、もっとよく見ると行列が二重になっていることに気づきます。よく見るとあまり動いてないように見えるのです。なぜかというと、流れている行列の周りに行列を守るようにアリたちが並んでいて、屋根までアリたちが形成しているのです。アリでできたアーケードの中をアリの行列ができていると思えば大体想像できるでしょうか?
さらにこのアリがとても攻撃的で、一度行列に危害を加えようものなら一斉に上がってきて攻撃を仕掛けてきます。レセプションにある掲示ではこのありはネズミをも殺すほどだといいます。一番大きな顎を持つ兵隊アリは噛み付くと自分の体がちぎられても噛み付いた顎を離さないほどです。顎だけが残って脚に噛み付いている姿は少しグロテスクでもあるのですが、その兵隊アリとしての本能というか使命というのか、ちょっと生命の神秘に触れたような気がしました。

ただ、このカクムナショナルパークはガーナ人が25,000c(1$=9000c)で、外国人は 90,000cとちょっと外国人から取りすぎのような気がしてとても腹立たしいのです。
ガーナは外国からとてつもなく援助を受けているはずなのに、外国からお金を取ろうとしているようで気に入りません。そういう態度は西アフリカではどこにでも見られるのですが、そんな気持ちが白人を呼ぶ呼び方に表れているように思うのです。ここガーナでは白人のことをoburoniと呼びます。マリ、セネガル、ブルキナファソでは Chubapu、シエラレオネではaboto emadiと呼ばれます。たぶん最初は奴隷船の時代に白人を影で読んだ呼び方だと思うのですが、我々日本人も黒人以外は全てこうやって呼ばれます。今ではどうもこの言葉の裏にはよそ者という軽い軽蔑と、何かを恵んでくれる対象という見方があるようで好きになれません。こう呼ばれる時は全て無視しているのですが、またこの話は別の機会に書きます。

クマシにいる頃に悩まされていた足の傷は今ではかなり良くなり、今は小さなかさぶたが残っているだけになりました。明日、アコソンボという所に 大きなダム があるので、それを見に行こうと思っています。トーゴは11月18日に入るように走るつもりです。アコソンボのダムは世界一大きなダムだと聞いていましたが、なんとなくそれは嘘じゃないかと思っています。パラグアイのイタイプダムも発電量が世界一と聞いたし、今中国で作っているダムが世界一になるとか聞いたこともあるし…。ダムの世界一ってどこで決めるんでしょうね?とにかくでかいことは確かなようです。

今後はトーゴ、ベナンと走って、ナイジェリアを通り抜けて、カメルーンまではだいたい決まっているのですが、その後は少し情勢が不安な国が相次ぐのでどうなるか情報を集めながら走る予定です。 コンゴが一番の問題です。
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by fuji_akiyuki | 2004-11-14 00:00 | ガーナ

いまアクラにいます。@アクラ(ガーナ)

今、ガーナの首都、アクラにいます。
協力隊の方にバリカンで髪を切られました。バリカンで坊主にされました。生まれて初めての坊主で、ちょっと自分でも違和感を感じます。さらにTシャツが引っかかって着ずらいです。

クマシからはまず南下して、海まで出て、ケープコーストと言う町から海沿いを走ってきたのですが、そこはパイナップルの産地らしく、丸ごと一個買って30円とか、 25円という安さです。ところが、丸ごと一個買ってもそれをどうやって食べたらいいのか分かりません。たぶん日本には、というか少なくともうちにはパイナップルを一個丸ごとかって食べるという習慣はありませんでした。そこでここで食べたいというとパイナップルの売り子はすぐにナイフを出して、皮を剥きだしました。皮が剥かれるたびに黄色くみずみずしい果肉が見えてきます。そこで、全部皮を剥きおわった時点で「そこまででいいよ」と売り子を止めて、丸ごとトウモロコシのようにかぶりついて食べることにしました。売り子はもっときって食べ易くしてくれるらしいのですが、この食べ方の方が豪快で贅沢な感じがして、好きだったので、ケープコーストからアクラの間はいつも休憩のたびにパイナップルをかぶりついていました。

足の方はアクラに住んでいる日本人のつてでクマシで病院に行ったおかげかだんだん治ってきているようです。アクラは宿も安く過ごし易いのでもう少しゆっくりしようかと思っています。ガーナは英語が通じるのが嬉しいのですが、ガーナ人の英語はさっぱり分かりません。ask(アスク)はなぜか「アクス」と発音します。こんな感じなので相手の言っている事を理解するのが大変です。

アクラの人は話が長いです。同じドミに泊まっている自称ジャーナリストのおじさんは話し出すと2時間くらい寝かせてくれないし、とにかく日本人と見ると話をしたい人が多いようです。全部相手をするといくら時間があっても足りないので無視する事が多いのですが、捕まると大変な事になります。中には周辺の国から来ている人もいて、フランス語を話す人もいます。そういう人に間違ってフランス語で返事をしようものなら立て続けにフランス語で話しはじめるので結構うっとうしかったりします。

話をするのがいやなのではないのですが、長いというのと、もっと気になるのは話をしているとすぐに日本に行きたい、とか、保証人になってくれ、といいだされて困るのでそれがうっとうしいのです。もっと直接的に何かくれという人も多いのでどうも最近はなるべく人を避けるようになってきているように思います。その辺はやはりそのさじ加減は難しいのではないかと思います。
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by fuji_akiyuki | 2004-11-01 00:00 | ガーナ

明日ケープコースへと出発します@クマシ(ガーナ)

昨日、病院へ行って薬も買いました。日本円にして約2500円もする高い薬なのですが、大して効いている気はしません。クマシにいても退屈なだけだし、大体こんな直径5mmの屑くらいで何日も一つの町に縛られていること自体ばかばかしいので、明日から走ろうと思います。怪我とか病気で行きたい所に行けないのは我慢できません。何だかマリでもマラリアになったり、ブルキナでも倒れたり病気ばかりだけど、病気するためにここに来たのではないのでそれなりに行きたい所は回るつもりです。ここから38kmほど行った所にクレーターに溜まった湖があるようです。そこを見て、ケープコーストという町を経由してアクラに行こうと思います。多分4日の旅になるでしょう。

昨夜、雨が降りました。ここクマシは熱帯雨林気候に属すると思うのですが、雲が多く北に比べてやや涼しいです。気温は30℃を少し超える位まで落ちてきました。北では35℃前後だったのでかなり楽になりました。

ここでまた少し温度計について。実は前に西サハラを越える時、温度がどのくらいになるのかわからなくてかなり負担だったので、3月に同じ西サハラを越えた人の旅行記を参考に読んだことがあります。その人の記録によると、モロッコのマラケシュで40℃を超えていたと書かれていました。私はもう一つ温度の参考になるものとしてミシュランの地図を持っていました。ミシュランの地図には、地図の中から60~70位の都市を選び出して、月ごとの最高気温と最低気温の平均が書かれた表が付いています。それによると3月のマラケシュの最高気温の平均は24℃、自分の行く4月では26℃ となっていました。どちらを信用すべきか??? 果たしてマラケシュは40℃を越えるのか??

実際行ってみると、マラケシュの地図がほぼ正しいことがわかりました。 4月のマラケシュは暑いどころか寒いくらいでした。しかし40℃とはどうして出てくるのだろう???

これは温度計の使い方によるものなのです。気温を正しく計るためには、高さ1.2~1.5mで、直射日光の当たらない熱のこもらない風通しの良い場所で、芝生など照り返しのない所で計るのが正しい気温の計り方で、百葉箱なんかがよく使われます。それが間違えて直射日光の当たる場所に温度計を出しておくと、簡単に温度は上がってしまいます。たぶんこれが原因で、その人の旅行記もでたらめな温度が書かれていたのでしょう。昨日暇だったので3枚あるミシュランを眺めていたのですが、最高気温の平均が 50℃を越える所は存在しません。サウジアラビアの首都リヤドでも42℃の月が最高です。ちなみに3枚で一番高かったのはマリのカエスという町で46度。月の最高気温の平均だから参考にしかならないけど、この表を信用すると世界で50℃を越す地域などあるのだろうか?と思ってしまう。サウジアラビアではよく50℃を超えると言われますが、実はそれも温度計の計り方の間違いではないかと思うのこの頃です。

何が言いたいかというと、温度は自転車で走るにあたって結構重要な情報であるにも関わらず、旅行記や滞在記などでは間違った計り方をしてものすごい温度が書かれていることがあって、いちいちそれにビクついていた自分が情けなかったということで、もうそういう50℃とかは信用しません。

ちなみにしっかり計れば40℃はふらふらして視界全体がもやがかかったようになるような温度です。もし40℃でへっちゃらだったとかいう記述があったらそれは温度計の使い方が間違っていることを疑うと良いでしょう。
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by fuji_akiyuki | 2004-10-24 00:00 | ガーナ

今クマシにいます@クマシ(ガーナ)

クマシに着きました。
タマレに着く少し前から左足に虫に咬まれたような後が腫れだして気になっていたのですが、とうとうそれが膿みだしました。なんでこう奇病というかわけのわからない症状にいつも悩まされているのでしょうか?

タマレを出てから腫れは大きくなり、痛みも激しくなったので、一昨日大きな町を通った時に病院に行ったのですが、いつも通りわけのわからない診察で、出された薬を飲んだら全身痒くなるし、左足は今右足の1.5倍ほどに膨れ上がっています。ラーメンじゃないんだから1.5倍になってもうれしくありません。傷口(虫に咬まれたような痕)からはいまだにこれでもかというほどの膿は出てくるし、なぜか痛みがなくなったのもちょっと怖いです。病院では抗生物質を出してくれたはずなのに、全く効果がないようです。さらに病院では意味不明の血液検査をされました。赤血球の量と白血球の量とマラリアの検査だとか言ってたけど、結果は教えてもらえませんでした。もう病院は信じません。

昨日は1日安静にしておいた方が良いのではないかと思って、クマシから90kmほど手前の町で2泊したのですが、傷は悪化の一歩をたどっているようにしか思えません。痛みはなぜかないのですが。

さらに悪いことに、油断していたらペットボトルに藻が生えてきました。なんか水が緑色してるなと思っていたのですが、今日は下の方に溜まっている藻の塊を発見、大ショックです。でもこれはクロレラのようなものだと思って、飲んでも良いのかとちょっと思っています。なるべく洗うようにするつもりです。

ガーナは車の運転が最悪です。正直こいつらに運転する資格はないと思います。事故車も急に目立つようになりました。当然と言えば当然なのですが…。この話はまたいつかどこかで。
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by fuji_akiyuki | 2004-10-22 00:00 | ガーナ

ガーナのタマレにいます@タマレ(ガーナ)

僕は今ガーナ北部のタマレにいます。
雨季は大体終わり、今は暑くなってきました。毎日30℃を超えると思うので、早めに南部へ行きたいと思います。ガーナ南部は北部よりは涼しいはずです。ガーナは道路は良く、走りやすいのですが、暑さのせいで長距離走ることができません。

今はJICAのボランティアの方の家に泊めさせてもらっています。ここでは北大卒のJICAのボランティアの方にも会いました。彼らは物理学や数学を教えていて、僕も先生だったので会話が弾みます。

これから南下してKumashiに向かいます。
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by fuji_akiyuki | 2004-10-16 00:00 | ガーナ

バマコの写真@クマシ(ガーナ)

バマコで会った日本人が送ってくれた写真です。
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by fuji_akiyuki | 2004-09-11 00:00 | ガーナ