カテゴリ:ジンバブエ( 2 )

2万キロ達成@ハラレ(ジンバブエ)

そういえば書くの忘れていました。
ここ、ハラレについた日に私のサイクルメーターは2万キロを越えました。ちょっと
うれしいです。
ところで、今ジンバブエでは、前にも書いたとおり、大変なことになっています。
どうも政府にお金がなくて支払いができないために石油が買えない、金属が買えない
など、その他もろもろの理由で結構物不足に陥っているようです。
 パン1斤を買うために長蛇の列ができていたり、銀行のATMにも異常なほどの列が
できています。銀行に行く人が何をしているのかはよくわかりませんが、ここの通貨
ジンバブエドルが急激に暴落しているので、外貨に取替えに言っているのでは?と
思っています。
 
 政府や警察を取り締まることはできないので、権力を持った人は好き放題やってい
るが野放し状態になっているという印象を受けます。外貨欲しさのために絶対にあり
えないレートで銀行の両替レートが設定されて、健全なレートで変えるためには闇両
替を利用するしかありません。しかし、それでは政府は外貨を吸収できないので闇両
替は厳しく規制されています。さらに外国人を泊めるときは米ドルで支払わせるよう
にホテルに圧力をかけているようです。それで、旅行者は減り、宿は次々と閉鎖に追
い込まれているようです。ジンバブエドルの支払いを許している宿は警察から摘発を
受けて営業停止になるケースもあるようです。
 
 私もここハラレに着く前に泊まった町では外国人は泊められないと断られたり、何
とか泊めてくれたホテルの人もそのお金はどこで買えたのか?また証拠はあるのかと
聞かれたことがあります。

 さらに露天商を違法として2ヶ月ほど前に一斉撤去をしたようで町にまったく活気
がありません。これはジンバブエの今まで見た町はすべてそうでした。はっきり言っ
てまったく面白みを感じません。

 どう考えても政府のやっていることのほうがおかしく、闇のほうが健全な市場で
あっても誰も政府を正すことはできないし、政府はやりたい放題でまったく話になり
ません。どうもこういうのを見ていると人間のやっていることにはどうしても興味を
持てず、私は経済や政治、歴史に関心がないのですが、そんな私が、国境を越えた
り、両替で頭を抱えなければならない状況に陥ることが旅をしていて一番の苦痛で
す。

 世界中どこの国でもきっと殺人はやってはいけないことだとされていると思うので
すが、どこぞの国では大統領の決断で戦争を起こして、大量に相手国の国民を虐殺
し、自国の兵士の中からも死者をだしておきながら罰せられることがなかったどころ
か、次の大統領選で再選してしまうという事態まで起きているのはあまりにも嘆かわ
しいことだと思うのですが、、、しかし、国のトップは何をやっても許される、どん
な理不尽な法律、規則でもそれを課せられると無条件で従うように強制されたりする
のが一番腹が立ちます。

 どちらかといえば理系の私としては、ここ、東アフリカには特にアフリカ大地溝帯
に興味を持って走っています。そろそろそのアフリカ大地溝帯が始まります。人類を
作り出した大地溝帯を足で感じてみたいと思っているので、国の勝手な政策やら警察
の理不尽な言いがかりでいやな思いをするのは我慢なりません。ビザを取ったり、国
境を越えたりするたびに賄賂を要求されたり、それに対処したり、私は全く政治には
興味がないのでそれについてエネルギーを裂かれること自体いやなのです。ただ私は
自転車で走りたいだけなのに、邪魔をされているようで、国とか、警察はもっと健全
にはならないものなのかと毎日のように思うような国はもういやなので、ジンバブエ
は早めに出ます。

 今回ちょっと辛辣に批判的になってみました。

 24日日本時間18:00過ぎより、NHK第1ラジオ 地球ラジオの「たびでござ
んす」コーナーに電話で出演することになりそうです。お暇な方はぜひお聞きくださ
い。
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by fuji_akiyuki | 2005-07-23 18:49 | ジンバブエ

何ここなんか変?@ハラレ(ジンバブエ)

モザンビークを抜けてジンバブエに入ってきました。
モザンビークでは一度船を使って渡らなければならないところがあったのですが、そこで、人は10000MTと決まっているのですが、自転車は船頭の言い値でいきなり50000MTと言われて頭にきました。人の5倍の値段をとるなんて、といっても2$相当なんですけど。

しかし、これはアフリカに戻ってきたなと思いました。ちょっと楽しくなって、
「そんな値段は嫌だ払うものか!!もしいつまでもそんなこと言ってるなら警察に行くぞ!!」
と言って脅してみたのですが、相手も意地になって警察まで来て結局20000までまけさせました。それにしても警察で言い争ってないで仕事をすれば儲かるのに…と思ってしまいました。

その同じ日にとある町のとあるカフェで休憩をとって出てみるとこれまたとんちんかんな3人組がいて、腕に腕章をつけてたいそうに警棒まで持って、
「自転車のライセンスを見せろ」
と言ってきました。
「どこの国に自転車に免許が必要な国があるんだこのすっとこどっこいめ!!」
と思ったのですが、この通りにポルトガル語で言うことができなかったのがもどかしいです。
「おまえは誰だ??」
と聞いたら警察だというので、
「IDは??」
「ない」
「チャオ!!」
気持ちよく無視してあげました。ああアフリカだ。
しかしその後このようなことはあまりなく、結構正直な人が多くて結構楽しめました。
モザンビークにはスーラと呼ばれる飲み物があります。これはココナッツから作られる飲み物で、気に入ったのでよく飲みながら走ったのですが、これを飲むとどうも気持ちがよくなるのでお酒のようでした。

そして結構急いでモザンビークを抜けてジンバブエに入ったのですが…何か変だ????

よくアフリカで見かける露店はほとんどなく…ガソリンは手に入らないらしく、パン1斤を買うためにどの町でも長蛇の列ができて、宿に泊まるとその金はどこで両替したのかと聞かれるし…。

この国では何かが起きている!?

変だと思って今日大使館に行ってみると、どうも政府に外貨がないらしく、どうにか外貨を取りたいらしいのです。だから政府の公定レートはとても悪く、そんなレートで替えると米1kgが4$、プリングルスは6.5$、500mlペットのコカコーラが2$ほぼ全てが日本より高くなってしまいます。そこでブラックマーケットというものが出てくるのですが、これでもまだ割高感はぬぐえません。その上これを警察は躍起になって取り締まっていて、両替もしにくくなっています。さらにホテルは警察の手入れが入って外国人からは米ドル払いでお金を取るようにお達しがあったらしく、宿がなかなか泊めてくれません。それに米ドル払いだと1泊30$位になってしまうのです。一部を政府に渡すようにしているようです。

さらに政府は露天商を取り締まり、違法だということで全て撤去してしまったようです。撤去の対象は違法建物ということなので、店だけでなく家を失った人もいるようで貧しい人々はかなり苦しんでいるようです。暴動が起きないのが不思議だと大使館の人も言っていました。

こんな国にいるのはまっぴらごめんなので、私はザンビアに抜けるつもりです。

ところで来る7月24日久しぶりにラジオで電話出演ができそうです。NHK第一ラジオ日本時間7月24日18:00の地球ラジオの旅でござんすのコーナーです。もしよろしければお聞き下さい。
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by fuji_akiyuki | 2005-07-21 20:21 | ジンバブエ