カテゴリ:ブルンジ( 4 )

バットマン@ブジュンブラ(ブルンジ)

ここブジュンブラには小さい割りにちょっとご機嫌な映画館があります。一昨日と昨日行ってきました。2本立てでたったの100円くらいなのでとても嬉しいです。一昨日は午後2時から4時まで1本(タイトルはわかりませんでした)見て、2本目は007 「World is not enough」だったのですが、これを見ると暗くなってしまうからと思って帰ってしまったのですが、午後6時は日は落ちているけどまだまだ明るい時間だったので悔しい思いをしました。

そこで昨日リベンジということで行ってみると、一昨日とは違う映画を上映していました。

1本目は「バットマン ビギンズ」フランス語なのでバットマンが出てくるまで何の映画を見てるかわかりませんでした。それに誰が悪者で誰がバットマンの味方なのかもよくわかりませんでしたが、結局楽しめました。

昨日から上映開始で、昨日は日曜日だったので映画館は満員でした。そして問題は2本目でした。

今日は2本目も見るぞと思っていたのですが…
最初に画面に出てきたキャストの名前は…
  ジェット・リー
やばい、帰ろうかな!?
アフリカではカンフー映画がものすごく人気があります。そして私はいつもジャッキー・チェンかブルース・リーかジェット・リーにさせられてしまうのです。

ただでさえあの調子なのにここであろうことかジェット・リーのカンフー映画なんてこの人たちと見たらどんなことになるかわかったものではない。三十六計逃ぐるに如かず。ここは早々と立ち去るのが最善策か?

と思っていると次に出てきた名前は…
リュック・ベッソン

リュック・ベッソンってあのTaxiとかパルプフィクションの?それならただのカンフー映画ではなさそうだな。それに見ていかないともったいないし、と思って頑張って見ていくことにしました。

映画は「UNLEASHED」だったかな。知らない単語でしたが、話は単純で流暢なフランス語で見せられても内容はつかめたのですが、まあつまりセリフが全くわからなくてもOKな映画ということです。私のフランス語の理解力なんてそんなものです。
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しかし、さすがアフリカ人ジェットリーがアクションを始めると喜ぶ喜ぶ。騒ぐははしゃぐははもう大変。話の内容からしてジェットリー扮するダニーという青年が戦うべきではないところもあるのですが、ここで我を忘れて戦ってしまうダニーにも観客一同大はしゃぎ。やっぱり帰り道で飛び蹴りでも喰らわせてくる輩がいるんじゃないかと心配になりました。

終わってみるとそれも杞憂に終わってくれたので良かったですが。

今日は朝ルワンダ大使館に行ってきました。ビザはできていませんでした。一応今日の5時に来いと言われましたがかなり怪しいです。明日出発できるかどうか疑問です。

出発できなかったらまた映画でも見に行こうと思っています。
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by fuji_akiyuki | 2005-12-19 18:38 | ブルンジ

グッピー並みの公衆道徳@ブジュンブラ(ブルンジ)

朝5時…ドンドンドン!!!
またかよと思ったら今日来たのは警察でした。

なぜかアフリカで宿をとると3日に1回は夜中にドアを叩かれて起こされたり、ひどいときはいきなり開けようとしてきます。

トイレのドアは必ずノックなしに開けようとしてくるし、現地人はロックせずにトイレに入るからいつもどうしてるんだろうと不思議に思います。毎回開けてからごめんっていうのでしょうか?

たいがい無視していればいいのですが、今日は違ったのです。

朝5時はまだ暗いのでドアを叩かれた時はまだ何時かわかりませんでしたが、いつまでもしつこく叩くので、

「うるさい!!静かにしろ」

と英語で叫んでも全く通じないようでいつまでもドアを叩き続けます。

話も通じないし、こんな夜中だか朝早くにドアをしつこく叩くバカな非常識な奴など一生無視だと思って全く相手にしないでいると、ついに
「警察だ」
と名乗ってきました。それを聞いてもっと頭にきて何だこの国では警察ですらグッピー並みの公衆道徳しか持ち合わせていないのか!?

何でグッピーなのかわかりませんが、この間読んだ洋物の小説にそう書いてありました。「検死官」という本で読んだのは日本語訳のものですが、英語ではそういうのでしょうか?それともその小説だけの表現だったのかわかりませんが、ちょっと気に入ったので使ってみました。

とにかく相手が良識あるはずの警察だと知ってさらに頭にきました。絶対このドアを開けるものか!!!だいたい何でイミグレーションの警察が英語も喋れないんだこの愚か者どもが…。

何で宿のスタッフはこんな連中をこんな時間に客室に通すんだ大馬鹿者め!!!!

1時間ほど粘ってやっと引き上げていったようです。

同じことが実はマラウイにいるときもありました。こっちはもっとひどくて来たのは夜中の3時、もちろん私は相手をしなかったのですが、それが頭にきたのかその連中は帰りがけに外から部屋の掛け金をかけていったのです。

とにかくこんな非常識な連中に対応してやるほど私はお人好しではないので、断固無視して彼らが帰ってからトイレに行くと宿の人にイミグレーションに行くように言われましたが、絶対に行きません人を馬鹿にするのもいい加減にしろ!!警察がそんなに偉いと思うなバカ!!!

と、この間スリを捕まえてもらったばかりですが、今日はいきなり警官に対して不信感いっぱいです。

しかし、アフリカでは警察や役人があまりにも威張り散らしていてこれが非常に頭にくるのです。

ブジュンブラも今日で4日目ですが、一つ気づいたことがあります。この国にはたぶん全く信号機が無いということです。今までもとても小さな、これでも一国の首都ですか?と疑いたくなるような都市はありましたが、だいたいどこにも一つくらいは信号機があったように記憶しているのですが。 ここブジュンブラは大きな市場もあり、栄えているのはその周辺くらいですが、それほど小さい町という印象はありません。しかし全く信号機を見かけません。人も車もバイクも自転車も多いのに危ないったらありゃしないです。

このなんか雑然として混沌とした感じがとても西アフリカっぽくていいんだか悪いんだかといった感じです。

しかしこうやってもう1度西アフリカっぽいところに来てみると、ダルエスサラームとかハラレとかはよく整ったきれいな町だったなと今更ながら感心してしまいます。

この国はコカコーラの値段が高く、ビールの値段が安いので、ついついビールばかり飲んでしまうので酔っ払い運転にはくれぐれも気をつけようと思っています。

そこで考えたのがアルコールを飲んだときのインターバル時間の計算方法で、[アルコール度数(%)×量(L)×10分]だけ休めば、アルコールは抜けると自分で決めて安全運転を心がけています。
つまり5%のビールを500mL(0.5L)だけ飲んだときは
5×0.5×10=25
ということでこのときは25分休めば安全運転が可能ということです。とにかくこうして安全運転を心がけながらルワンダに向かいます。
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by fuji_akiyuki | 2005-12-18 16:12 | ブルンジ

プリムス@ブジュンブラ(ブルンジ)

ブジュンブラに着いて3日目です。
初日にスリにあって以来これといった事件もなく、静かに過ごしています。一昨日ここについてすぐお昼過ぎにルワンダ大使館に行ったら既に今日は閉めたので明日来いと言われて、翌日、今日のことですが、やっとビザの申請が出来ました。おかげで土日を挟むことになり、ビザができるのが月曜日、出発は火曜日となりそうです。

タンザニアの日本大使館ではブルンジは内戦が停戦したとはいえ、まだ反政府ゲリラなどがありあまりお勧めできないと言われました。というわけでブルンジに近づきながら入るかどうか結局迷っていました。しかし、ブルンジではアフリカで一番おいしいという噂のあるビール「プリムス」が飲めると聞いていたのでぜひ行ってみたいとも思っていました。

タンザニアからブルンジに近づくにつれて道は山深くなり、驚いたのは坂が多いことではなく、緑が多くなっていったことでした。しかし、ブルンジ入国前日にその森の中に難民キャンプがあるのを見ました。入っていくとコーラが他の町や村の2倍の価格で売っています。そこはまだタンザニアで、15kmどちらに行っても町のあるところでした。そこにバラックの掘っ立て小屋やテントがいくつもあり、UNHCRのシートがかかっていたりします。初めはこの難民キャンプの5km程手前で道路脇の溝、日本で言えばU字溝にあたるようなドブ側から水を集める人々を見たのが初めでした。大きなポリタンクをいくつも持って白く濁った水を少しずつ集めてはそれを自転車に乗せて帰るのです。何でこんなに緑の豊かな土地で水がこんなところからしか手に入らないのだろうか?と疑問に思って5km程走るとその難民キャンプに到着したのです。そこはブルンジ国境から程近くもうしかしてブルンジからの難民だろうかと思うとちょっとブルンジに入るのが怖くなりました。

しかし次の日思い切って国境まで行きました。国境ではタンザニア側の警察にブルンジなんて何が面白いんだ?と聞かれて答えに困って「ビールを飲みに行くんだ」と答えると、「何だ、酒飲みか、プリムスだな?」と返ってきました。プリムスはもともとコンゴのビールだそうですが、隣国のブルンジ、ルワンダでも飲めるようです。この言葉でやっぱりプリムスは有名なのかなと思ってちょっと飲むのが楽しみになりました。
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とにかくブルンジに入国して見ると本当に人がうるさくて初めは本当に獲って食われるんじゃないかと気が気でありませんでした。プリムスは確かにおいしいビールでしたが、残念ながらラベルがなくビンに直接印刷されているのでラベルを集めている私としては少し物足りない気分でした。ブルンジに入って2日目位から少し冷静にものを見ることができるようになってきました。するとこの国の美しさに気づいたというわけです。

深い緑の絨毯が敷き詰められているような山々にポツリポツリと民家が散在して、町はいつもどこかの山の頂にあり、その姿を別の尾根から見るとまるでどの町もあの南米のマチュピチュのようでした。どこかラピュタやナウシカに出てきそうな幻想的な場所です。

走ってくる車はほとんどがタクシーか国連関係の車両で、こんな美しい国で戦争をするなんてなんて愚かなことなんだと考えさせられるところでした。

ここ、ブルンジはフツ族とツチ族の対立が根深く、よく小競り合いをやっているとのことですが、よそ者の私から見れば全く見分けもつかないのにどうしてそんなに戦争をしなければならないのだろうと不思議で仕方ありません。単一民族の日本にいてこの民族間の対立を理解できるわけがないだろうと言われるかもしれませんがそのために戦争を起こして人を殺さなければならないのなら私はそんな民族間の関係など理解したくもありません。嘆かわしいのはこの今まで見てきたアフリカでももっとも美しいとさえ思えるこの土地でなぜそんな争いをするのだろうといくことばかりが頭に浮かんできます。

ただ、今は小康状態ということで走っている限り、そんな戦争があったことなど忘れてしまうような平和な雰囲気が漂っています。ただ外人の姿をよく見かけることくらいでしょうか。あとはのんびり村人が頭に物をのせて歩いては私を見て発狂したように騒いでついてくるか逃げるかでとてものどかです。村も多く5kmとあけず人が住んでいて、1kmとあけず必ず人に会います。そのためあまり襲われるような気はしません。それでも気は抜けませんが。

とにかく今のところ元気なのでルワンダのビザが取れ次第ここをでる予定です。ブジュンブラは少し物価も高いので…でも一度くらい中華を食べに行こうと思っています。
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by fuji_akiyuki | 2005-12-17 17:41 | ブルンジ

ブルンジ到着!@ブジュブラ(ブルンジ)

今日ブルンジの首都ブジュンブラに到着しました。久しぶりのフランス語と右側通行に大いに戸惑っています。特にフランス語のキーボードのおかげで書きづらくてしょうがありません。

とにかくタンザニアは無事に抜けることができました。それでもタンザニアのダートは状態がひどくて、大変でした。ダートの道は車が通れば通るほどウォッシュボードと呼ばれる洗濯板のような道になり、とても走りにくくなるのですが、タンザニアの首都ドドマからアルーシャに向かう超主要道のはずの国道がダートでそれも全くメンテナンスをしていないようで、大変なことになっていました。道が悪いので誰もそこを通ろうとせず、自然と迂回路ができている始末です。

この迂回路も車用と自転車用人用があるらしくうまく自転車用の迂回路を見つけないと大変なことになります。スキーの大回転コースみたいだったり、砂で動けなくなったり…とにかく酷かったです!!!

ブルンジはとてもきれいな国でした。レソトのように山ばかりでしたが、しかしレソトと違う点はここが緑に覆われていることでした。本当にアフリカで一番きれいではないかと思う国です。
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ところが人はというと全く白人に慣れていないのか、私が村を通るとそれだけで騒ぐわ奇声をあげるわ踊りだすわでもう大変です。特に困ったことに大勢でついてきちゃうのが困りものです。

初日に10人くらいに同じ自転車で嬉々として周りを取り囲まれて、暴走族に絡まれながら逃げている気分になって非常に怖かったです。このまま獲って食われるのではないかという勢いでした。

街でももうブルンジ人が興奮しちゃってもう大変です。どこに行くにも30人くらいの子供たちが付いてきて、本当にトイレまで覗かれる勢いです。今日も登り坂で登校中の子供たちが50人くらい付いてきちゃって困りました。

今日は約50kmほど走ったのですが、後半35kmは全て下りでした。これがアフリカ大地溝帯の下りかと思いながら下っているとタンガニーカ湖を望む広大な街ブジュンブラが見えてきて、今日は街をふらついてみました。

なんとなく西アフリカに戻ったようです。ルワンダの大使館に行ったのですが、9時に開いて11時に閉まるとか、サイバーカフェと書いてあっても全くコンピュータがなかったりとか、看板が全くあてにできないところや全く仕事をしようとしない、客を客とも思わないところなど…。

さらに今日はスリにあってしまいました。一人が後ろから近づいてポケットに手を突っ込みお金を取ってそのまま落として別の奴が拾うという手口のようでしたが、私はポケットに手を入れながら時に気がついたので取った奴を取り押さえようとしたのですが、掴んだTシャツが切れて男はTシャツを脱いで逃げようとしました。それを追いかけているところに警察がその男の前に立ちはだかり、御用となりました。そしてお金は抜かれてしまっていたので犯人と警察署に向かいました。

ポケットから抜かれたお金は既に彼が道にばら撒いてしまったのですが、事のしだいを見ていた人がお金を拾った別の男を取り押さえて私が事情聴取をされているところに来てくれたので、2人のスリを捕まえることができたのですが、結局お金は半分以下しか返ってこず、10ドルほど損をしてしまいました。

これからポップコーンを食べながら街を歩くのはやめようと思いました。

また書きます。
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by fuji_akiyuki | 2005-12-15 23:24 | ブルンジ