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明日ケープコースへと出発します@クマシ(ガーナ)

昨日、病院へ行って薬も買いました。日本円にして約2500円もする高い薬なのですが、大して効いている気はしません。クマシにいても退屈なだけだし、大体こんな直径5mmの屑くらいで何日も一つの町に縛られていること自体ばかばかしいので、明日から走ろうと思います。怪我とか病気で行きたい所に行けないのは我慢できません。何だかマリでもマラリアになったり、ブルキナでも倒れたり病気ばかりだけど、病気するためにここに来たのではないのでそれなりに行きたい所は回るつもりです。ここから38kmほど行った所にクレーターに溜まった湖があるようです。そこを見て、ケープコーストという町を経由してアクラに行こうと思います。多分4日の旅になるでしょう。

昨夜、雨が降りました。ここクマシは熱帯雨林気候に属すると思うのですが、雲が多く北に比べてやや涼しいです。気温は30℃を少し超える位まで落ちてきました。北では35℃前後だったのでかなり楽になりました。

ここでまた少し温度計について。実は前に西サハラを越える時、温度がどのくらいになるのかわからなくてかなり負担だったので、3月に同じ西サハラを越えた人の旅行記を参考に読んだことがあります。その人の記録によると、モロッコのマラケシュで40℃を超えていたと書かれていました。私はもう一つ温度の参考になるものとしてミシュランの地図を持っていました。ミシュランの地図には、地図の中から60~70位の都市を選び出して、月ごとの最高気温と最低気温の平均が書かれた表が付いています。それによると3月のマラケシュの最高気温の平均は24℃、自分の行く4月では26℃ となっていました。どちらを信用すべきか??? 果たしてマラケシュは40℃を越えるのか??

実際行ってみると、マラケシュの地図がほぼ正しいことがわかりました。 4月のマラケシュは暑いどころか寒いくらいでした。しかし40℃とはどうして出てくるのだろう???

これは温度計の使い方によるものなのです。気温を正しく計るためには、高さ1.2~1.5mで、直射日光の当たらない熱のこもらない風通しの良い場所で、芝生など照り返しのない所で計るのが正しい気温の計り方で、百葉箱なんかがよく使われます。それが間違えて直射日光の当たる場所に温度計を出しておくと、簡単に温度は上がってしまいます。たぶんこれが原因で、その人の旅行記もでたらめな温度が書かれていたのでしょう。昨日暇だったので3枚あるミシュランを眺めていたのですが、最高気温の平均が 50℃を越える所は存在しません。サウジアラビアの首都リヤドでも42℃の月が最高です。ちなみに3枚で一番高かったのはマリのカエスという町で46度。月の最高気温の平均だから参考にしかならないけど、この表を信用すると世界で50℃を越す地域などあるのだろうか?と思ってしまう。サウジアラビアではよく50℃を超えると言われますが、実はそれも温度計の計り方の間違いではないかと思うのこの頃です。

何が言いたいかというと、温度は自転車で走るにあたって結構重要な情報であるにも関わらず、旅行記や滞在記などでは間違った計り方をしてものすごい温度が書かれていることがあって、いちいちそれにビクついていた自分が情けなかったということで、もうそういう50℃とかは信用しません。

ちなみにしっかり計れば40℃はふらふらして視界全体がもやがかかったようになるような温度です。もし40℃でへっちゃらだったとかいう記述があったらそれは温度計の使い方が間違っていることを疑うと良いでしょう。
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by fuji_akiyuki | 2004-10-24 00:00 | ガーナ

今クマシにいます@クマシ(ガーナ)

クマシに着きました。
タマレに着く少し前から左足に虫に咬まれたような後が腫れだして気になっていたのですが、とうとうそれが膿みだしました。なんでこう奇病というかわけのわからない症状にいつも悩まされているのでしょうか?

タマレを出てから腫れは大きくなり、痛みも激しくなったので、一昨日大きな町を通った時に病院に行ったのですが、いつも通りわけのわからない診察で、出された薬を飲んだら全身痒くなるし、左足は今右足の1.5倍ほどに膨れ上がっています。ラーメンじゃないんだから1.5倍になってもうれしくありません。傷口(虫に咬まれたような痕)からはいまだにこれでもかというほどの膿は出てくるし、なぜか痛みがなくなったのもちょっと怖いです。病院では抗生物質を出してくれたはずなのに、全く効果がないようです。さらに病院では意味不明の血液検査をされました。赤血球の量と白血球の量とマラリアの検査だとか言ってたけど、結果は教えてもらえませんでした。もう病院は信じません。

昨日は1日安静にしておいた方が良いのではないかと思って、クマシから90kmほど手前の町で2泊したのですが、傷は悪化の一歩をたどっているようにしか思えません。痛みはなぜかないのですが。

さらに悪いことに、油断していたらペットボトルに藻が生えてきました。なんか水が緑色してるなと思っていたのですが、今日は下の方に溜まっている藻の塊を発見、大ショックです。でもこれはクロレラのようなものだと思って、飲んでも良いのかとちょっと思っています。なるべく洗うようにするつもりです。

ガーナは車の運転が最悪です。正直こいつらに運転する資格はないと思います。事故車も急に目立つようになりました。当然と言えば当然なのですが…。この話はまたいつかどこかで。
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by fuji_akiyuki | 2004-10-22 00:00 | ガーナ

ガーナのタマレにいます@タマレ(ガーナ)

僕は今ガーナ北部のタマレにいます。
雨季は大体終わり、今は暑くなってきました。毎日30℃を超えると思うので、早めに南部へ行きたいと思います。ガーナ南部は北部よりは涼しいはずです。ガーナは道路は良く、走りやすいのですが、暑さのせいで長距離走ることができません。

今はJICAのボランティアの方の家に泊めさせてもらっています。ここでは北大卒のJICAのボランティアの方にも会いました。彼らは物理学や数学を教えていて、僕も先生だったので会話が弾みます。

これから南下してKumashiに向かいます。
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by fuji_akiyuki | 2004-10-16 00:00 | ガーナ

明日ガーナに向けて出発します。@ワガドゥーグー(ブルキナファソ)

今はブルキナファソの首都ワガドゥグにきています。
ここで、日本語ベラベラの韓国人とあって、同じ宿で食事をしにいったり、食事を作ったりしています。
面白い人で、ここ5,6年は、年に一度くらい韓国に戻りながら旅を続けているというつわものです。イラクやアフガニスタンにも入っていったりするちょっと命知らずの癖にナイジェリアのラゴスは怖いから行かないとか、外務省の安全情報を見ては一喜一憂している変な人です。
毎日3食食べて夕飯は作るので食事のことばかりで忙しいのが何よりもの悩みです。

今日は町を歩いていると時間と気温を交互に示すデジタルの電光表示板みたいなものがあって、それで、42℃と表示されていました。
いつも走っているときは肩の下あたりにくるようにかばんのストラップに温度計をつるして走っているのですが、それによると大体32℃くらいをさしています。この10℃ の差はどこから来るか・・・
大体察しはついているのですが、昔とった杵柄で理科の先生の立場から言わせてもらえば電光掲示板は多分温度の測り方を大幅に間違っています。炎天下の中直射日光のあたるアスファルトの上で温度を測っては思いっきり放射によって温度計自体が直接暖められてしまうはずです。気温を正しく測るには照り返しのないところで直射日光にあたらない風通しの良いところで測る必要があります。
そういう条件を兼ね備えたのが百葉箱ということになるのですが、私の肩のところについている温度計は常に前傾姿勢をとっているので日陰になることが多く直射日光にあたっていることはあまりないようです。さらに風通しについては走っているので問題ない。ただし、アスファルトの上にいるので照り返しだけはどうしようもないのだけれども。それでも肩の温度計のほうがたぶん信用できると思っています。その肩の温度計が40℃を超えるとこれが大変なことになるので、暑くなる前にワガを出る予定です。
実は明日、ガーナに向けて出発する予定です。実はボボデュラッソからここにくるまでに倒れてしまったのでちょっと心配が残るのですが・・・
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by fuji_akiyuki | 2004-10-10 00:00 | ブルキナファソ