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ケープタウン滞在中@ケープタウン(南アフリカ)

ここ数日は自転車屋巡りと博物館、水族館、プラネタリウムに行ってきました。博物館とプラネタリウムはセットで約300円。周辺の国に比べると高いのですが、他の国ではあまりたいした博物館もないし、プラネタリウムは他に期待できそうもないので奮発してしまいました。

プラネタリウムでは4月の星座について説明していました。1時間ほどのレクチャーを受けたのですが、ほとんどが自分が教えていたことだったので、説明を聞かなくても大体わかることでした。それでも南十字星は十字架の長い方を4.5倍にすると天の南極、つまり南の空の回転の中心、北で言うと北極星にあたる場所にくることなど、南半球ならではの説明には感心しました。昔はこれを使って南を知ることができたと聞いたことがあります。南十字星には偽物があります。良く似た形をしているのですが、偽十字のほうが大きくて見つけやすかったりするのですが、正確に南を指していないので小さくても本物に価値があるようです。また、この南十字星は、88ある星座の中でも一番小さい星座だそうです。

これは余談ですが、実は塾で先生をしている時、ある星座の名前を知らなくて生徒に突っ込まれたことがあります。その時、苦し紛れに100も200もある星座を全部覚えることなんてできないし、必要ないと言った覚えがあって、後で調べたら星座は全部で88しかなくてちょっと意外に思ったことがあります。その気になればけっこう全部覚えられるかもしれません。

水族館はさらに高くて、約1000円になりました。これはさすがに入り口で30分ほど悩んだのですが、生きた化石というコーナーがあったのでちょっと気になって入ってしまいました。

意外とここで一番感心したのはクマノミの生態でした。クマノミは小さくてオレンジと白の鮮やかなきれいな魚です。このクマノミ、イソギンチャクと共生していて、普段は小魚などを食べているイソギンチャクもこのクマノミには手を出しません。それでクマノミはイソギンチャクの中に入って身を隠します。たぶんクマノミはイソギンチャクの掃除をするのだと思うのですが、クマノミは安全を、イソギンチャクは掃除を。それそれ助け合って生きているのです。と、ここまではけっこう知られた有名な話なのですが、このクマノミ、群れの中にメスが1匹だけいて、生殖能力のあるオスが1匹だったかな、あとは生殖能力のないオスだそうです。面白いのはメスが死ぬと生殖能力のあるオスがメスになって、生殖能力のないオスが生殖能力のあるオスになるそうです。

確かにたまに雌雄同体の動物もいるのでありうる話なのかもしれませんが、今まで私は魚類でそういう例を聞いたことがないので、ちょっとにわかには信じられません。これって本当なのでしょうか?それとも私が説明を読み間違えたのでしょうか?知ってる人がいたらお知らせ下さい。

とにかく元気にやってます。明日はテーブルマウンテンに登ってこようかと思っています。ちょっと雲行きが怪しいのですが…。まあ晴れ男なので大丈夫でしょう。

来週の火曜日か水曜日くらいにはケープタウンを出発できそうです。
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by fuji_akiyuki | 2005-04-30 23:39 | 南ア1

10日経過@ケープタウン(南アフリカ)

ケープタウンについて10日が経ちます。でも何もしていません。
自転車の部品も探していないし、自転車屋がどこにあるのかすらまだ知りません。いったいこの10日間何をしていたのでしょうか?たしかここに着いたのは土曜日で、どこも店が開いてないので困ったことは覚えているのですが…?ケープタウンの町すらまだよくわかっていません。観光すらしていません。不思議です。

まあしかし、元気なので何よりです。こんな日が何日かあってもいいでしょう。これから自転車屋を探して、自転車を少し調整したら調子を見にテーブルマウンテンにでも登ってみます。それが完了すれば喜望峰に向けて出発です。

2010年のワールドカップはここ南アフリカで行われます。アフリカ発の開催国で、最後までモロッコと争ったようですが。両方見てみれば南アフリカになるのは当然のことのように思います。これは発展の度合いや経済力だけでなく、町を一目見ればモロッコは汚すぎてそんな大会を開くにはちょっと向いていないことは一目瞭然です。モロッコに限らず今まで見てきたアフリカの国々は皆ゴミをそこらじゅうに撒き散らしていて、非常に町が汚くなっています。ナミビアに入るまでそれが普通のことであるように錯覚すらしてしまう勢いでしたが、ナミビアや南アフリカのきれいな町を見て、やはりこうあるべきだと確信しました。ナミビアに入ってからよく飲み物などをもらったり奢ってもらったりすることが多くなりました。確かにボロボロの格好をして、自転車で長い上り道を走っているのを見れば何かあげたくなるのかもしれませんが、なかなか今までのアフリカではなかったことなのでちょっと感動しています。7年ぶりのケープタウンもやはり良い思い出になりそうです。ここ南アフリカはどうも私にとってとても思い出深い国になっていきそうです。

とにかく、ここは大きな区切りの町です。西アフリカの終わりであり、新たに東アフリカの始まりです。また新しい旅が始まると思ってしっかり準備を整えようと思います。
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by fuji_akiyuki | 2005-04-26 23:28 | 南ア1

ケープタウン再び@ケープタウン(南アフリカ)

ついにケープタウンに到着しました。
ナミビアでは日差しに悩まされ、南部に入ると嵐に悩まされ、南アフリカに入るとアップダウンの多さに悩まされ、決して楽ではなかったのですが、どうにかここケープタウンに着きました。

ナミビアは100km近く町もなく、日陰を作る立ち木さえない状態で、そこで見つけた避難先が道路の下でした。道路の下には雨季に水を反対に逃がすためのトンネルが建設されています。そこは全く人が通れないような小さなものから、ちょっと屈めば通れてしまうような大きなものまであり、それもけっこう数もあるので休憩もテントもそこで張ったりしました。この道路の下のトンネルには鳥の巣や蜂の巣があったりして、意外に面白い世界が広がっています。鳥の雛の観察にはもってこいの場所でした。実はこの道路の下はけっこう穴場で、以前にもアルゼンチンでテントを張る時に使った作戦でもあるのです。ここは日差しが防げるほか、絶対に上を通る自動車からは発見されることもないし、多少の雨ならテントを濡らすことなく安全かつ静かに一晩を過ごすことのできるいいねぐらだったりします。ただ、これはアスファルトの道にしかないのが難点ですが…。

その後、アフリカ最大の峡谷、フィッシュリバー峡谷に向かったのですが、途中からダート道になり、さらに途中で大雨に遭い、風も出てきて、何もない平原で雷まで鳴り出して、今回ばかりは打たれるかもと本気で思いました。さらに道は川となり、濁流が走る中を自転車で走ると、濁った水面の動きが自転車の進みと違うので、目が回りそうでした。

その後やっと南アフリカに入国したのですが、ここでは道の作り方も町の作り方も間違えていて、道は地形を無視していて、アップダウンの繰り返しで、ハイウェイ沿いの町はどれもハイウェイを1~3kmほど外れなくてはならず、そのためどの町も寂れて小さく、退屈な町ばかりでした。

ケープタウンの60kmほど手前からテーブルマウンテンを覗くようになってから、「ああ、ついにやってきたんだ」と感慨もひとしおでした。7年前、ヨハネスブルグからケープタウンに向けて走ったことがあり、実に7年ぶりの訪問でしたが7年前に比べてビルも多くなり、またまたさらに都会度が増したように思いました。それでもテーブルマウンテンの美しさは変わらずそこにあり、やはりいい町だなと思いました。ただ7年前に滞在した宿はもうすでに取り壊しが始まっていて、その門構えを残すのみとなってしまっているのが寂しかったです。

7年前は映画タイタニックが公開されたばかりでどこに行っても、 "my heart will go on"がかかっていたのですが、今でもよく街角で耳にするのはなぜでしょうか?

今後自転車の部品を買い集めて少し修理をして、喜望峰に向かう予定です。
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by fuji_akiyuki | 2005-04-17 00:00 | 南ア1