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あまりいない!@アルーシャ(タンザニア)

今日出発したかったのですが、昨日は日曜日でした。
昨日はほとんどの店が閉まっていたので、タイヤを今日買うしかありませんでした。

というわけで今日出発できずにタイヤを探し回ってやっと購入することが出来ました。

自転車のタイヤのサイズがちょっと変でタイヤの入手にはいつも苦労させられています。自転車を作ってくれたところは世界一周など海外ツーリング用の自転車を組むことが一つの売りだったのでまかせっきりにしていたのですが、結構後から欠陥が見つかって一時期は大変だったのですが、このタイヤのサイズもかなり頭にきていることの一つです。

今履いているタイヤは26インチのマウンテンバイク用のタイヤです。同じ26インチでも俗に言うママチャリのタイヤは入りません。26インチとはタイヤを入れて空気を入れたときの確か直径を言うのです。だから元々タイヤの太いマウンテンバイクはその分リムの径が小さくなっているのです。

それはそうと、マウンテンバイクの場合、サイズの書き方が"26×2.125"というような表示になります。×以降の数字は太さで、アフリカに来てこのマウンテンバイクのタイヤの太さの標準がだいたい2.125とか1.95であることがわかりました。ところが自転車は26×1.65用のリムで自転車を作ってしまったのです。海外ツーリングを売りにしているくせに何て応用の利かないサイズを採用しているのかと初めの頃は頭にきて仕様がありませんでした。自転車屋にしてみてもあまりアフリカとか南米なんて眼中になかったのかもしれませんが…。

リムのサイズが26×1.65だと入るタイヤは26×1.5くらいから26×1.8くらいまでだと言われていたのですが、そんなものはどこにも見当たりません。アフリカでは、仕方なく手に入る一番小さなサイズの26×1.95を使ってみたらこれが何とか入るようなので最近はあまり困らずにいたのですが、今日、この町でタイヤを探すとどこに行っても26×2.125というちょっと太目のタイヤしか手に入りません。一度だけこのサイズも試したことがあるのですが、このサイズだとブレーキやら泥除けやら色々調整したり振れ取りをしなければならないのでできれば使いたくありませんでした。しかし背に腹は変えられないということで今日は妥協しました。
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結局日本人旅行者には会うことが出来ませんでした。何だか会う人はほとんど協力隊かJICA関係かこちらで働いている人ばかりです。純粋に旅行で来ている人は少ないのだなと実感しました。というわけでサファリは諦め先を急ぎます。サファリも来年から入場料が何と$100になるということなのでもう一生サファリには行かないかもしれませんが動物なんて密着して生態を観察するわけでもなければ動物園で十分だと思うのであまり未練はないのですが、それにしても今$25くらいというからすごい値上げです。いったいこのお金がどういう風に使われるのかとても疑問です。交通安全対策や、雇用対策や、インフラの普及などに使われればよいと思うのですが…。

とにかく先を急ぎます。今日はちょっと詳しい地図が手に入ったので今日まで留まった甲斐がありました。
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by fuji_akiyuki | 2005-11-28 22:28 | タンザニア

アルーシャ到着!@アルーシャ(タンザニア)

昨日80km程走って、アルーシャに到着しました。
キリマンジャロの拠点となるモシの町を離れてもう少し大きな町アルーシャはサファリの拠点となる町です。
最近は雨が多く、そろそろ雨季に入ってきたのか、それとも山の麓だからもともとそういう気候なのか、とにかく何もないところであのスコールのような雨に遭わないことを祈るばかりです。

アルーシャでは他に日本人の旅行者が見つかって一緒にサファリに行くような人がいればちょっとサファリにでも行ってみようかと思っていますが、誰も見つからなければここから西に向かってブルンジを目指します。
ブルンジもあまりいい噂を聞かないのですが、ブルンジ大使館は非常に親切でとてもいい印象を受けたのでちょっといってみたいと思っています。
今までも周りにいい印象のないナイジェリアやシエラレオネが私には好感触だったのであまり噂も当てにならないものだと思っていますが、まあ、情報のアンテナだけは張り巡らせてそれなりに近づくにつれて情報も集めながら慎重に決めるつもりです。

ここアルーシャを離れるとしばらくメールができなくなるような気がします。次に期待できるのはブルンジの首都ブジュンブラかルワンダの首都キガリになると思います。2~3週間くらいだと踏んでいます。
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by fuji_akiyuki | 2005-11-26 19:19 | タンザニア

4回目。@モシ(タンザニア)

モシについた日のことです。この日はサメという町から約107km走ったのですが…
右に緩やかにカーブを描きながら小さな丘を越える道でした。
のどかに道路の左側を走っていると右側から羊が2匹道路に上がろうとしてきました。
そして対向車線をトラックが…
丘を越えてトラックが見えてきたときには羊は今車道に出た瞬間でした。


やばい。

 
私は思わず顔を背けました。かなり危険を感じたからです。もし、トラックの運転手がびっくりしてハンドルを切って対向車線にはみ出すとモロにトラックは私のほうに突っ込んでくることになります。ハンドルを切らなければまっすぐ羊と…


ガンッ   当たった。


振り返るとトラックは全くハンドルを切った様子もなく、ブレーキをかけた音もなく、2頭いた羊は1頭になり、前を歩いていた羊は10メートルほど後方に吹っ飛ばされて既に屍に化してしまっていました。
アフリカに来て事故の瞬間を目撃するのはこれで4回目。鶏をまるで道路を風に吹かれて飛んでいるビニール袋を踏んでしまったようになんの躊躇もなく踏み潰していったのをあわせるとこれで5回目。


タンザニアに入ってから交通事故が非常に怖いです。アフリカでもいくつかそういう国がありました。ここもそんな国のひとつで、人が前方を歩いていもドライバーは全くスピードを緩めないし、ハンドルを切って歩行者や自転車との距離をとろうともしません。横断中の歩行者が何かでもし一歩遅れると絶対に事故を回避できない速さで突っ込んで来る狂ったドライバーであふれ帰っている国、ちょっと危ないかもという気持ちでブレーキを踏むことを知らない、徐行ということが頭にないスットコドッコイだらけの国です。
いつか本当に殺されるんじゃないだろうかといつもびくびくしています。発展途上国にはよくある傾向ですが、同じ人間でも車に乗っている人間のほうが歩行者より偉いのです。全くナンセンスな感覚ですが、このあたりの国ではそれがまかり通っています。
後ろに目を持つ人間は1人もいません。注意すべきは後ろから抜かすほうなのですが、そんなことはお構いなしです。発展途上国では車を持っているほうが偉くて、どんな理不尽な運転手だろうとよけない歩行者が悪いという感覚が根付いているようです。

この国では人を轢いても罪にならないのだろうか。

非常に人の命が軽いように感じます。タンザニアの法律を知っているわけではないのですが、今回の事故でも羊でなくて人でもあのトラックの運転手は同じように轢き去ってしまうのではないか、そして運転手が捕まってもたいした罰は受けないのではないかと感じてしまいます。それほどにこの国のドライバーのモラルは低いのです。

 
どこでも先進国に比べればドライバーのモラルの低さは感じるのですが、なかなかここまで、本当にぶつかるならぶつかってしまえ位の自己中心的な運転をする国はなかなかありませんでした。
こちらから自転車が走っているのに対向車線で平気で追越をかけてくる。
対向車が来ているのに追越をかける。
自転車を抜いて膨らんでいる車をさらに追い越しをかける。
クラクションさえ鳴らせばよけない相手が悪い。俺様が通るのだから道をあけろ!!

こういう人間に自動車を運転する資格はないと思います。

ドライバーは事故回避に努めるべきであるという考えがぜんぜん浸透していません。言ってみれば説明書を読まずにガス銃を持った子供のようです。動物や人に向けて打ってはいけないという注意書きを読まずに間違った使い方をしている。
発展途上国に使い古した車を流すこと自体は仕方ないことだと思うのですが、やはり運転のモラルもしっかり教育すべきだと最近感じます。

そもそもアフリカでは簡単に人が生まれて死んでいきます。どうも人の命の尊さが尊重されていないように思います。盲腸ですら田舎では死んでしまうそうです。設備がないという点ではしかないのかもしれませんが、交通事故はもう少しドライバーのモラルによって減らせるものなのではないかと思います。
今日、BBCのニュースでニジェールの餓えた子供の話題をやっていました。
ニジェールに入っていないのですが、私が見てきたアフリカでそんなに餓えているとはにわかに信じられませんでした。小さな村でもたくさんご飯を用意して、あまらせて捨てているのをよく見たし、私のほうがもったいないと思うことのほうが多かったように思います。ニュースに出てくる子供たちはみんな本当に小さい赤ん坊のような子供ばかりでした。育てられる見込みもないのにたくさん子供を作って餓えさせてしまうことも問題ではないかと思いました。親にしてみれば何人もいるのだから1人くらいという気持ちもあるのかもしれないんじゃないかと正直思ってしまいました。

しかし、難しい問題もたくさんあるんだろうけど、できることから改善していけばいいのに、その中でドライバーがちょっとブレーキを踏んで対向車をやり過ごしてから追越をかけるとか、ちょっとハンドルを切って歩行者との距離をとることによって事故を減らすことくらい分けないんじゃないかと思うのです。

それにはまず、事故で人を殺すことが悪いことだという認識が、人の命は尊いんだという認識がアフリカ人には必要なんだろうなと思って、いつも腹を立てているこの頃です。

タンザニアには救急車の中古が多く入っています。○○町消防署とか入ってるのまであります。日本ではけが人や急病人を運ぶ正義の味方みたいなところもあるのですが、ここではほかの車と同じように走る凶器です。
 
ああ、救急車にだけは轢かれたくない。
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by fuji_akiyuki | 2005-11-24 18:03 | タンザニア

5895@モシ(タンザニア)

今モシという町にいます。
この間モシに着いた途端キリマンジャロに登る日本人がいるからと言われて慌てて加えさせてもらうことにして登山の予約をしたのですが、これが真っ赤な嘘で、誰も一緒に行く人などいなくて全く一人でした。

ガイドとポーターを一人ずつ付けて$550、グループの料金だと聞いたのに結局行ってみたら日本人などどこにもおらず一人きりの登山でした。

ツアー会社が装備に何かと文句を付けて何でもかんでも貸し付けようとするのですが、私は-20℃までは自信があったのでザックと靴下と靴だけを借りました。靴は雪がなければいつもので十分だと思ったのですが、ツアー会社の方がそれじゃダメだというので、そう言われると自信のない靴ではあったので借りることにしたのですが、この靴が大失敗でとてつもなく重くて、しばらく歩いてみたら痛くて歩けたものじゃありませんでした。

ツアー会社のオフィスではサイズだけを試したのですが、その時はサイズは完璧だったのですが、ちょっと当たるところがあるなという感じでした。靴の怖いところはここでこのちょっとが慣れてくれるものなのかそれとも後からじわじわとダメージを増していくのかが判断つかないところです。

結局はよく見ると靴が壊れていたのが大きな原因のようで、ソールは無いし、踵の内側の部分は破けているはで全く慣れることはなく今は足が豆だらけです。本当にそら豆見たいのができてます。

3日かけて4700mの山小屋まで歩きます。道のりは全く楽そのものですが、私は足が痛くていつものように歩けませんでした。ゆっくり歩いたので全く疲れませんでした。

4日目は4700mから5685mのギルマンズピークという所まで夜中の12時から歩き始めます。この部分は火山によくある火山れきの急斜面ですごくすべるし体力もいるので、この手の斜面はいつも苦手とするところで、旭岳や十勝岳なんかでも悩まされました。どこぞの山では9合目からこれが始まって、9合目に「ここからが正念場」とかいうふざけた立て看板が立っていて、「またまたもう9合目じゃん」なんて思ったのですが、やっぱりここでも苦しみました。ですが、これが4700mから5685mまで続くと気が狂いそうになります。高山病に悩まされて頭痛はするし、吐き気はするし、酔っ払ってもいないのにふらふらするし、平衡感覚は狂うしとで、これに耐えながらゆっくり登っていくわけです。

朝日を見るために12時から登り始めるのですが、日の出は6:30、寒いのでピークには長い時間留まれません。10分か20分くらいが限度でしょうか。つまり標準的に6時間前後の登山時間を見越しているようなのです。

早く上がった人のためにウフルピークというキリマンジャロ最高峰の5895mまで行くコースもあります。これはこのギルマンズピークからさらに1時間30分ほどかかるようなのですが、私は初めから全てガイドに従って歩きました。
問題の靴では全く話にならないのでポーターは登らないのでポーターのボロ靴をガイドが借りてくれました。横の破けたスニーカーでした。

今回ばかりは早く行こうとは一度も言わなかったし、高山病で体に変調をきたし、次の一歩で死ぬかとか高山病で死ぬときはぽっくり逝ってしまうのだろうか、とか、とにかく得体の知れない不安と早くなる呼吸と戦いながらガイドに付き従って途中何度かガイドを止めて呼吸を整えることこそすれどもガイドを急かすなんてことはなく、これでもかというくらいゆっくり登りました。

高さが高さなので、それだけゆっくりと登っても息があがってきます。それと同時に脈が速くなるのを感じてこれではまずい、どこかの血管が切れるのではないかと感じることがあります。そこで無理はせず、ただひたすらガイドにくっ付いて登りました。

ギルマンズピークに着いたときはまだ真っ暗だったのでウフルピークまで行くことになりました。これは初めから企画していたことではあったのですが…。
ギルマンズピークからウフルピークまでは火口の周りの外輪山の稜線を歩くことになるので楽な道のりでした。そして月明かりの中で見る火口や雪渓も何か幻想的できれいでした。が、風が強くて温度計は-7℃でしたが体感温度はもっと低かったでしょう。
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ウフルピークに着いたときガイドが言いました。
「4:30だ」
は?????????!!
早すぎるじゃん!全く日の出る気配はなく、きれいな星と月の明かりだけでは私のフラッシュ無しのマニュアルカメラ(ニコンFM2)では写真も撮ることができず、これだけはと持ってきた「キリマンジャロ」という銘柄の缶ビールを3口くらいすすって後は飲みきれず流してきてしまいました。私がアフリカ最高峰でしたことはこれだけです。

ギルマンズピークに戻ったのが5:15。まだまだ日は昇らず、今日一緒に登り始めたはずの登山者もまだ来ておらず、またまた寒くて写真も撮らずに下山することになってしまいました。ガイドについて行っただけなのに、だいたい朝日を山頂で見るのが目的で疲れているところを夜中に叩き起こされて登ってきたのに……。
もう2時間遅く起きても良かった、というわけで朝日の写真は下山途中に何とも中途半端なところから撮ったものだけになってしまい、ウフルピークまで登ったという証拠は下山して登山口でもらったカラーコピーで簡単に偽造可能な証明書だけになってしまいました。

ポーターのボロ靴はポーターも下山で使うので返さなければならず、ツアー会社で借りたとんでもない靴で下りることになったのですが、これが登りより下りの方が足にダメージが大きくて、昨日は時速2kmくらいしか出せませんでした。これがどのくらいかというと、東京駅の京葉線ホームに向かう途中にある動く歩道(歩く歩道ではありませんよ)の速度が時速2.5kmというから、それより遅いということです。見るに見かねてガイドが今日は誰かからビーチサンダルを調達してきてくれて、登山5日目の今日はそれで20kmの山道を下山してきました。

というキリマンジャロ登山でした。人生で一番フラストレーションのたまる登山でした。
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by fuji_akiyuki | 2005-11-21 21:58 | マラウィ

ダルエスサラーム出発@ダルエスサラーム(タンザニア)

今日ブルンジ大使館に行ってきました。ビザは明日出るそうなので明後日ダルエスサラームを出る予定です。

昨日はダイビングに行ってきたのですが、マスクの曇りがどうしても取ることができずに危うくパニックになるところでした。一度浮上してマスクを取り替えてもう一度潜ると今度はインストラクターが連れていた生徒がパニックを起こしたということでタンクの空気はたくさん残っていたのに浮上してしまいました。というわけでダイビングの方はちょっと不完全燃焼になってしまったのですがダルエスサラームは満喫できたのでそろそろ走り出そうと思っているところです。
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by fuji_akiyuki | 2005-11-07 19:36 | マラウィ