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人間ってすばらしい!!

昨日、首長族の村に社会化見学をしにいってきました。

 つくづく思ったのは人間ってすばらしいってことです。

 何がすばらしいって、バイクです!!
バイクって言ってもいつも乗ってるこがないと進まない人力のやつじゃありません。ガソリンいれると、エンジンで勝手に走ってくれるやつです。

 人間って、こんなもの作っちゃうんですよね。
 本当、すばらしい!!

 実は昨日、生まれて初めて、バイクというものを運転してみました。
レンタルバイクで、自分でこがなくても進む、文明の利器です。

 はじめはちょっと怖かったのですが、慣れてくるとこれが楽で楽で、もう自転車がばかばかしくなってしまいます。どんな坂でも簡単に登ってしまうし、汗ひとつかかずに何十キロも進んでしまいます。

 一応ギアつきのを借りたのですが、ギアなんて別に大して気にしなくてもいいし、多少ギアがあってなくったって、苦労は足の変わりにエンジンが負ってくれるので本当、楽勝でした。

 ただ、生まれて初めてのバイクで、いきなり二人乗り、しかもダートって言うのはちょっと無茶だったみたいですが、転倒はたったの2回。一回目はセブンイレブンの前でUターンしようとしてこけてしまったのですが、それを除くとダート道で転倒たったの1回。お見せできなくて残念ですが、あの道を転倒たったの1回で乗り切れたのは私の奇跡的運動神経と、自転車で培われた二輪車への慣れのおかげでしょう。

 あの道を自転車で行っても転倒してしまうんじゃないかと思うほどの道でした。

 はじめ難しかったのは自転車に乗っていればここではこがずに、ここではブレーキを踏んで、ここでは軽いギアでこぎたいなって感じ。これをバイクで再現するのが難しかったです。どのくらいふかすとどのくらい進んで、どのくらいブレーキを踏むとどのくらいブレーキが利くのかを感覚的につかむまでがつらかったです。
 何しろ、最初はどれがブレーキで、どれがクラッチで、どこを見れば今どのギアに入っているのか、すっかりさっぱりわかっていなかったので。
 
 結果的には右手と右足がブレーキで、クラッチなんてなくて、ギアはスピードメーターの上に表示されるらしいということがわかりました。
 これであってますよね。

 こんなことならもっと前からバイクに乗っておけばよかったとちょっと後悔してる今日この頃です。

 バイクで世界一周も結構できちゃいそうですね。

 レンタルバイクは2回目の転倒でちょっと足を置くステップが曲がってしまいはらはらしていたのですが、バイク屋さんに返しに行った時に何も言わなかったので、そそくさとその場を跡にしました。

え、免許???
私の持っている国家資格は英検4級と仏検3級と西検4級と漢字険定4段だけですが・・・

それにしても人間って本当すばらしいですね。
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by fuji_akiyuki | 2008-04-25 18:53 | タイ3

世界の・・・

海外に出てみると、どこにでもあるなって思うものが結構多くてびっくりさせられます。

世界は結構ある企業に独占されています。

日本にはない世界の○○。というものが多いのです。

 たとえば、オモ。しってますか?世界のOMO。
世界中どこに行ってもある洗剤です。

 歯磨き粉だとコルゲート。多分これは日本にもあるんですけど、あんまり宣伝とか見ませんよね。

 アイスクリームは世界のWall's
 日本では見たことありません。知ってます?マグナムとか。

 世界のLay's。ポテトチップの会社です。
 プリングルスとは違いますよ。
 
 世界のハインツに世界のヘルマン。
 ケチャップとマヨネーズです。

 世界中にあるのに日本にない物って多いですよね。

 そういえば、ミリンダって知ってます?

 世界のコカコーラと張るコーラ業界といえば韓国のペプシ。
コカコーラのラインナップとしてはコカコーラ、スプライト、ファンタとなるのですが、これに対抗するペプシは
ペプシコーラ、セブンナップ、そして、ミリンダという製品を出しています。

 マクドナルドはコカコーラと提携しているのでマクドナルドで飲めるドリンクは
 コカコーラ、スプライト、ファンタとなりますが。
ドチキン(KFC)ではペプシと提携しているらしく、
ペプシ、セブンナップ、ミリンダが飲めます。
バーガーキングでもペプシ系ドリンクが飲めるのですが、ミリンダ。
日本にありませんよね?
日本のドチキンとか、バーガーキングってどんな飲み物がありましたっけ?

 とにかく、ミリンダ。こればかりは日本で飲んだことがありません。
初めて海外に出て、イギリスでミリンダを飲んだのですが、あまりにもどぎつい味から二度と飲んでないのですが、これは日本人には絶対似合わない味だなと思い、日本にないのも納得です。


 そう、世界の○○の中には往々にして、まずかったり、高かったり、何かしら都合の悪いことがあって日本に入ってきてないものが多いのかなと思うのです。

 大体、日本には世界の○○がなくても全然困らないくらい、国内の製品が充実してます。
 Lay'sより全然カルビーのほうがおいしいし、Wall'sにはゆきみだいふくはないし、抹茶味とか、うじきんときなんてものもない。

 そして、こればっかりは日本って本当にすごいって言うか、世界ってどんだけバカなんだって思うのがケチャップとマヨネーズ。

 何でケチャップとマヨネーズをビンに詰めて売るんでしょうね。日本では瓶詰めのケチャップとか、マヨネーズとか探すほうが大変で、しかもなかなかでてこないし、不便でしょうがないことこの上なし。わざわざこんなものを日本で使ってる人なんてただの海外っかぶれ位のもの。って感じですよね。

 マヨネーズとケチャップは絶対にあの塩ビチューブに入れるべきだと思うのです。日本のマヨネーズとケチャップ、使いやすいですよね。

 海外に出てみると日本ってつくづくすばらしいって思ってしまうわけです。
 
 それにしても何でマヨネーズとケチャップを瓶に詰めたまま改良しようとしないのか本当に理解に苦しみます。日本であんなに普及してるのにそんなにコストがかかったりするものなんでしょうか。瓶より軽いし、出しやすいし、最後まで使いきれるのに、日本のまねなんてできないってことなんでしょうか?そうだとすればあまりにもばかげてますよね。って言うか、あまりにもバカすぎてかわいそうになります。こんな便利なものを知らないなんて。

 そう考えるとスーパーのレジ。これも日本の方式は進んでいます。世界中いろいろ見て回ったけど日本の方式以上に便利なところはありません。
 
 レジに最初からかごがあって、お客さんの持ってきたかごから商品をレジに合ったかごに移していって、最後に袋を入れて、お客さんがそのかごを持っていって自分で袋に詰めるスタイルです。

 確かに袋に入れてくれない分不親切と感じないこともないのですが、いちいち袋に入れているとやたらと時間がかかってイライラしてきます。特に列に並んで待ってるときは3,4人でもやったら時間がかかるので、購買意欲が減退して、結局買わずに店を出たりします。

 最近、袋を開いておけるホルダーみたいなのをレジに設置して、それでも多少は早くレジが終わった商品が袋に詰められるように工夫しているようですが、それでも袋がいっぱいになれば新しいのを用意しなければならないし、大半はレジ係と袋詰めの係りが二人いないとことがスムーズに運ばないし、なぜ、日本の方式を採用しないのか理解に苦しむところです。

 世界の○○は世界の目の節穴度を示す指標になりかねないと最近思います。つまり、どっかのある会社が作ったそれを何も考えずに輸入してそれを使うだけ。工夫しようともその国に合うように味を改良して発売しようともしない。言ってみればかわいそうな国が世界の○○を仕方なく選択する。そんな気がしてたまりません。


 そういえば中国、やたらとコーヒーが高かったです。スタバの今日のコーヒーで12元、約180円。あのやたらと物価安の中国ですら日本のドトールと同じ。しかも、これが喫茶店で飲めるコーヒーの中で一番安い。スタバですよ。世界のスタバ。価格もほとんど同じスタバが一番安い。
 中国人には多分コーヒーを飲むという習慣がないから需要と供給の関係で高くなってしまうのでしょうが、隣のラオス、ベトナムではただ同然で、ものすごくおいしいコーヒーを飲んでいるのに中国人ってかわいそうって思いました。

 知らないことってかわいそうですよね。あんなにおいしいのに何でないのって思うことよくあります。あんなに便利なのになんで使わないのって思うこともよくあります。

 中国におけるコーヒー、ワイン、ケーキ、チョコレートがそれにあたります。それにしてもケーキ、何であんなにまずいケーキばかり売ってるんでしょうね。チョコレート、どうして口の中で溶けないんでしょうね。

 口の中で溶けるチョコレートを食べたら中国人
「わ、なにこれ、口の中で溶けてる~」ってびっくりして吐き出しちゃうんでしょうか。

 おいしいものを知らないで、あのまずいチョコレートやケーキやワインでだまされてる中国人がちょっとかわいそうです。

 もう、10年も前になるでしょうか、スタバなんてまだこの世になかった時代です。なかったのかな。あっても全然普及していなかった時代です。

 初めて、海外旅行に出たとき、イギリスの列車で何か冷たいものが飲みたくて、「アイスコーヒーある?」と車内販売のおじさんに聞いたときです。「バカいっちゃいけないよ。コーヒーはあったかい飲み物だろう。冷たいのならほら、」といってミリンダを出されたのです。
これ何と聞くと。
 「You Like It!!」

 とにかく飲んでみろ、お前の好きな味だから。といったニュアンスでした。そこで、ミリンダのまずさとアイスコーヒーのおいしさを知らないイギリス人の哀れさを知ったわけです。

 その2年後、東南アジアに行ったときすでに東南アジアではアイスコーヒーのおいしさに気づいて、とびっきりおいしいアイスコーヒーがただ同然の値段で売られているところに感動したわけですが。

 それからイギリスに入ってませんが、世界中にはスタバが爆発的に浸透して、きっとイギリス人もアイスコーヒーがおいしいってことを痛感したことでしょう。

 そして、最後にトウモロコシ。

 この間成都でこんな話になりました。
『日本以外で食べるトウモロコシってまずいよね。』

田舎は停電が多くて困ります。

 とにかく、とうもろこしの話でしたね。

 そう、日本以外でとうもろこしを食べるとまずいんですよね。まず、おいしいとうもろこしに出会えたことがありません。

 アフリカにいる時はトウモロシを粉にして水に溶いてぐつぐつ煮ながらお餅のようなウガリというものをつくって、それを主食とするので、トウモロコシもウガリを作るのに都合のよい実の詰まった、粉っぽい、パンパンの品種を使用しているようですが、これがまたただ焼いたり、ゆでたりして食べるには硬くて、粉っぽくて、全然味がなくでまったくおいしくありません。
 本当に腹の足しと暇つぶしに食べるだけって感じです。
しかも、塩くらい振ればいいのに塩も振らず、何の味もつけてません。
 アフリカを出ても大差なく、本当にトウモロコシはぜんぜんおいしいものに出会えませんでした。
 日本で食べるとあんなに甘くて、みずみずしくておいしいのにしかもバターを塗ったり塩を振ったりしてさらにおいしくなるように味をつけて売るので、これがご馳走になるのですが、海外では本当に焼きトウモロコシや湯でトウモロコシは、家畜のえさかと思うような味のものばかりです。

 品種まではこだわらないにしてもせめて、せめて塩くらい振って、味をつける工夫位してもらいものです。っていうか、味もつけずにトウモロコシを食べる人たちがかわいそうです。

 知らないというのは本当に惨めなことですね。ちょっとの工夫でいろんなものが飛び切りおいしくなるのにって、このたびを通じて痛切に思うことが多いです。

 そうそう、『日本以外で食べるトウモロコシってまずいよね。』って話題になったとき、『あれ、どこかでおいしいトウモロコシ食べた記憶があるぞ』って実は思ったのです。

 で、昨日、焼きトウモロコシを食べて、思い出しました。そう、タイでした。タイではたったの10バーツ(約33円)の焼きトウモロコシにもちゃんとバターと塩で味付けされていて、香ばしいバターと程よい塩加減で久しぶりにおいしいトウモロコシを食べることができました。

 そして、もうひとつ、茹でトウモロコシに味をつけている国があります。中国です。でも中国はなぜか甘い。たぶん砂糖水で茹でてるんですよね。味をつけるだけ進歩してるけど・・・まあ、13億人の中国人が塩より砂糖がうまいというなら仕方ありませんけどね。

ポップコーンも中国は甘かったけど、これはあり。つまりキャラメルポップコーンってやつですからね。

それにしてももっと世界を見て、いいところをみんながまねすればいいのに。と思うことがよくよくあります。日本はすばらしいですね。

と、言ってもタイの手動ウォシュレット(インドみたいなただ手桶と水があるものではないですよ、決して。)とか、ココナッツミルク入りのカレーとか、中国のどこでもお湯が手に入る制度とかは日本にも見習ってほしいですけどね。

 タイの手動ウォシュレットは自分で動かせるし、結構な水圧だからまったくお尻に触れずともきれいになるし、しかも簡単なシステムだから、ごちゃごちゃ機械がついてて、複雑なコントローラーを駆使しなければならない最近の超ハイテクウォシュレットより全然使い勝手もいいし、カレーにココナッツミルクを入れた人にはノーベル賞をあげたいくらいです。中国にお湯をあれだけ普及させたのはいったい誰でしょうね。そこは中国のすばらしいところです。

 まあ、それにしても日本は大体においてよくがんばってるって思いますよね。

 ちょっと帰りたくなってきました。
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by fuji_akiyuki | 2008-04-23 19:40 | タイ3

ビザが・・・

4月15日より、個人旅行で中国の観光ビザをとる場合、往復航空券とホテルの予約証明書の提示が必要になりました。

つまり、事実上ビザを取ることができなくなりました。

オリンピックの影響だという話ですが・・・

 うーん、非常に勝手な処置だと思います。

大体ビザって何なんでしょうね。
誰がどこに旅行に行こうがそれを制限する権利なんて誰にあるんでしょうね。

 いくらでも陸路の国境を持ちながら往復航空券とは何をトチ狂ったことを言い出してるんでしょうね。

 こういう理不尽なルールに出会うたびにいつもはらわたが煮えくり返る思いをします。
 
 最近、実は旅行って自分に合ってないのではって思うくらいです。

 旅行をすればいろんな障害やハプニング、アクシデントにぶち当たります。一つ一つ乗り越えて旅行するのも楽しみの一つだといえばそうなのですが、ビザ関係だけはいつも我慢なりません。

 自分で稼いだお金で別に泥棒をするでもなく、違法に働くわけでもなく、お金を節約したり、消費しながら旅行してるわけで、別に誰に何を文句言われる筋合いもないはずなのですが、なぜか、ある国の滞在期間は強制的に決められるし、下手をすればビザを取らなければなりません。しかも多くは同じ国のビザでも取る国によって、ビザ代もまちまちだし、ビザを取るに当たり用意する書類もまちまちです。
 しかし、ビザがなければ入れないという絶対的不利な立場に立たされる旅行者にとって、大使館、領事館の職員など、暴力で無理を通すやくざ張りの存在です。
 横柄に、わがままに、ビザを出してほしければ○○しな、いくらいくらはらいな。と足元を見て賄賂の温床となるような制度でしかないと思うくらいです。
 
 中国はそこまでひどくはないのですが、やはり、今回の処置は嫌がらせとしか思えません。
 まあ、つまりは貧乏人は入ってくるなって事ですよね。

 中国でビザ延長をするにあたっても町によっては1日につき100USドル相当の元を生活保証金として提示を求められることがあると聞きます。30日で、3000USドル相当の元です。

 100USドルは元にして約700元、でも実際われわれのような旅行者は大体一日100元(1500円)程度で過ごしてるわけです。私のように自転車で移動する場合、50元で済んでしまう日すらあります。
 そんな旅行者に3000USドル分の元を用意させるわけです。USドルではだめで、元。そんなに替えたって使いはしないので、両替で目減りして、さらに再両替で目減りするわけです。
 こんなルール、本当に嫌がらせ以外の何者でもないですよね。

 ビザとか、滞在期間とか、国境とか、一体どれだけ重要なんでしょうかね。

 ちょっと何とかすると突然国境がなくなって、国がひとつに統合されてみたり、逆に独立して、突如国境ができたり。それまで自由に行き来できたのになんかのひょうしに誰かの陰謀でそれが不自由になったり。一体何がしたいんでしょうか。

国境に関していえばイスラエルのスタンプがあると入れないムスリムのアホな国々、北朝鮮やキューバのスタンプがあると入れないFUCKINGアメリカ。しかもアメリカはトランジットでも一度入国しなければならないので、北朝鮮に入って、アメリカ系の航空会社を使って南米にいこうとすると、
『いや、お前の国なんて入りたいとも思ってないよ』
っていう人もトランジットの際にスタンプひとつで問題になるわけですよね。

 こんなんの飛行機会社の都合以外の何者でもないのに何がしたいんですか。

 一体どこの誰がそんなに人の旅行に口を出したいのか、一体どこの誰に人がどこを旅行するか制限する権利があるのでしょうか。

 本当に
 『バッカじゃないの!?』

 なんだか、こんな馬鹿げたしかも絶対的な強制力を持つルールに翻弄されながら旅行をするって何か意味があるんでしょうかね。

 ただただ、人間の支配欲とか、傲慢さとか、物事をフレキシブルに考えられない人がどれだけこの世にはびこっているのだろうか、なんてことばかりを実感するわけです。

 だって、南アフリカとか、ケニアとか、中国とか、タイとか往復航空券なんてなくったっていくらでも陸路で入れるし、いつ入っていつ出るかなんて入ってからいくらでも決められるし、ホテルなんて予約しなくったっていくらでも泊まれますよね。

 なんて理不尽なルールを押し付けようとするんだろう。一体誰がやってるんでしょう。そんなやつら、みんなまとめて箒で掃きとって焼却炉に丸めてポイしてやりたい。

 ああ、国境なんて無くなればいいのに。
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by fuji_akiyuki | 2008-04-19 23:59 | タイ3

ソンクラン2008

今年も行ってきました。ソンクラン。
オリジナルTシャツも作って、今年は日本人8人と
去年よりちょっと面子は少なかったものの楽しんできました。

ちなみに今年も作りました『バッカじゃないの!?』Tシャツ2008バージョン。

 でもなぜか今年はお堀ダイブばかりで、人に水をかけた記憶があんまりありません。

 このままではだめだと最終日、機能はトゥクトゥクを貸しきって、お堀を一周。
チェンマイの水掛祭りは町をぐるりと巡るおほりに人が大勢集まって、お堀の水を掛け合いますが、中でも人対車の図式が一番白熱します。
まあ、お堀沿いにいる人同士でやってもお互いに同じ場所に陣取っていれば相手が変わらないので、いきおい、車やバイクに乗った人が標的になるわけです。

 つまり、トゥクトゥクに乗るというのはお堀沿いにぞろぞろ陣取った人、人、人、に水を掛け捲られることになるのですが。

 これがまた楽しい。

 お堀一周、大して距離もないはずなのですが、4,5時間かかって、お昼から夕方まで、かけられまくってました。とおりもみんながお堀から水を汲んで、かけるせいで、ところどころ洪水状態。ひどいところはすねくらいまで水につかる始末、マンパワーで洪水が起こせることを実感しました。

 まあ、掛けられるばかりでは面白くないので、こちらもトゥクトゥク上で大きな瓶に水を張ってそこに氷を買ってしびれるほど冷たい水を作って応戦してました。

 タイの水掛祭り。本当に楽しいですね。
 すべての人が無邪気になって水を掛け合う。そこには何の下心も裏もなく、ただ、ただ、みんなが楽しむばかり。しかも夜や食べ物の屋台や、食べている人には掛けないという暗黙の了解もあり、いやな気分になりません。平和でクレイジーなお祭りです。
 たまにそれをわかってない白人が夜中に一生懸命水鉄砲もって掛け捲って白い目で見られている人もいますが。
たぶん世界一楽しいお祭りではないかと思います。
 
 最後はタイウェイゲストハウスにトゥクトゥクをつけてもらい記念撮影。そして、みんなでお堀にダイブで、締めてきました。(普通お堀で泳がないみたいですが)

 今日、16日。機能までの狂喜乱舞がパタッとうそのように静まり返ってしまいました。
 デジカメ、携帯などなど、水を掛けられたら困るものは昨日まで持ち運ぶことすらままならず、ちょっとだけ不便を強いられていましたが、今日からは何の支障もありません。
 とおりを歩いていて、もう水を掛けられることもなく、ちょっと寂しい気もしますが、このメリハリも水掛祭りのよいところ。

 来年も参加したい。

 でもきっと来年の今頃はきっと中南米。

 来年。ご都合がつく方はぜひソンクランに。楽しいことは保障します。
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by fuji_akiyuki | 2008-04-17 21:15 | タイ3

安っぽい旅人の感傷。

寝台列車というものは何でああも旅情をかきたてられるのでしょうか。

 南寧から成都まで、36時間。夜行列車に揺られて帰りました。

 いつも乗ってる自転車とも違い。またバスとも違います。

 ある場所を旅たつとき、それまで一緒に遊んだ仲間とも別れ、かって知った町を離れ、一人、右も左もわからない初めての土地に向かうわけですから、その旅立ちが自転車だろうとバスだろうとちょっとした感慨に耽るのも旅の醍醐味というものですが・・・

 自転車は公道に出た瞬間から戦いです。車線のどこを走るのか、後ろからの車をどうやり過ごすか、前を行く歩行者をどのタイミングで抜き去るか、そして、長時間の自転車のたび。どこで休むか、時間と距離と体力と道の状況を頭に入れて、その日のプランを刻一刻と組み立てなおして一日の行程を無事に終わらせるための戦いが始まります。
 出会った旅人たちとわいわい過ごした楽しかった時間にゆっくり思いをはせることも、これから行く右も左も知らないまったく初めての町への不安に、こうだったら、ああしようか、ああなってたら、こうしようかと着く前からいろいろと考えをめぐらしてる余裕もありません。

 自転車に乗ってるときは感傷に身をゆだねるような余裕がないのです。

 バスの場合、自転車に比べると圧倒的にひとり、物思いに耽る余裕は出てくるのですが、やっぱりシートに縛り付けられて、自由に歩き回ることもできないし、ずうっと同じ体制で体のあちこちに不快感を感じて、それをどうにかこうにかだましたり、ちょっとずつうごいて、少しでも快適な体制を探し出すことにいつの間にか神経を集中させてしまうので、これもやっぱり感傷に身をゆだねてる場合ではありません。

ところが、寝台列車は、独特の空気と車両の中に限られて入るものの、バスとは比べ物にならない自由な空間を与えられ、ガタンゴトンという一定の心地よいリズムと渋滞知らずでスムーズに軽快に流れ行く車窓の外の景色を見ながら、現状への不快感から開放され、心行くまで旅に、思いをはせることができます。

 列車に乗るまではちゃんと間違えずに列車に乗れるだろうかとか、自分の席はちゃんと確保されているのだろうかとか、多少の緊張や不安もあるのですが、一度発車してしまえばあとは目的地につくまで何も考えなくていいのです。

 しかも今回、南寧から成都までの列車で、成都は一度訪れた町でもあり、結構かって知った町。行く先への不安はなく、ただただ、今しがた離れた旅仲間と過ごした楽しかった思い出を離れ行く町の記憶とともに思い出しながら、感傷に浸ることができるのです。


 長く旅をしていると人と出会い、ある場所ではある人と意気投合して、ある場所ではある人と何かを見に行ったり、ある場所ではある人と一緒に何かをしたり、とかく、多くの人とそれぞれまた多くの思い出を作ることができます。それと同時に出会った分だけ、別れもあることは当然です。

 旅が長くなれば長くなる度多くの出会いと別れを繰り返して、いつの間にか別れに対して非常に鈍感になってくるのかもしれません。インターネットのおかげで、いつでも連絡が取れるという安心感もそれに拍車をかけているのかもしれません。

 とにかく最近、人と出会って別れることに慣れ始めていました。

人に限らず、住み慣れたというにはあまりにも短い時間ですが、何日か滞在して、かって知った町を去ることにも、あまり感慨を持たなくなっていた様に思うのですが。

 今回、初めて中国で寝台車に乗り込んで、ゆっくりとプラットホームを列車が滑り出したとき、旅を始めたばかりのころの、なんともいえないような孤独感というか、寂しさを追体験できたようで、ちょっと新鮮な気分になりました。
 
 しかも、さすがは中国、ここに、静かに、感じのいい中国のポップスがBGMとして流れきます。これがまた感傷をそそるような静かな、物悲しい感じの選曲ばかりで、絶妙に気分を盛り上げてくれます。

 中国のポップスといってもかなり日本のそれに近いので、日本で町を歩けばいつでも聞こえてくるよなポップスの中から、静かで、その場の雰囲気に合うような曲だけが大きすぎない音量で聞こえてくるのです。

 日本にいるとき、邦楽はほとんど聴かなかったし、J-Popsも好んで聞いてるわけでもなかったのに、やっぱりそういう音楽で育ったんだなと実感させられるような時間でした。やっぱり、インド音楽とか、中東の民謡みたいなのとか、アフリカのコミカルな音ではだめなんだなぁ、やっぱり心にしみて、しっくりくるのは聞きなれた音楽なのかもしれないと感じた36時間でした。そして心行くまで感傷に浸ることができました。
 
 しかし、私はこういった感傷を『安っぽい旅人の感傷』と呼ぶことにしています。
 残念ながら旅人には出会いと別れを繰り返すことが性で、移動、移動、移動で旅を成立されるわけで、移動のたびにこの感傷に浸ってばかりもいられません。
次の場所に行けば次の旅人に出会うかもしれないし、次の町がすきなるかもしれません。

 あまりにも多くの思い入れをどこかに残すと旅が終わってしまうから、旅という性質上、この孤独感や寂しさはつき物なのです。
 
 いとも簡単に、一度移動すれば感じる、この感傷を私は『安っぽい旅人の感傷』と多少の戒めもこめてこの感傷に深く流されないように旅を続けています。

 実際、この直後、成都で出会った旅人たちと意気投合して、動物園に行ってはしゃぎすぎて声を枯らし、ルーレットで竜の飴を当てて歓喜して、変面を見て興奮し、何度も徹夜を繰り返して、誕生日パーティまで開いてもらって、有意義な日々を過ごし、そしてまた成都を旅立ったわけです。

ところで、今はチェンマイにいます。
昆明まで自転車で移動し、そこからバスで水掛祭りに間に合うようにやってきました。
今年も水掛祭りです。

 いろんなことがあって旅。やめられません。
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by fuji_akiyuki | 2008-04-10 16:53 | タイ3