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祝50,000km

ただいま、ウドムサイという町に来ています。
中国まで後100km弱。がんばれば1日でいける距離ですが・・・・
今回は今日で3日目のへたれの相棒がいるので、多分2日かかるでしょう。
相棒は3日目にして、ようやく190kmを走りきりました。
一人だったら2日でつく距離なのに・・・

 と、あんまりいじめるとかわいそうなので、この辺にしておきます。
昨日と今日で、炎天下の中峠2つ・・・半くらい越えたので、ずいぶんがんばっています。
ただ、今は相当疲れたらしく、口数も少なくさっさと宿に帰ってしまいましたが・・・

ところで、今日。この町につく10kmほど手前で、記念すべき50,000kmを達成しました。
50,000kmがどのくらいの距離かというと、地球1週と4分の一。月までの距離の約8分の一。静止衛星まではとっくに届いている距離です。ちなみに太陽までだと・・・3千万分の一?

何はともあれ、そんな記念すべき瞬間に同行できた相棒も、峠でへたれて半泣きだったのに、このときばかりはうれしそうにしてました。

そして、夜は中華でお祝いしました。
 っていうか、やっぱり中華おいしい。
 早く中国行きたいです。
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by fuji_akiyuki | 2009-02-24 22:57 | ラオス

またウンコ!?ウンコラープ!!!

今、ビエンチャンから北へ400km、ルアンパパーンという街に来ています。

 ビエンチャンのサバイディーゲストハウスで、ちょっと脳みそのとろけてしまったような人たちから逃げ出して、宿を変えてから、ちょっと落ち着いて物事を考えられるようになったのですが、やっぱりビエンチャンにはあんまり魅力を感じず、タイのビザを取った次の日にビエンチャンを出発しました。

 タイビザはキャンペーンでただといううわさも出回りましたが、結局まだ始まってないのか、ただのデマだったらしく、しっかり1000バーツとられました。

 それにしても、ラオスに入ってからここ、ルアンパパーンにくるまで、ぜんぜんいいことがありませんでした。
 ビエンチャンを出発した次の日。
 お昼ごはんにと、ラオス名物のラープを屋台で注文。
ところが出てきたのがこれまた激マズラープ。
 ガイドブックなどの写真で紹介されているようなものとは似ても似つかない限りなく黒に近いこげ茶色。
 一口食べれば苦いだけで味がありません、なんだか丸焦げのほとんど炭になったトーストをお湯で溶いたような壮絶な苦さ汁の中に、パクチーやら香草と一緒に肉というより、腸とか、腎臓みたいな臓物の細切れが漬け込まれているといった料理。

 しかも、一緒に出てきたカオニャオ(ラオス名物の炊いたもち米)はすでに冷え冷えで、干からびて、ところどころかぴかぴになり、なぜか不健康そうな茶色い米粒が混じってもちろんぜんぜんおいしくありません。

 付け合せのスープにはハエが入っていて、食欲減退効果抜群。

ハンガーノック(おなかがすきすぎていきなり力が出なくなる現象)状態で入った屋台だったのですが、結局半分も食べられずに屋台を出てしまいました。

 その後しばらくクソマズラープの味が口の中に残って、ちょっと気分が悪くなってました。あんまりにもまずいので、何であんなにまずかったんだろうと、あの苦さの正体はいったい何なんだろうと考えていると。。。
 
あのあまりの苦さは何かを焦がしたのではないか。
 それにしても苦すぎる、焦がしたくらいであんなに苦くなるものだろうか。
大体、中に入っていた具はこげているような感じはなかったし・・・

 それにしてもクソマズ・・・・糞マズ!?

 え、”糞”マズ・・・

 うんこ?

 そういえば具の中には腸の切れ端が・・・
柔毛がびっしりついてことでもあれは確実に腸。

 腸の中身は・・・・ん? ”うんこ”!!

 うんこは食物が体内で消化液をふんだんにかけられて、消化吸収されて残ったカス。

 そして、胆汁など消化液の中にはこの上なく苦いものがあったはず・・・・

ええ、ということは、お昼に食べたあのラープは・・・・
 


          ウンコラープ!!!  


と、このような思考を経て、

お昼に食べたのはウンコラープだ!!
 
という考えが頭の中を占領します。

 またウンコかよ。

 そうなるとまた胸糞悪くなってきます。とにかく、気分が悪くて、それからしばらくラオス料理に警戒心が生まれてしまいました。

 そして、その日の夕方。バンビエンに到着。
バックパッカー絶賛のバンビエンでしたが、バンビエンは確かにバックパッカー好みに仕上げられた、対観光客、対バックパッカー向けの街でした。
 完全に浮かれた非日常的な街です。確かに楽しい雰囲気はあるのですが、ヨーロピアン好みのカフェやレストラン、バーばかりがあって、どこにも英語のメニューがあって、ラオス料理よりも白人の好みそうなハンバーガーやら、ピザやら、スパゲッティばかりがメニューに踊る街。
 日本食とか、韓国料理のお店もありますが、ラオス料理はどこのレストランもとりあえずおいてあります程度。とにかくバックパッカーに媚びた街。

 浮かれて、はしゃぐ白人であふれかえっている街で、つるむ仲間もいなくて、物価ばかり高かったら気分は落ち込むばかり。宿こそそこそこ安いものの、ビールも、食事も激高。もともとラオス自体高いと思ってるのにそれより高い。ネット屋さんもビエンチャンの3倍。一時間2ドル以上。ビエンチャンでは3時間で安くなるネット屋さんでやっていたので、そこと比べると実に5.4倍の値段。ばかばかしくて、ネットもする気になれません。

 こんなところはさっさと抜けたほうが無難と考えました。
 夕飯も食べずに一泊だけしてさっさと立ち去ろうと持っていたのですが、メインストリートに面したレストランに値段も一緒に日本語のメニューが貼り出してありました。

親子丼 20000K
豚玉丼 20000k
卵丼  20000k

などなど。20000kはドルにして約2.5ドル。そして、お昼のウンコラープが15000k、約2ドル。

それを考えると高いラオスの屋台で、まずいラオス料理を食べるくらいなら、多少ばったものでも日本食のほうが食べられるのでは・・・・

と考えて、豚玉丼(たぶん他人丼を意味するものだと思うのですが)を注文。

 しかし、出てきたものは確実に別物。ラーメンとしか見えないほど汁が入っていて、最初は間違えたものを持ってきたのかと思いました。ところがよく見ると汁の中に泳いでいるのはご飯みたいだし、具は確かに卵とお肉、たぶん豚肉です。
 完全に何か間違えています。どんぶりの意味がわかってなかったようで、これまた、わけのわからない日本食を食べさせられて、宿に帰ると宿の前で飲んでよっぱらった白人に絡まれて、向こうは悪意は内容なのですが、しつこくいろいろ聞かれて、肩組まれたり、握手を求めたり。とにかく面倒でした。

 もう早々寝て、早朝さっさと出発しようと決心して就寝。

  そして朝になったら、空のペットボトルが自転車にくくりつけられていました。

 なんで?これは嫌がらせ!?

たったの一泊でなんだかいろいろいやな目にあったり寂しくて落ち込んだりして、もういやだ、さっさとラオスを抜けてしまおうとルアンパパーンまで走ってきました。

 気持ちははやるのに、ラオスの道は非常に険しく、バンビエンからルアンパパーンまで約240kmで4日もかかってしまいました。

 バンビエンを出た日は60kmほど行った町に宿を見つけてそこに止まったのですが、その町、昔、ビエンチャンから、昆明まで40時間のバスに乗ったときに止まった町で、中華料理のお店がありました。

 バスで通ったときはおいしくもない出来合いの料理を出して、結構な代金をとられて、こんな何にもない国で、バスの乗客を相手にあこぎな商売をしてるなとかなり怒り心頭だったはずなのに、今回、そのレストランを見つけたときは地獄に仏を見た思いでした。
 
 あこぎだった店はおいしい魚香茄子とご飯をおなかいっぱい提供してくれて、この物価高のラオスにあって23000k(約3ドル)、ぜんぜん良心的なお店へと変身していました。

 久しぶりの中華のおいしさにご飯3膳がまったく何の抵抗もなくさらさら入ってしまいました。中華やっぱりおいしすぎます。この調子で中国行ったらやばそうです。

 と、この日くらいまで、ラオスの印象は最悪でした。このたびワースト3に入りそうな勢いでしたが、この後、ちょっといい事が続きました。

 この翌日。とまるところに恵まれずに道端の工事現場のようなところでテントを晴らせてもらいました。詰め所の傍らだったので、そこに詰めている人が夕飯に誘ってくれました。

 そう、ラオス人が普通に食べている料理を口にするチャンスだったのです。これがまたおいしい。多分何かの葉っぱを刻んで煮込んだソースにカオニャオをディップして食べるスタイルだったのですが、この葉っぱのソースがかなりおいしかったのです。

 アフリカにもキャッサバの葉っぱを刻んでソースを作るカサバリーフ、ジャガイモの葉で作るポテトリーフというソースをご飯の上にかけて食べる料理があったのですが、これに似た感じです。

 アフリカにいるとき、初めてカサバリーフを食べたときはかなり度肝を抜かれて、何打これはと思っていたのですが、慣れてくると結構おいしいし、病み付きになる料理で、今回ちょっと懐かしくもあり、味もおいしかったので、たらふく食べてしまいました。

 そして、その夜の満天の星空。久しぶりに天の川。冬の大三角形。ベテルギウス、シリウス、プロキオン。
 その夜。ちょっとラオスもいいかなって思うようになってきました。

 そして、ルアンパパーン。この町もバンビエンほどではないけど、対バックパッカー用の浮かれた町、そして、バックパッカーに媚びたような町ではあるのですが、ここには日本人の集まる宿があります。

 浮かれた町ではつるむ仲間を見つけて、一緒にその熱に乗ってしまえばかなり楽しいものです。バンビエンではそういう仲間がいなかったために余計に孤独を感じて、落ち込んでしまったのですが、ここ、ルアンパパーンでは10人くらいの日本人と托鉢を見に行ったり、洞窟見に行ったり、バースデイパーティをやったり。わいわいやれてかなり楽しく過ごせました。そして、落ち込んでいた気持ちも一気に吹き飛んで、楽しいたびができるような気がしてきました。

 そう、私は寂しがり屋です。一人じゃ面白くないんです。
 一人にされると寂しくてすごい沈んでしまいます。そして、腐ってしまうのです。

 あんまりにも情けないようですが、やっぱり、日本人とつるむのが楽しいですね。特にこういう浮かれた町では。

 浮かれた町って、その町自体、別にそんなに好きにはなれないものですが、誰かとつるめると楽しく過ごせるので、いい思い出が残るものですが、そうでないときは私はあんまり楽しめません。
 
 そして、最近思ったのは東南アジアにはそんな浮かれた町が多いなって事です。
そういうところではなんとなく、旅をしているというより、旅をさせられているような。旅のテーマパークを渡り歩いているような、バックパッカーになったような錯覚をさせられいるような・・・

 楽しめればそれでいいんですが・・・
       
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by fuji_akiyuki | 2009-02-19 18:52 | ラオス

おまえが犯人だ!!!

昨日、ネット屋さんの閉店間際まで、粘って、11時過ぎ、
それでも、今日はタイの大使館にいかなくてはならないからと早めに寝ようと思って、ウンコの撒き散らされたシャワールームのあるドミに帰ったのですが・・・

 もう大半の人が寝ているようで、ドミの電気も消えていたので、私もとにかく寝ようと勤めました。トイレはウンコまみれになった惨状後ではなく下階のトイレを使って、どんなに汚くても、ウンコまみれのシャワールームでシャワーを浴びる気にはなれなかったので、そのまま寝ることにしました。

 ただ、自分のベッドに横になってから見て、右斜め上と両隣のベッドに寝ている白人たちに生理的になんか受けつけない物を感じました。

 右斜め上はスキンヘッドのお兄ちゃんで、昼間に入ってきたときもチラッと見たのですが、所見から本能が危険信号を発するタイプでした。そして、左隣は白人のおじさんで、私がベッドに入ろうとしたとたん、寝言なのか、『ウウアッ』と声を出して、なぜか手を伸ばしてきたのに恐怖を覚えて、やっぱり私の本能は危険信号を発してきます。

 ただ、右隣のベッドはドミなのにカーテンがかかっていて、もともとカーテンのついてないドミのベッドに一生懸命自家製カーテンをつける奴=ちょっといかれた奴。
という方程式にのっとって、こいつもやばいかも、と判断したのですが、改めてカーテンを見てみるとそれはカーテンではなくて、蚊帳であったことが判明して、右隣に対する警戒は幾分解除されました。

 何事もなければいいのだけれども、南京虫が出てこなければいいのだけれども・・・

 そうおもって、とにかく眠ろうと勤めました。

 やっぱりなんかいる。かゆい!!

 南京虫だろうか???

 いや、蚊が飛んでる。蚊、かな?

 うーん、でも腰とか、ふくらはぎの裏とか、なんか、ベッドに設置してるところもなんとなくかゆい。。。

 気のせいだろうか、やっぱり南京虫はいるのだろうか?

 そんなこんなで、なかなか寝付けずにいて、ふっと気づくと右斜め上のスキンヘッドもなんか掻いているみたいでした・・・・

 かゆいのかな?

 どこを掻いている・・・・


 え、 股間?


 掻くにしては長すぎるぞ・・・・
 
 ええ、こいつもしかして!???

 えええ、自慰行為??


 やや、間違いない。腰まで寝袋をかけていて、そのもの自体は見えないものの、腰からうえ裸だし、手は股間の辺りに入って、激しく動いています。


 ええーーマジかよ。ちょっとやめてくれよ。キモいよ。


 さりげなく動いて、自分が起きているというアピールをしてみるが、まったくやめる気配がありません。

 
 恐る恐る顔を見てみると



 わわわ。あっちもこっち見てるよ。



 ええ、ちょっと、マジ、本気、ありえない。
目が合ったのにやめない。っていうか、もしかして見せ付けようとしてる?


 3つに区切られた巨大ドミトリーの一番窓側の区画には2段ベッドが3つ。つまり6人が寝ることができます。

 そのとき、私の上と左上がまだ帰ってきてなかったのですが、4人が寝ていました。
多分0時前後。左もまだ寝つけてないようでした。

 しかし、右上のスキンヘッドは人に見られると事なんかぜんぜん意に介してないように自慰行為にふけっています。しかも、電気はついてないとはいえ、すぐ外に街灯があるらしくて、スキンヘッドは窓から差し込む街灯の光で、自慰行為にふけっている姿が煌々と照らし出されています。

 係わり合いになりたくなくいので、左を向いて一生懸命眠ろうと勤めました。


 しばらくするとスキンヘッドの息が荒くなって、そして、また、しばらくすると沈黙が訪れました。ようやくひと段落着いたようです。

 とりあえず、ちょっと安心して、これで眠れるかと思いきや、こんどはまた、南京虫が這い出てきます。結局朝まで、本当に南京虫だったのか、蚊だったのか、それともあまりに気にするために幻想が生じたのか、さだかではありませんでしたが、とにかく安眠することができずにいると、多分2,3時間たったころでしょうか、気がつくと右上のスキンヘッドがまたはじめています。

 こいつはサルか?

 っていうか、ちょっと頭のねじゆるすぎない、この人。
おかしいよね。普通恥ずかしくて人前でしようなんて思わないものでしょ?
5年間旅して、こんな風に人の自慰行為を見せ付けられたのは初めてです。

 なんか間違ってる、この世界、これもラオスだからだろうか。
 マジありえない、耐えられない、ラオス、居られないかも。

 そんな風に思いながら、またもや怖いもの見たさで、スキンヘッドに視線を移すと、やっぱりこっち見てる。

 絶対こいつ見せ付けてる。

 そんな確信を持つと、今度は本気で怖くなって、右を見ないように左に寝返りを打ってスキンヘッドに背中を向けます。

 すると・・・・

 目の前にもう一人、パンツの中に手を突っ込んで激しく動かすサルが・・・・


ええ、マジで。なに、これ、ドミで、自慰行為は普通のことですか??

 そんなの、ぜんぜん今まで経験ないんですけど。。。

 これ、絶対まともじゃないよね。変を通り越して変態。

 そう、変態だよ。っていうか。狂ってる。狂人だ。
 
 そうだ、こいつらのどっちかだ。昼間ウンコ撒き散らしたのは。

だって、そうでしょ。普通の人間はできないよね。

 そう、昼間の、『マリファナを吸ってブリブリになったバカそうな白人が薄ら笑いを浮かべながらシャワー室でしゃがんでウンコをブリブリしながら歩き回る』妄想の白人はスキンヘッドでした。

 あの時、トイレに入って、あの惨事が起こる直前、スキンヘッドとドミで顔をあわせており、そのとき、私の本能はこいつはちょっとやばい奴かもしれないぞ。と警鐘を鳴らしていたのです。だから、前回も書いた空想の中の『バカそうな白人』は、そう、このスキンヘッドだったのですが・・・

 しかし、同じレベル狂人が私の目の前にも・・・そして今も激しく手を動かして・・・・

ああ、なにかが遠のいていく感じが・・・・



 そして、全裸で、自分の性器を刺激しながらしゃがんで、電車ごっこのように二人で連なって、ウンコを撒き散らしながら、激しく手を動かして、シャワールームで歩き回る妄想が頭を占領し始めました。

そうだ、ぜったいそうだ。
 犯人はおまえだ!!


 これが、ラオス??


 絶対無理・・・・

 だって5年間旅して、他人の自慰行為を見せ付けられたことなんて一度もないのに。
ラオスに入ったとたんいきなり二人も・・・

 ああ、でも、一度だけありました。
 それはイランのどこかの小さな町で、宿にチェックインして、トイレに入って小便をしていたときでした。ちょうど顔のところに窓があって、たまたま開いていた窓から、小さな路地が見えました。表の大通りから一本入った人通りのほとんどなさそうな小さな路地で、気の弱そうな多分ホームレスが、押さえ切れなくなった性欲を処理しようと一生懸命手を動かしているところを見てしまったことがあります。
 でもその男は人が来ないかどうか常に気にして、びくびくしながら左右をきょろきょろ落ち着きなく警戒して、ことに及んでいました。

 そのときはきっとこの男はホームレスで、プライベートな空間を持つことができなくて斜め上から覗かれているとも知らずに、仕方がなくそこで、やっているのだろうなと、多少同情すら覚える場面でした。

 ところが、今回のこの二人の行為はたぶん常軌を逸しています。
ぜんぜん見られることを意に介さず、むしろ見せ付けているのかとすら思われるほど堂々と、ドミのベッドで自慰行為にふけっているのです。

 私は絶対友達になりたくない。なにか、人間として欠かすことのできない、なにか大切なものが欠如しているのではないかと疑わずに入られませんでした。

 ちょっと頭のねじが緩みすぎ、いや、もしかして、その調子で、肛門まで緩んでしまったのでしょうか。
 
 そういえば宿にチェックインしたときも、レセプションのカウンターの向こう側で昼間から従業員が女の子と一緒に寝てたし、面倒くさそうな態度で、部屋に案内されたりしたし、ちょっとゆるみすぎですよね。なんかこういうのどうしても好きになれません。


結局一睡もできずに朝を迎えました。

 どうにかさっさと大使館の用事を済ませて、チェックアウトの11時までに帰ってきて、宿を変えてやろうという野望を持って、大使館の開館時間より30分くらい前に到着しました。

 すると、「タイビザか」と声をかけてくる男がいて、「そうだ」とこたえると「こっちに来い!!」といわれて、混むと聞いていたので、事がスムーズに進むように申し込み用紙だけ、先に配ってくれるものだとばかり思って言われるままについていきました。


 完全に忘れていました。そういう詐欺まがいの商売があるということを・・・・
 こんなことされたの本当に4年以上前のモロッコ以来だったので。。。


 親切にその人は申し込み用紙を渡すだけでなくて、私のパスポートを見て、記入までしてくれて丁寧に写真まで張ってくれました。

 この人、タイ人だろうか、ラオス人だろうか。きっと大使館の職員だから、タイ人かな?
やっぱりタイ人、親切だなぁ。なんてのん気に思っている矢先。

『パスポートのコピーは?』
と聞かれて、私が出したのは昔にとって、ちょっとインクがはげているもの。
『これじゃだめだな、それにラオスのビザのページも必要だから』
と言って、
『じゃ、全部で150バーツね』

うわ、やられた。
 という気持ちと、
早くしないと宿をチェックアウトできない、
という気持ちが同時に沸き起こってきました。

あそこにもう一泊は選択肢になかったので、絶対ありえなかったので、
腹が立つけど、もう任してしまおうかな、と言う気持ちになって、150バーツ払いました。
 そして、そいつが、仲間の男に50バーツを渡して、コピーをとってくるように言うと、そいつは100バーツを自分のポケットに突っ込みながら、
『コピーが帰ってきたら、これをもって帰って明日のあさ、申請に来い』
と言い出しました。
『ええ、今日申請できないの?』
と聞くと
『今日は大使館休みだから』



カッチーン[m:68][m:68][m:68][m:64]。 『おまえはインド人か!!』


『何のための150バーツだよ、もともとただだろう。』
久しぶりに本気で切れました。とにかく写真をはがして、150バーツを返すように要求しました。

『50バーツはコピー代だ』
と主張してたようですが、怒りは収まりません。
そんなの書く前に言えよ。何なんだこの詐欺まがいの行為は。
こんな不誠実極まりない奴にびた一文渡せるか、コピー代なんて、微々たる物だし、そんなのこっちがはらう必要なんて全然ない。

 むこうは、こちらが、頼むといくらで、頼まないで、自分でやるという選択肢があることを事前にこちらに伝えることなく、選択肢を勝手に奪い去って、勝手に申し込み用紙に書き込み始めたわけで、こっちの承諾もなく、ほとんど詐欺行為を働いてるような奴にはびた一文払うものか。

と、そんな怒りがふつふつと湧き上がってきました。

 『絶対金は返せ、おまえの都合なんてこっちの知ったことじゃない。じゃなきゃ警察にいこう。』

 の一点張りで、お金を返してもらって帰ってきました。

 これがラオスなのか・・・・

 ふと、むかし、友人が、ビエンチャンの食堂で、ビールの本数を間違えて請求されて、一本多いと講義をしたら、警察沙汰になって、手錠をかけられたか何かして、結局有無を言わさずに理不尽に飲んでない一本分を払わされたと言う話を思い出しました。

 冷静になって今考えてみると、一緒に警察に行ったところで、私のお金は帰ってこなかったかもしれません。警察が介入しても理不尽がまかり通る世界って、久しぶりで、しかもわたしはもっとも嫌いなタイプの国です。

ラオス。不安です。



 宿はどうしても変えたかったので、いろいろ回ってみたのですが、まだチェックアウトタイムよりずいぶん前だったので、なかなか空きは見つかりませんでした。

どこもかしこも『フル』の一言。
でも、この一言にもいちいちむかつきます。
だって、この時間にフルでもチェックアウトする人が居るかもしれないわけです。
カチンとくるのを抑えて、
『今日誰もチェックアウトしないのか?』
と聞くと、
『まだわからない。』
そうなって初めて、
『チェックアウトタイムは?』
やっと可能性が出てくる会話になって、
『12時がチェックアウトタイムだから、そのころまた来たらあるかもしれない』
と、ここまできて始めて納得できます。

ただ、そのうち何件かは
『今日は誰もチェックアウトしないのか?』と言う質問に
『しない』
『確かか?』
『確かだ』
と言うやり取りなるとさらにカチンときます。
絶対にフルの宿で、宿泊客が一人残らず今日の宿代を払っているなんて事はないはずなので。
 何でそういういい加減なことをいえるのかと思うと腹が立って仕方がありません。

 なぜか、ビエンチャンはあまり人気もないのに旅行者ばかりが多くて、結構宿は売り手市場で、宿側が横柄な態度だったりするので、ビエンチャン、来る度に嫌いになっていきます。

サバイディーのチェックアウトタイムは11時で、ほかのゲストハウスは大体12時。つまり、ほかのゲストハウスのチェックアウトタイムまで待ってると、とまってないのに一泊分払う羽目になるように仕組まれています。確かにこの宿だったら多くの人が一泊で逃げ出すでしょう。
かといって、11時にチェックアウトして、12時のほかのホテルのチェックアウトに部屋が見つかるかどうかは保証がないので、結構捨て身の賭けです。
 よくできた、非常に悪意を感じる腹の立つ仕組みです。

 でも、あの空間はありえません。ウンコまみれのシャワーは絶対使えないし、人の自慰行為はもう見たくありません。南京虫はまだかわいいものです。

 とにかく、一泊分余計に払ってでも、絶対今日は宿を変えてやろうと、時間ぎりぎりまで、探していました。どうせ泊まる気がないなら、サバイディーはチェックアウトして、捨て身の宿探しに出ようかとも考えていると、チェックアウトタイムぎりぎり10分前にようやく納得できる部屋を見つけることができて、何とか、この狂った世界から、逃げられる場所を確保できました。
 

  これがラオス・・・・

 ラオス、好きになるのは限りなく不可能に近い気がしてきました。

早く中国に行きたい。中国で癒されたい。
正直だけど無愛想で、ちょっと声をかけたりすると、不器用にぎこちない笑顔を返してくる中国人に会いたいです。

 
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by fuji_akiyuki | 2009-02-09 18:14 | ラオス

ウンコを撒き散らすな!!!

今日、ノンカイを出て、ラオスの首都、ビエンチャンに到着しました。
いっても20kmくらいですが・・・

しかし、その20kmで私のテンションはこれでもかというくらい急降下しました。


 バックパッカー絶賛のラオスなんですが、首都のビエンチャンはあまり人気がないようです。

 そして、わたしも、このビエンチャンという町には過去2回ほど訪れたことがあるのですが、物価ばっかり高くて、何にもない退屈な町という印象しかありません。

 ビエンチャンに限らずバックパッカー絶賛のバンビエンやルアンパバーンを訪れたことのない私にとって、ラオスは物価ばかり高くて、何もない退屈な国という印象しかありませんでした。

そして、今回、ようやくバックパッカー絶賛のバンビエンやルアンパバーンを訪れる機会に恵まれました。


 しかし、バンビエンやルアンパバーンのどこが魅力なのかとバックパッカーに聞いてみると、大体口をそろえていうのは『のんびりできる』とか、『ゆっくりできる』とか、『何もしないでボーっとしてられる』という答えが返ってきます。
 そして、私はバックパッカーが絶賛するのんびりできる』とか、『ゆっくりできる』とか、『何もしないでボーっとしてられる』町は経験上あまり好きになったことがありません。


 だから今回、ラオスを旅する上で、ラオスという国を好きになれるかどうか、すごく微妙でした。自分にはラオスを好きになる自信がまったくありませんでした。ことによってはバックパッカー絶賛のバンビエンやルアンパバーンは行かずに、ラオスが好きなのか、嫌いなのか、不確定要素を残しておくことで、ラオスについての評価を下さないままにしておいたほうがよいのではないかという考えもありました。

 だって、もし、自分がラオスを好きになれなかったら、みんなが『ラオスいいよねー』って言う話題に入っていけなくなってしまいますから。

 

 まあ、そんな理由よりも、地理的、ルート的な要素や、時間的な要素もあって、ラオスに行けなくなりそうだったのですが、今回、今年もチェンマイのソンクランに参加することを決意し、それまでの時間的余裕やビザの関係も考えると、十分ラオスに行けるし、むしろその方がビザ的には都合がいいということもあって、ラオスを走る決意をしました。

 ただ、やっぱり前述のラオスを好きになれるのかどうか、一抹の不安を抱えて、今日、国境を越えて、ラオスに入国してきたしだいであります。

 バックパッカー絶賛のラオスにあって、いまいち人気のないはずのビエンチャンですが、なぜかいつもゲストハウスは満室。宿を探すのに苦労するという印象がぬぐいきれないここビエンチャンで、やっぱり今日も苦戦を強いられてしまいました。

 そして、この満室続出のビエンチャンにあって、最安のドミトリーを持つサバイディーゲストハウスはいつもガラガラなんです。

 なぜ、このサバイディーゲストハウスががらがらなのかというと、宿の天敵、これがいたらゲストが一目散に逃げ出してしまうという、南京虫を野放しにベッドに飼いならしているからなのです。

 ・・・と、言ううわさが横行していて、私もこのサバイディーだけには泊まるまいと思っていたのですが、なかなかほかの安い宿は全部フルで、どうするか迷ったのですが、ノンカイで出会った日本人が、4日ほど前にビエンチャンから到着して、サバイディーに5泊ほどしたけど、一度も南京にはやられなかったという証言1と、その間、南京にやられたという人も聞いてないよという証言2によって、ちょっとのぞいてみようかという気持ちになったのです。

 ドミに入って、早速マットを点検すると、ありました、ありました。南京虫の糞。それこそ南京虫の糞だらけ。バンコクのさくらを思い出しました。これはやばいだろうと思ったのですが、結構探しても南京虫は見当たりません。そして、糞もかなり乾燥して、かぴかぴになっているものばかり。

 これは、もしや、駆除をしたのでは??

 という希望的観測のもと、とりあえず、今日1泊だけしてみようかとチェックインしてしまいました。

 ここ最近めっきりノンカイでDVD三昧の生活のため、夜型人間になっていたところを今日は朝から起きたので、チェックインと同時に眠くなって、しばらくベッドで寝てみたのですが、今のところ軟禁の被害は受けてないようです。

 そこでちょっと安心して、街をぶらついて見ました。まあ、今回で3度目の訪問ということもあって、まったく知らない町でもないので、大して目新しいものもなく、なんとなく歩いていると、昨日のムーガタ(タイ式焼肉食べ放題)の消化が完了したようで、急激にもよおしてきました。

 そこで、宿に大急ぎで帰って、サンダルを脱ぎ(タイやラオスの宿は室内土足禁止だったりすることがあります。)シャワールームに駆け込みました。シャワールームはトイレも一緒になっていて、結構広々しているので、気分がいいのですが、シャワールームに入った途端。

ムニュっと何かいやな感触が裸足の足に伝わってきました。


な、なんだと、大腸から肛門を押し出す圧力を懸命に制圧しつつ足元を観察してみると・・・


ええ!!

ウ、ウンコ!!

それは紛れもなく、ウンコでした。しかもほぼ間違いなく人のもの!!

ええ、何これ!! 
 なんだ、これは夢か、いや、夢であってほしい。

 という希望はかなえられることもなく悲しく惨めな現実は私に屈辱の責め苦をおもいしらせます。

 そう、ウンコの撒き散らされた広いシャワールームの一番奥まで行かないとトイレにたどり着けないのです。

 そして、自分自身のウンコもすでに我慢の限界に。

 ああ、最悪・・・誰だよこんなどうしようもない子とした大バカ野郎はとまだ見ぬ犯人をのろいつつ、とにかくシャワーの水を出して、足を洗って、便器を洗って、トイレの周辺の床に散らばったウンコを流して、私は決死の覚悟と、身を焦がさんばかりの屈辱に耐えて、便器に腰を下ろしました。

 その間、ずっとシャワーで水を出しながら、足を洗いつつ、床のウンコを流しつつ用を足しました。しかも、食べ放題だっただけに自分の量も半端ありませんでした。

 ものすごい快便だったにもかかわらず、なんか気分はすっきりしません。

 ラオスに入って初日、南京と戦う夜になるのだろうかと心配を抱えているさなかに、南京の前に人のウンコを処理をさせられて、テンションはこれ異常ないというくらいどん底に。

って言うか、




   ウンコを撒き散らすな!!!




いったい誰だろう???

 従業員はないだろうと思うと同室の白人たちの誰かだろうか!!

 以前にもナイロビの宿で、シャワー室に巨大なウンコが垂れ流しにされていたことがあって、そのときも見たわけではないけれど、しらふでこんなことはするやつはいないだろうといううわさになって、同じ宿だったインド人たちがいつもマリファナを吸っていたので、私たちの間ではこいつらの誰かがブリブリになって、ブリブリしちゃったんじゃないだろうかということになりました。


ラオスといえばマリファナ。

 そして、想像はマリファナを吸ってブリブリになったバカそうな白人が薄ら笑いを浮かべながらシャワー室でしゃがんでウンコをブリブリしながら歩き回る映像が・・・

 確かにしらふでウンコはしないだろうし、お酒だったら酔っ払ってゲロをすることはよくあるだろうけど、ウンコは聞いたことがありません。

 どうしてもナイロビのときの記憶と結びついて、犯人はマリファナを吸っていたのではないだろうか?
 そして、自分以外の宿泊者は見た限り白人のみ。

そうすると、どうしても想像は…


 っていうか、ラオス、大丈夫だろうか?


 ラオスといえばマリファナ。バックパッカーがバンビエンやルアンパバーンを絶賛するのは絶賛するのはマリファナが吸えて、『のんびりできる』とか、『ゆっくりできる』とか、『何もしないでボーっとしてられる』から、そして、マリファナ入りのシェイクがあって、ピザがあるから。


 旅行者の中には好きな人も多いし、まあ好みは人それぞれだと思うし、私自身、お酒を飲んで酔っ払うのは大好きなので、お酒は飲めないけど、マリファナで気持ちよくなるという人を攻めることはできませんが、ウンコを撒き散らされたら、ちょっとありえません。

 いや、実際マリファナを吸うとそうなるのかどうか私には定かではありませんが、ナイロビではそんなことを言い出す人がいたので、どうしても結びついてしまいます。

 まあ、酒飲みは酔っ払いに寛容で、よく自分の寝ゲロをしたりするので、酔っ払いの寝ゲロは許せるのですが。
 ゲロは許せるのにウンコは許せないのかといわれると、なんだか、自分のことは棚に上げているようで多少の罪悪感もあるのですが…
 いや、やっぱりさすがにウンコを撒き散らすのはやめてほしい。

 普段、大して気にしないマリファナですが、今日はマリファナと撒き散らされたウンコがどうしても結びついて、マリファナとこれからいくバックパッカー絶賛のバンビエンやルアンパバーンが結びついて、不安が広がり、被害妄想が拡大していきます。


 そう、『のんびりでき』て『ゆっくりでき』て『何もしないでボーっとしてられる』町は、要するに何もない退屈な町。

そして私は何もすることがない退屈な町はあまり好きじゃなくて、動物園があって、水族館があって、科学技術館があって、大学があって、地下鉄が走ってて、コンビにか大型ショッピングモールがあるような大都市が大好きです。

 だって、旅行者である私は別に束縛されるような用事は大してないので、大都市だって、『のんびりでき』て『ゆっくりでき』て『何もしないでボーっとしてられる』ので。

 宿でゆっくりすればいいし、カフェで、のんびりコーヒーでも飲みながら、本読めるし、バーで酔いつぶれてもいい。
 大都市なら、どこにでもカフェがあるし、バーがあるし、おいしいものも食べられます。コンビニがあればいつでもお酒が買えます。

 私は退屈なのはあまり好まないので、退屈な町に耐えられるか、不安です。
 何もしないでボーっとする一日があってもいいけど、3日にいっぺんくらいは動物園でサルと戯れたり、水族館でナポレオンフィッシュとにらめっこしたり、巨大ショッピングモールで迷子になってみたり、ないとマーケットに繰り出して夜店で冷やかしの客になったり、日本人とつるんでのみに行ったり、トランプしたり、ダハブゲームがしたいわけです。

 そう、大都市じゃなくてもかまってくれる日本人がいればいいんです。

でも、マリファナは吸うとみんなボーっとして会話もままならなくなるので、かまってもらえなくなると私は寂しくて死んでしまうのです。そしてふてねします。

 一緒に飲んでバカな話をしてくれる人がいるだけでもいいんですが。
 
 退屈な、何もしないでボーっとする一日に耐えられるかどうかを考えるとラオスを好きになる自信がなくなってきます。

 そうやって、落ち込んで、シャワールームにウンコの撒き散らされた宿に帰るのがいやでしょうがなくて、町を歩いていると、『トゥクトゥク、葉っぱ』と角ごとに声かけられて、ラオス初日にして、むっちゃウザイ、ほうっておいてくれよ。と腐ってしまいます。

 そうすると、とんでもなく放っておかれた、他人にまったく関心のない中国人がすごく恋しくなって、30日のラオスのビザ取っちゃったけど、もうノンストップで、中国まで駆け上がってしまおうかと思うようになってきます。

 そんな風に物思いにふけっているとそのうちやっぱり中国は楽しかったと、そんな思いに心を占領されて、何で中国が面白かったのか。なんてことを考えるようになってきます。

 で、事細かにその辺のことについて、考えたので、そのことを書こうかなと思ったのですが、なにぶんそろそろネット屋さんが閉まる時間なので、わかったことのキーワードだけ。

 中国では旅行していたけど、東南アジアに入って、旅行をさせられている。ということに思い当たりました。

 同じ感情は中国を出てすぐ、ベトナムのサパでも感じたのですが。

 残念、時間がないので、このことについては次回、気が向いたら。

 っていうか、本気で。
  


   ウンコを撒き散らすな!!!





                    宿に帰りたくない。
                    ラオス、好きになれるかな?
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by fuji_akiyuki | 2009-02-09 00:17 | ラオス

冷たいコカコーラを飲むために・・・・

ノンカイに来て、もうすぐ2週間がたとうとしています。
いい加減、DVDも大体めぼしいのは見尽くしてしまって、昨日は甲殻機動隊を2本見ましたが、意味プーでした。そろそろ出ようかななんて考えいるしだいですが、

 そんなわけで、暇つぶしというと聞こえが悪いですが、ちょっと走っているときの話をします。

 最近、バンコクから、ノンカイまで走ったわけですが、タイ、田舎もすごいですね。かなり発展しています。ちょっとした町なら、どこにでもコンビニがあるし、町のはずれで、何もないところでもガソリンスタンドがあればセブンイレブンが併設されていたりします。

まあ、これだけいろいろあれば休憩には事欠かない・・・と、思いきや、これで結構いろいろ考えるとなかなか休憩が出来なかったりするのです。

 なぜかといいますと、人間、贅沢なもので、せっかく休憩するなら、なるべくリラックスできる環境でしたいと考えて、いろいろ選んでるうちにいつの間にか、町を通り抜けてしまって、休みたいのに休憩できなかったなんて事が良くあります。

 大体、平地なら20kmに一回くらいのペースで、休憩を取るようにしているのですが、15kmを過ぎたあたりから、いい休憩場所はないだろうかと物色を始めます。

 もともと、しばらく町も村も店もないことが分かっているようなときは適当に日陰でも見つけて座るのですが、店があるなら、何か、冷たいものが飲みたいわけです。

 タイや中国にはいろいろ選択肢がありましたが、今まで走ったほかの国はあんまり選択肢がなくて、大体落ち着くところはコカコーラということになります。まあ、国によってはビールもありですが。

 まず、冷蔵庫がある店を探します。冷蔵庫を発見したら、出来れば自転車を立てかけられる壁など(私の自転車には、あっても自重で倒れてしまうのでもともとスタンドはついてません、とめるときは立てかけるか、倒しておくかしかありません)があるかどうか、そして、買ったコカコーラを日陰で飲めるような場所があるかどうか。
 これらを瞬時に見極めて、それらの条件に見合ったら、ようやくとりあえずお店に入ることが出来ます。

 冷蔵庫には外から中の見えるタイプと見えないタイプがあるので、あ、あれは冷蔵庫だなって思って自転車を止めて、開けてみると中には冷凍された肉やら魚やらばっかりで、ジュース類は全部冷蔵庫の外、なんてこともあります。
 冷蔵庫を発見したとしても電源が入ってるとは限りません、喜んで、冷蔵庫のふたを開けたらもわっとした空気が中から流れ出してくることもあります、もちろん却下です。

 外から中身の見える冷蔵庫を発見した場合でも、中にファンタオレンジしか並んでないときも悩みどころです。
 わたしは、あんまりファンタオレンジが好きじゃありません、ファンタの中では1,2を争うほど好きじゃありません。
でも、なぜかファンタオレンジだけはどこの国にもあります、そして、いつも売れ残っているのです。売れ筋だからいつも入荷しているのかもしれませんが、私の気持ちとしてはファンタオレンジは売れ残り以外の何ものでもありません。

 とにかく、冷蔵庫はあった、疲れてるから、休みたいし、のども渇いています、でも冷蔵庫に入っているのはファンタオレンジばっかり。
 どっかもう少しいったらコカコーラあるかも知れないし・・・
こんなときはそのときの疲労の度合いと、回りにまだ店があろりそうかどうかで決めるわけですが、これで、もうファンタオレンジでもいいや、とりあえず、休もうと思って、自転車をとめて、冷蔵庫を開けると、  

  ああ、もう、電源入ってない!!

 みたいなことになると最悪なわけです。
すきでもないファンタオレンジをしかも生ぬるいのを飲まなければならなくなります。

 商店はあったけど、店先で飲めるような場所がないとか、自転車立てかけるところもないとか、商店の前のベンチはサンサンの日差しの下だったりすると、これまた、うーん。次に言ってみようか、なんて気持ちになるわけです。

 そんなわけで、ようやく条件を満たすお店を見つけて自転車止めて、コカコーラが冷えていることも確認して、値段を聞いてみると、回りの店よりぜんぜん高いじゃん!!みたいなことになったりします。
 疲れてるのにそんな事言われると値切って買おうなんて気持ちより、絶対こんなやつから買うもんかという気持ちのほうが強くなって、結局休憩できなかったりします。

 つまり、冷たいコカコーラを日陰で、適当な値段で飲む、これだけのことが結構大変だったりします。

 タイでは冷たくないコカコーラはなかなかないし、冷蔵庫がなければ氷をくれたりするので、冷たいコカコーラを飲むことはそんなに難しくないのですが・・・

 今度は出来れば店内に冷房の効いているところがいいとか、コンビニだったらセブンイレブンがいいとか、ガソリンスタンドだったら、PTT(タイのガソリンスタンドで、セブンイレブンと提携してるらしい)かセレクトの入ってるShellがいいとか、そんな贅沢な選択肢を探していると、休みそびれてしまったりします。


高々一回の休憩なんですけどね。なんとか、すこしでも気持ちよく休みたいと思っちゃうんですよね。

 もう少ししたらラオスに入ります。ラオスに冷たいコカコーラあるのかなぁ?
 
  
 
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by fuji_akiyuki | 2009-02-05 17:04 | タイ5