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権兵衛

陸続きのパナマかあらコロンビアまで、なぜかヨットでカリブ海を迷走すること5日。
最初の3日はサンブラス諸島で遊んで、実際に揺れる洋上をドンブラコと、迷走したのは1日半くらいでしたが、
吐くこと3回。ゴハンは一日中食べることが出来ませんでした。
寝てるとまだ大丈夫なんですが、座ると気持ちが悪くなります。
でも、車と違って、色んな体制が取れるので、少しでも快適な体制を取れたのは幸いでした。
一時間の見張りに立ったときだけ、耐え切れずに吐いてしまいました。

そんな荒波を乗り越えて、今度こそ南米大陸の南米と呼ばれる地域、コロンビアに到着しました。
実際は海が時化ていたわけでもないらしいんですけど。
ヨット自体が小さいから、外洋に出ると大した波じゃなくてもとんでもなく揺れるみたいです。
海が時化てたら、転覆してもおかしくないような感じでした。

 まあでも何とか無事にコロンビア、カルタヘナに到着しました。
権兵衛(去年、春、自転車に『(春の)長ねぎ号』と命名したのですが、名前の由来の味噌汁のパッケージの切抜きがいつの間にかはがれてしまったので、またな無しの権兵衛に逆戻りしたのを機にこれから権兵衛と呼ばせてもらいます。)は潮風と海水にさらされること5日間、こんがりとさび付いて、こげたみたいに茶色くなってしまいました。

どうでもいい話ですが、コロンビア、国の名前はコロンブスに由来しているそうです。

そのコロンビアなんですが、10年前に行った南米の雰囲気をかもし出しています。
路上の露店とか、売ってるガラクタとか、ああ、そういえば10年まえもこんなお店物色して、なんだかんだと探したなぁとちょっとだけ感慨にふっけってしまいました。

 パナマが都会で、露店よりも大きなスーパーマーケットに行くことが多かった分、このガラクタ市のような露店は新鮮でもあり、また、パナマで見つけられなかったものが見つかるのではという期待もあって、かなり楽しませてもらいました。

 旅をしているといろいろ、買いたいものが出てくるものですが、それをどこで買うか。
結構大問題です。

 例えばカルタヘナで見つけた8-10mmのオープンレンチ。スプーンとフォーク。
こんなものはガラクタ市でしか手に入りません。レンチはスーパーではセットだし、スプーンやフォークも1本から買うのは至難の業。
でも、旅行してるのに10本セットのスプーンとか、自転車に使わないでっかいレンチも一緒に入ったセットとか、いりませんよね。
こういうものをバラで買おうと思うとガラクタ市をあさるのが、一番近道に思います。

 スーパーだったりすると、ちゃんとしたメーカーのペンとか、電池とか、ちょっといいもの、新品のものなんかが手に入ります。
 そんなスーパーでもパナマはかなり品揃えが良かったので、いらないものまで、色々買ってしまいましたが。

それでも、見つからなかった、レンチとかは、ここ、カルタヘナで見つけることが出来ました。
コイルヒーターなんかもそんなガラクタ市なんかで見つけることが出来ます。

 自転車の部品もプロショップみたいなところに行くか、それとも場末の自転車修理屋さんに毛の生えたような店に行くか。買うものによって違ってきます。

 例えば、最近欲しいなと思ってるのが、シュワルブというドイツ?かどっかのメーカーのタイヤで、マラソンと呼ばれるブランドなら、10000kmパンク知らずとか言う話です。
そんなタイヤを買おうと思うなら、プロショップ。シマノのパーツなんかもプロショップを探し回ります。

でも、メーカーなんて気にしないタイヤとか、チューブとか、消耗品に属するようなものはそこら辺の自転車修理屋さんでまかなえたりします。

 でも、これが国によって、たまに流通している商品がいろいろあるのもたまに面倒で、レンチやねじはmm単位のものが欲しいのにその国ではインチ単位のものばかり流通していて、mm単位の物が絶望的に手に入らなかったり。

自転車のチューブのバルブもよほど特殊なものでもない限り、世界中どこでも大体英式、米式、仏式の3種類に限られると思うのですが、このうち、日本でも一番一般的に普及している英式バルブと呼ばれるバルブだけが私には鬼門で、このチューブだと私の空気入れだと満足に空気をいれることが出来ません。
でも、その英式ばかりが巷に出回っていて他の2つが中々見つからない国とかもあります。

どこの国で、何を買うか、どんなお店で買うかって、結構ネックなんですよね。
そして、中々上手く全部が手に入るお店やスーパーが無いので、足を棒にして、町中駆けずり回ることになります。
まあ、そんなことがちょっとした楽しみだったりもするんですが。

 買い物も面倒といえば面倒なんですが、色々見て歩く楽しみが無いわけではありません。
でも、もっと面倒なのが両替です。

 今回、大量にトラベラーズチェックを持ってきたのですが、中々替えてくれるところが見つからず、最後の大陸まで、半分ほど持ち越してしまいました。
これを使わないとどうにもならないということで、カルタヘナ、探しまくりました。

 何が問題かというと、この私の持っているトラベラーズチェック、シティバンクのものです。
と、いっても、紙面にシティバンクのロゴが入っているのに発行元はアメリカンエクスプレスという面倒極まりない代物です。

 おかげで、大体どこの銀行でも、両替所でも、断られてしまいます。
 額面も500ドルと大きいので、全部現地通過にされてもそんなに使わないかもしれませんよね。
だから両替をするタイミングもやたら難しい、本当に厄介者です。
しかもシティバンクで買ったシティバンクのトラベラーズチェックなのにシティバンクですら断られるって、一体どういうことなんでしょうね。シティバンクさん?どうにかしてください。

 今まで換金できたのはバンコクとシティバンクの総本山、アメリカのみ。パナマも通貨がドルだし、余ってもいいかと思ってシティバンクに行ってみたら。

私:トラベラーズチェックを両替したいんですけど。
シティバンク:NO!!
私:でも、これシティバンクのナンですけど
シティバンク:でも、NO!!
私:他の銀行でも断られて、シティバンクに行けって言われてきたんですけど。
シティバンク:でも、NO!!! あっちのHSBCへ行け。

って、一体この取り付く島も無い態度ってどういうことなんですかね?シティバンクさん?
 何のためのトラベラーズチェックなんですかね?何のための支店なんですかね。

 とにかくこんな扱いはへの河童。いつでもシティバンクはこんな対応しかしません。
シティバンクで対応してくれたのはアメリカだけでした。
そして、シティバンクのカードすら、シティバンクのATMで使えなかったときには訴えられないものかと本気で思いました。

 いや、いまだに、シティバンクで口座を作って、シティバンクのトラベラーズチェックをもってきたのは大後悔ですが。


 しかし、ここ、カルタヘナのシティバンク、トラベラーズチェックの両替、してくれました。
最初はトラベラーズチェックの両替なら、バンコロンビア(別のコロンビアの銀行)に行けと言われたのですが、バンコロンビアで断られたことと、アメリカンエクスプレス発行だけど、シティバンクのトラベラーズチェックであることを説明すると、方々に電話をかけまくること1時間、あっちにかけては番号を聞いて、そっちに掛けてはまた別の電話番号をもらって、そこにつながらないとまた一つ前に戻って番号を確認して。
最後に行きついたらしい場所ではトラベラーズチェックが本物かどうか、電話の向こうから指示をもらって、こっちで、すかしてみたり、斜めにしたり、ここが何色だとか伝えたり、挙句の果てにはつばつけてこすってみたり。
本物かどうかの確認作業に入った頃は私のほうもちょっと安心しました。
幕張のシティバンクでもらってきたままだから、本物であることは確実だし、それをチェックするなら本物であれば両替できるって意味だし。
でも、おばちゃんのつばでベトベトにされたトラベラーズチェックをこれが本物かどうか分からないからやっぱりウチじゃ出来ないなんていわれたらどうしようとも、ちらりと思いましたが。

 でも、最終的にサインをするように言われ、無事両替ができました。しかも両替レート、バンコロンビアのトラベラーズチェックのレートよりも、さらに現金のレートよりも良かったです。あっぱれ、シティバンクカルタヘナ店。
そして、最後に粗品までもらって、コロンビアの第一印象は、かなりいい感じです。
パナマほど都会じゃないし、スーパーもモールも少なくて、冷房地帯も少ないですが、コスタリカのような思わず『はぁ!?』って思うような金銭トラブルも起きないし。

一週間滞在した、カルタヘナですが、そろそろボゴタに向けて走り出そうと思ってます。
 パナマに着いてから、今まで、約3週間、また自転車に乗ってないから最初は辛そうです。


 


 
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by fuji_akiyuki | 2010-05-02 05:25 | コロンビア