オリーブオイルは本当に美味しいのか?

先日、オリーブオイルは美味しいのか、という話題で、日記を書いてみました。
世間ではオリーブオイルは美味しい、パスタには絶対オリーブオイルじゃなきゃダメみたいに言う人までいるようですが、どうしても私にはオリーブオイルの美味しさというのが分かりませんでした。
オリーブオイルの美味しさを実感できない私にオリーブオイルの美味しい使い方について、いくつかコメントも頂きました。
オリーブオイルは熱して、にんにくを炒める(アーリオ・オーリオというらしいですが)とおいしくなるとか、柚子胡椒を使うと美味しくなるか。。。

でも、それって、にんにくが香ばしくて美味しいのでは?柚子胡椒がおいしいのでは?

て、疑問に思ってしまったんですよね。すみません、屁理屈みたいで。(屁理屈って漢字で書いてみると“屁”と“屈”って似てません?)

で、本当にオリーブオイルが美味しいのかどうか、実験してみました。

 スパゲッティを茹でて、にんにくと玉ねぎ、ほうれん草、塩、胡椒でさっと炒めてみました。
2つ作って、一つはサラダ油、もう一つはオリーブオイルを使ってみました。

重さや量を全く同じにするためには秤とか計量スプーンが必要ですが、その辺が用意できなかったので、塩や胡椒の量は大体同じくらいにしか出来ませんでしたが・・・

 同じものを二つ作ってた結果、私の感想としてはオリーブオイルのほうが少しだけ青臭いってことしか分かりませんでした。
青臭いと言っても嫌な青臭さじゃなく、この微妙な青臭さを好ましいと思うのかどうかも私には判断付きませんが、多分慣れれば納豆やブルーチーズのように好むようになるのかもしれません。
もしくは私には知覚出来なかった味や香りの差があって、分かる人には分かるのかもしれません。

ただ、ここ、アルゼンチンのカラファテではオリーブオイルの一番安いのを買ってもサラダ油の10倍以上もするんですよね。サラダ油の方も一番安い奴で比較してますが・・・
この微妙な青臭さのために10倍…無理です。

 しかし、私には分からないオリーブオイルの良さを世間の人は“もちろん知ってます。オリーブオイルはサラダ油なんかより断然美味しいじゃないか!!”といわんばかりにオリーブオイルを使いたがるようです。
ここ、カラファテで管理人をしていても我も我もとオリーブオイルを買ってくるお客さんを目の当たりにしてちょっと不思議に思ったりしてます。

例えばコレがごま油だったら全然理解できるんです(文法的には間違ってますが)。ごま油だったら確かに一滴入れただけでも香ばしい香りが広がって確実に美味しくなりますからね。
でも、オリーブオイルって本当にそんなに美味しいんですか?本当にみんなそのおいしさがわかって使ってるんですか?みんなが言うからなんとなくそんな気がしてるだけなんじゃないですか?

 かつて私もそうだったんです。“オリーブオイルは美味しい。”これは絶対“真”の命題だと思い込んでいました。
でも、メンドーサのオリーブオイル工場でテイスティングさせてもらったエクストラバージンオイルとか言う何が過剰で何が処女なのかさっぱり分からないオリーブオイルをパンにつけて食べたときから“オリーブオイルは美味しい。”という命題に疑問を抱くようになりました。
だって、そのオリーブオイル付きのパンを食べた瞬間、全然美味しくありませんでした。隣の白人老夫婦はまるでわけしり顔で納得してましたが、私には全然美味しくない、味もしない、バターかマーガリンの方が100倍マシ。って感じてしまったんですよね。
それから、オリーブを美味しいと思ったことが今まで無かった、というか、オリーブオイルが入っていると実感したことも無かったことに気が付いたわけです。

“オリーブオイルは美味しい。”

本当にそう思ったことのある人ってどれだけいるんでしょうか?料理にオリーブオイルが使ってあったら分かるっていうひと、どのくらいいるんでしょうか?
私のように“オリーブオイルは美味しい。”ということを実感したことの無い人にとって、オリーブオイルを使う意味ってあるんでしょうか?

私には“オリーブオイルは美味しい。”というのは迷信で、迷信だけを信奉する多くの人々によって、オリーブオイルの価値だけが釣り上げられているんじゃないか。そんな気がしてなりません。
 
で、オリーブオイルってなんかちょっと小洒落た感じがしませんか?
これがまたちょっと、小賢しいというか、腹立たしいというか、“オリーブオイルを使ってみました!!”みたいなセリフの裏に“ちょっと洒落てるでしょ”とか、“コレで美味しくなったでしょ”みたいな雰囲気がチラチラしてるのがなんか気に障るんですよね。
あなたはオリーブオイルを使うことによって、どこがどう美味しくなるのか本当に分かってるんですか?みたいな疑問が頭に浮かんでくるわけです。
もっと言ってしまえば、どうせ違いも分からないくせにオリーブオイル、オリーブオイルって騒ぐから、オリーブオイルは高くなっちゃうし、迷信が一人歩きしちゃうんだよ。
って、言いたくなってしまうわけです。

 まあ、オリーブオイルに限らず、その、迷信みたいな。本当にわかって騒いでるの?とか、そういうのが多いなぁ、とか、物事の本質を見てますか?って言うのがじつは今回の話なんですが。

ローリエの葉っぱとか、サフランとか。買ったこと無いし、検証もして無いから、なんともいえませんが、ローリエの葉っぱって入っててじゃまだと思ったことしかないんですよね。美味しいんですか、ローリエ。
サフランは高すぎて買えませんが、ここ、カラファテでは0.4gで36ペソ、約9ドルで売ってます。1グラム20ドルちょっとの計算です。1グラム2000円くらいでしょうか。
昔、金って1グラムで3000円くらいって聞いたことがあったので、もしかして、金に匹敵するのではと、慌てて調べてみたら、金は今1グラムで5000円近くするようですね。
よくサフランって、味や香りというよりも、黄色の色付けのために使うというようなことを聞きます。でも色をつけるためだけにこんな高いものは買えませんよね。
ちなみに銀はいま1グラムで110円程度でした。金には及ばないものの、銀の20倍近い値段ですよ。本当に?サフランにそんな価値があるの?
って思ってしまうわけです。
 
ちなみにちょっと調べてみたら、サフランって、日本だと1gで500円から1000円くらいで買えるみたいですね。恐るべしカラファテの物価って感じです。

 ローリエやサフランは私が勝手にその効果と値段がつりあって無いんじゃないかと思うだけ何でまあどうでもいいんですが、みんなが信じて疑わないけど・・・それ本当と思う迷信も多いと思うんです。

例えば、“アルゼンチンの肉は安くて美味しい。。。”

結果的に言うと私の実感ではアルゼンチンの肉だって、安いのは不味いし、美味しい肉は高い。
確かに美味しい肉はありますが、まず、キロ10~20US$は出さないと日本じゃまずお目にかかれないくらい硬くて美味しくないか、骨だらけで食べるところがないし、その値段だったらあんまりまわりの国とかわらないか、むしろ高いくらいだと思うんですよね。
日本と比べれば昨今の円高も手伝ってちょっとは安い感じもしますが、でも、日本でも100g100円前後でお肉を捜していた私にとってはあんまり安い印象がないんですよね。
この間、1泊で、ビザクリのためチリに行ってきたのですが、肉はチリのスーパーの方が安い印象でした。
安い印象って、ちょっと不確かな言い方しか出来ないのはどうもチリとアルゼンチンでは部位の呼び名が違うようで、カラファテ(アルゼンチン)で良く買う肉のがチリで々呼ばれているのかが分かりませんでした。
でも、この肉美味しそうだな、骨もないなって思うような肉で、大体1kgあたり7~8ドルくらいだったので、安い印象を受けたってことなんですが。

 アルゼンチンの肉は赤身が多くて、油が少ないので、焼きすぎると固くなる気がします。だから薄切りにして料理に入れたり、肉じゃがにしたり、牛丼にしたり焼肉のようなものを作ってみると日本の肉ほうが美味しい気がします。
ただ、塊で売ってるので、分厚いレアステーキかバーベキューにするとアルゼンチンのお肉も美味しいのですが。

だから、“安くて美味しい”って本当ですか?実感しました?コレは本質ですか?と私は問いかけたいのです。

ほかにも、例えば、旅行者がよく言う田舎がすき、都会が嫌い、みたいな。。。

これは私が自転車で旅をしていることが大いに関係してはいるのですが、本当に田舎が好きなの?本当に都会が嫌いなの?って思ってしまいます。
私は全くその逆で、田舎は退屈で嫌い、都会は大好き、それも大きければ大きいほどなおよし、って思ってるんです。
私は町に到着するのが楽しみだし、大都市であれば大都市であるほどテンションが上がります。
“田舎はのんびりできる、都会はどこに行っても同じ”
って言うの本当ですか?
田舎がのんびりできるのは確かだけど、別に働いてないし、都会でものんびりできるんじゃない?
大体、田舎こそどこに行っても同じじゃない?都会こそ人がたくさん住んでる分その国の特色とか文化とか、違いが出てくるんじゃない?
 例えばボリビア名物(名物かなぁ)のサルティーナやトゥクマナはラパスにはたくさんあって店によって味や値段も違ってて食べ歩くだけでも楽しかったけど、コパカバーナ(ペルーとの国境近くチチカカ湖の湖畔の小さな街)ではその店を探すのすら一苦労って感じでした。
自転車で走ってる途中の誰も名前を知らないような町や村では売ってさえいませんでした。
ラパスにはおいしいアイスクリームもたくさん売ってたし、大きなメルカド(市場)もありました。
 街が大きくなれば大きくなるほどメルカドも大きく売ってる品物も豊富に、そして食べられる料理も豊富になります。
そして、街が大きくなって、人が多くなればなるほど、価格は競争が激しくなるので、安くなっていきます。
“田舎は物価が安い”って良く言われますが、私はほとんど実感したことがないんですけど。。。
 好き嫌いなんて人それぞれですから、もちろん田舎が好きでも全然かまわないんですけど、それにしても旅行者には田舎好きが多すぎると思うんですよね。
旅行って、普段に無い刺激とか、日本との違いを求めてするものなら、そんな旅行者にとってこそ、都会の方が魅力を感じませんか。
自称田舎好きの人って、本当に心から田舎好きなんですか?みんなが言うからそう思い込んでるだけじゃないんですか。
田舎好きがトレンディとか、かっこいいとか、田舎好きの俺ってクールだぜ!!とか、酔ってませんか?
好みだから、好きでも嫌いでもいいんですが、なんで田舎が好きなのかを訊くと大体誰もが言ってる事しか返ってこないんですよね。
ゆっくりできる、のんびりできる、人が良い。
ちなみに私は都会より田舎の方が取り立てて人が良いとは思ったことがありません。前にも書きましたが、旅行中は別に働いてるわけでも、時間に追われてるわけでも無いので、都会にいてものんびりゆっくりできる私には全く実感がわかないんですよね。
なんで同じ旅行者なのにこんなに田舎好きばっかりなんだろうって良く思うんです。本当ですか?

そんな、これって本当?って思うような話は結構ゴロゴロしてて、私は疑問を感じずにはいられません。

 マイナスイオンは身体にいい
 遠赤外線の出る石やら、繊維やらを身体に巻いたり身につけたりすると体があったまる。
 ピップエレキ絆は血行を良くする。
 味の素は身体に悪い。
 ケミカルは身体に悪い、ナチュラルは身体にいい。

 みたいな誰もがちょっと怪しいとか、本当かなと思うようなものから、

 ダイオキシンは猛毒である。
 遺伝子組み換え食品は身体に悪い。
 一般家庭ではエアコンの設定温度を2度上げるのが節電に一番効果がある。
 有権者は選挙に行くべきであり、投票することはいいことである。

などなど、世間一般に広く信じられることにもどうも同意できなかったりします。

 私自身が天邪鬼なのか、ひねくれているのか、周りが言うことにどうも素直にうなずけないというか、自分自身が実感して納得できないと収まらないたちみたいなんですよね。
そして、最近本当かよ?って思うのが、上にあげたようなことだったりします。

 話をすると結構信じてる人が多いので、私はそういうの、色々疑ってるんですよって、いちいち言うのが面倒なんですよね。
だからちょっとここで書きますが、

マイナスイオンはまずその言葉自体どのイオンを指して言ってるのかはっきりしない曖昧な言葉で、最近はエセ科学の代表的な扱いを受けているようで、言及するまでも無いですよね。
遠赤外線っていう、電磁波の一種は確かにあるし、どうも遠赤外線が身体を温めるのに効率が良いというところまでは納得できます。
そして、全ての物質には黒体輻射とか黒体放射と呼ばれる、物質固有の波長の電磁波を放射する現象があるのは知ってます。物質によってはその波長が遠赤外線の範囲にあるだろうことも想像は出来るんです。
でも、それはあくまでもその物質が周囲よりもエネルギー状態が高い場合、簡単に言えば温度が高い場合の話で、そうでなければ仮にその物質が遠赤外線を放射していたとしても、それは周囲からもらうエネルギーと平衡して、収支はゼロになるはずなので、もともと温度を上げる機能を持たないただの石とか、繊維には何の効力も無いはずなんですけどね。
遠赤外線で、検索してみると結構出てくるんですよね。何とか繊維みたいな商品とか、コレを着るだけでぽかぽか暖かいみたいな奴です。  
私は全部信じてません。

ピップエレキ絆については、かねがね、磁石からだに貼っただけで、血行が良くなったり、肩こりが治るわけ無い。フレミングの法則なんてもちだされても、屁理屈にもならないんじゃないの。って思ってたんですが、ちょっと調べてみたら、
『米医学専門誌「アメリカ苦痛管理ジャーナル」にて磁石による医学的効果が認められないことが発表された。ただしこの記事は、磁気によって神経が電気的刺激を受けるという説を否定したものであって、それ以外の医学的効果まで否定したものではない。』
なんて記事を見つけました。
ま、この専門誌でどんな実験をして、どんなことを検証すると効果の有無が確かめられるのかも胡散臭いですけど。
でも、磁石貼るだけって、なんかありえないですよね。いまだに売られて、類似品もたくさんって言うのが、私には不思議でしょうがありません。
信じるものは救われる、プラシーボ効果の方なら信用できますが。

味の素に関しては前にもちょっと書きました。化学的に合成しようと自然のものから、抽出しようと同じ物質は同じ物質なんですよね。どんなに頑張っても。
だから、昆布の表面に付着する白い粉の主成分がグルタミン酸ナトリウムであることを発見し、それが(後に?なのかな)うまみ成分と呼ばれるアミノ酸の一種であることを突き止めて、化学的に合成して売り出してくれた「味の素」の成果は賞賛こそすれ、けなされるものではないと信じています。
化学的に合成されたものって、純度が高くなる傾向にあるのは理解できますし、自然のものから、抽出したものには雑味が混じって、それが逆に美味しかったりすることもあるのは納得できます。
だから物によっては量に気をつける必要があるときもあるんだろうなとは思いますが、世界中に広がる味の素が身体に悪いとはにわかに信じられないんですよね。よく言う人はいますが。。。
味の素にはお世話になってます。

ま、ちょっとコレに関連してですが、例えばフグ毒のテトロドトキシンはナチュラルです。トリカブトだってアヘンだって、化学的に合成されたものじゃありませんよね。
逆に薬局で売ってる薬やサプリメントの方がよっぽど工業的、化学的なものが多い気がするんですよね。
だから一概にナチュラルなら何でも身体にいい、ケミカルなら何でも身体に良くないみたいな考え方には首をかしげずにいられません。

“ダイオキシンは猛毒である。”
って、信じ込んでる人って多そうですが・・・
ダイオキシンで死んだ人とか、ダイオキシン中毒で入院した人って聞いたことありますか?
 私が小学校の頃はまだダイオキシンなんて騒がれていなかったので、小学校に焼却炉があって、掃除の時間に児童が2,3人番をして、各教室から出てきたゴミを燃やしてましたが、猛毒のダイオキシンによって、倒れたり気分が悪くなったりしたなんて話は聞いたことが無いんですよね。
ある時ふとそれが不思議に思って調べてみたら、(世の中は便利になったもので、疑問に思ったらすぐにインターネットで調べられるようになっちゃいましたね。)ダイオキシンの毒性の程は、こと人に対する影響については、良く分かってないそうですね。
動物実験などでは毒性があることは確認されているそうなので、無毒ってこともなさそうですけど、そんな騒ぐほどなんでしょうか・・・?
と、私は結構懐疑的です。

遺伝子組み換えに関しては、これこそ近い将来、食糧危機を救う切り札になりかねない希望の技術じゃないんですか?
神を冒涜してるとか、生命をもてあそぶとか、そんな事言ってる場合なんですか?
遺伝子組み換えた食品を食べたからって、遺伝子に影響が出るとでも思ってるんですか?
豚の遺伝子を食べたら豚になるんですか、牛の遺伝子を食べたら牛になるんですか、大豆の遺伝子を食べたら芽が出てきたりするんですか?
遺伝子組み換えなんて人類が昔からやって来た品種改良をもっと効率よくしただけのものじゃないですか。
ドンドン人口が増えて、食糧難になっていく世の中で、広く環境に適応できて、たくさん実る大豆が出来るなら飢え死にする人を放っておくより寝覚めが良いですよね。
戦争とか、内乱とかで、人が死んでゆくのを嘆くとしますよね、アフリカや発展途上国で、子供の死亡率を下げて、子供を助けるために医療面での国際協力だ、国境なき医師団だって騒いでみますよね。
でも、そうやって人の命が助かるなら、助かった人は食べなきゃならないんですよね。
戦争賛成なんていえないですよね、死んでいく子供なんて放って置いたらいい、なんて思わないですよね。助けられるものなら助けたいというのが人情なら、進んで遺伝子組み換えの大豆を食べたら良いじゃないですか。意外とそっちの方が美味しかったりするかもしれないですよ。

 私は全くエコにも省エネにも興味が無いので、自宅でエアコンの設定温度は18度でした。非難されようと村八分にされようと、暑い夏に涼しい部屋は心地よいんですよね。
だいたい、エアコンって、設定温度まで下がったらあんまり電力使わないですよね。って思って調べてみたら、エアコンつけて数十分から、数時間たつと、エアコンの使う電力は100w以下にになるという報告もあるそうです。
設定温度を26度から28度にしたところで、テレビ一個消す方が節電効果ありなんて記事も見つけました。
そういった記事を鵜呑みにするわけじゃないし、エアコンなんて使ってる部屋の広さや空気の出入り、日光の差込具合とかで、変わってくるだろうし、一概にテレビを消した方が節電効果があるとは言えないかもしれませんが、昔から、100wの白熱球を2,3個消した方がいいんじゃないかとは思ってたんですけどね。
でも、電力会社が節電を呼びかけるのは電気の消費が激しいピーク時だそうで、そんな時間に白熱球はあんまり使って無いし、その時にエアコンを多くの家庭でいっせいにつけるのが問題なんだそうですね。だったら付けっぱなしにして置けばいいんですよ。って話なんですかね。
本当にどうしても電力不足で、一般家庭にどうしてもエアコンの設定温度を28度までにして貰わなければならなくなったら、27度以下の設定ができるエアコンが電気屋さんから姿を消しますよね。そうなったら私の家でもエアコンは28度にしてみるかもしれません。


 自慢じゃありませんが、私は今まで一回も投票に行ったことはありません。単純に興味がなかったからですが。
選挙にいこうとか、国民は選挙に行くべきだと、世間が騒ぎ出して本当かなってちょっと疑問に思いました。何で選挙に行かないだけで肩身の狭い思いをしなきゃならないんだろうって思いました。
投票所に行ったところで、誰に投票すればいいのか分からないのに?こんな無駄なことに労力使う必要ってあるのかなって。
日本で暮らしている時に政策に不満を持ったり、政治に対して、こうしたらいいとか、コレはダメだ、なんて強く思うことも無いのに選挙に行くことがそんなに大事なことなんですか?
でも、世界中を旅行してみて選挙に対してこんなにのほほんと構えてられるのは実は幸せなことなんだなって思いました。
多くの国は民主主義なんて名ばかりで、選挙のたびに不正だ、暴動だ、クーデターだ何て物騒な話になるし、国によっては、あんまり街に出ないほうが言いなんていわれるところもありました。
選挙だからって、お酒が買えなくなったりするのはまだかわいいほうです。

でも、選挙のたびに騒がなくてもよくて、選挙や政治に興味を持たなくても過ごしていける日本ってやっぱり平和なんだろうなって思うようになりました。
つまり、生活が圧迫されたり、脅かされたりするほど、悪い政治じゃないんですよね。きっと。
誰が当選したって、政治は変わらない。って嘆くより、誰がやってもそれなりに動くようにシステムが出来上がってるんだなと感心するようになりました。
それなら、政治にもの申す!!と意見を持つ人が一票投じてくればよくて、そういう力に突き動かされることも無く、政治を変えなきゃなんて危機感も持たない私が無責任な一票を投じる必要なんて無いんじゃないかって思うわけです。
投票率なんて、当選者の説得力にしかならないんじゃないですか。投票率が80パーセントで当選しようと、10パーセントで当選しようと、投票しなかった人は誰が当選しても良いって思ってたわけだろうし、もっと数学的、統計的に公平に考えるなら、完全に無作為に国民の1パーセントの代表を選んで投票させれば、それで十分国民全体の標本として成り立ちますよね。
そうした場合は私のように政治に興味がなくて、誰に入れればいいのかわかんなくて、適当に入れる票も含まれるわけですが。。。

まあ、つまり、私のように政治になんて興味ないよ、って、生活しててもあんまり問題なく暮らしていけるうちは幸せなんじゃないでしょうか。
投票率の低さ、つまりは選挙に参加しないということは、そうする必要性に駆られて無いって事の裏づけで、目くじら立てるような悪いことでもないんじゃないかなって思うわけです。
悪政を敷いたら、きっと投票率は上がるんでしょね。私だってマニフェスト読み漁って投票所に駆けつけるかもしれません。
国民全部が、政治に興味を持って、マニフェスト読み漁って、事あるごとにデモだ集会だと騒がなきゃならなくなるより、餅は餅屋に、政治のことは政治家に一任して、のんびりしてられる現状ってそう悪くないと思うんですよね。
そして、適当にだれかに一票投じてくるより、良く考えて、マニフェストとか読んで、この人に投票しようと確固たる意思を持って投票する人に選挙のことは一任した方が良いんじゃないかって思うわけです。
人によっては選挙に行くこと=悪政が敷かれた、もしくはそう判断した。ということになるなら、選挙に行くこと=いいことともいえないんじゃないでしょうか。

とにかく、のほほんと構えてられるうちはきっとそんなに日本も捨てたもんじゃないと私は思います。

ひねくれたいわけじゃないんですけどね。世間一般的によく言われてることとか、真相真理ははっきりしないけど信じられていることとか、どうも自分なりの考察を挟まないとどうしても鵜呑みに出来ないんですよね。
そして、そうすると何故かだいたい一般とは逆を考えてしまうんですよね。
ひねくれてますかね。
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# by fuji_akiyuki | 2011-09-10 15:12 | チリ・アルゼンチン

茶トラ、ごめんね・・・

いま、私はアルゼンチン南部、パタゴニアのカラファテという町にある日本人宿、藤旅館で、来シーズンの再出発に向けて管理人をしてい

ます。

 藤旅館に到着して、管理人を始めてから、早2ヶ月が経とうとしています。

藤旅館には庭があります。もともと斜めになった土地に建てられている家なので、玄関から入って裏口に抜けたところにある庭は床より一

階分くらい低くなっていて、裏の扉を開けて階段を下りて庭に出るようになっています。
階段はアパートやらマンションの外階段みたいな感じで、金属で出来た簡単なもので、段の踏み板は金網になっています。

藤旅館には庭があるんですが、犬や猫は飼っていません。でも、周りの家がどこもかしこも判で押したように犬を飼っているせいか、藤旅

館の庭にはのら猫が集まってきます。

2ヶ月前、藤旅館に到着した頃から藤旅館の庭を憩いの場として、2匹の仔猫と一匹の真っ白な成猫がよく遊びに来ていました。

 仔猫はまだ本当に小さくて可愛いし、来たらついつい階段の上からパンやお肉の切れ端、鳥の骨なんかをあげたりもしていました。姿を

見ればちょっと何かをあげるみたいな感じで。

 最初、2匹の仔猫も、真っ白な成猫も警戒心が強く、全く触ることは出来ませんでした。
ただ、エサもうえからばらまくだけでなく、ちょっと小さな器に入れて、扉を開けた階段の一番上においてみたりするうちに、階段を登っ

てくるようにもなり、今では2匹の仔猫は大分なついて、抱き上げることもできるくらいになってきました。

この3匹の猫たちはいつも一緒に現れるので、多分親子だろうと勝手に思い込んで、いつの間にか白い成猫はママ、灰色の仔猫がチビ、ちょ

っとまだらで毛がふさふさしている仔猫がモコとかモケとか、モジャとか呼ばれるようになりました。

モジャは初めから物怖じしない性格で、好奇心も強く、一番最初に捕獲できました。チビは怖がりで警戒心が強く、未だに手を伸ばすと逃

げていきます、抱き上げるには一瞬の隙を突いて、えいやっとひっ捕まえるようにしないと未だに触ることが出来ません。そのくせ藤旅館

から人が出てくるとうるさいくらいにニャーニャーとないて、えさをねだります。

しかし、ママは全く人になつこうとせず、エサをあげても全く寄り付こうとしません、階段の上から投げてやるか、階段の上にそっと置い

て、扉を閉めないと階段の上には上がってきません。未だに触ったことがありません。

 そんな3匹の様子を見ていたのか、あそこに行けばエサがもらえると思ったのか、いつの間にか他の猫もたまに顔を出すようになりました



 安全で、旅行者がひっきりなしにえさをばら撒いてくれる家。藤旅館にはキッチンもあるし、旅行者は好き勝手にご飯を作って、食べて

もらっています。キッチンのすぐ後ろが庭に通じる扉で、料理をしながらふと外を見ると猫が座っていたりします。
なんとなくちょっとツナ缶の一つまみ、ソーセージの一切れ、チーズのかけら、そんなものを投げてやりたくなったりします。
 そして、それをそれぞれの宿泊客がそれぞれにすれば猫のほうからすれば実は結構ひっきりなしにえさが飛んでくるのかもしれません。

 3匹の次に姿を現したのは茶色いシマシマで、その次が黒と暗い灰色のシマシマでした。
茶色も黒もシマシマだったので、茶トラと黒トラと呼ばれるようになりました。名前の付け方は単純きわまりありません。

 茶トラと黒トラはまだいつも現れる面子ではありませんでした。でも、犬がいなくて安全で、エサのたくさん降ってくる家は魅力的だっ

たのかもしれません。

そして、それは犬にとっても魅力的だったのかもしれません。。。


庭の向こうがわの隣家に飼われていた大きな黒い犬がいつの間にかフェンスの下を掘って、うちの庭に侵入してきていました。

あーあ、犬まで入り込んできちゃったよ。と、そのくらいの気持ちでした。

犬も入ってきたかったのかもしれません、エサもらえるかもしれないし、猫を脅かすのも面白そうだと思ったのでしょうか。
暇を見て、フェンスのアナをふさいでおこうと考えている矢先でした。

「藤さん、猫の様子がおかしいよ」
一人の旅行者に言われました。

階段の下、一番下の段の踏み板の下、よく猫たちが寝ている場所でした。
茶トラが寝ています。でも、なんか様子がおかしい。ピクリとも動きません。

朝、というか、日の出が9時半くらいだから、お昼の12時でもまだ、朝っぽい気分なので、朝といいますが、朝一番で、見に行ったら誰かに

えさをもらって、階段の上まで元気に上がってきて、嬉しそうにえさを食べていた茶トラでした。ほんの2,3時間前です。

茶トラは最近良く見かけるようになって、人になれているのか、最初の頃から、結構触ることの出来る猫でした。目にする回数も増えるに

したがって藤旅館の庭に慣れてきているようでした。

 その茶トラが殆どピクリとも動かずに階段の下に寝転がっています。
よくみると、何か苦しそうにしています。でも、外傷らしきものも、出血も見当たりません、ただ、お尻から糞をもらしていました。
一体何があったんだろう、一体どうしたらいいんだろう。
大体うちの猫じゃないし、野良猫なんて放っておいてもいいかもしれない。。。
でも、茶トラは苦しんでるし、こんな寒空に放っておいたら、確実に死んでしまうんじゃないだろうか。
苦しんでる茶トラを見ていたらやっぱり放っておくことは出来ませんでした。
って言っても獣医じゃないし、専門知識なんて全く無いし、どうしたらいいのかは分かりません。
とにかく暖めてやることしか思いつきませんでした。
箱を用意して、旅行者が忘れていったタオルを敷いて、茶トラを寝かせ、その上にこれまた旅行者の忘れた洋服をかけてやって、家の中に

入れてみました。
家の中は暖房が効いていて、ちょっと暑いくらいだし、日陰だともう霜が一日中溶けないような気候の中外に放っておくよりはいいと思い

ました。
 そのくらいしかできることは思いつきませんでした。ミルクを温めて飲ませてみようとも試みましたが全くそんな状態じゃありませんで

した。指につけて口元にもっていっても反応しません。
茶トラは苦しそうにしていました。時々痙攣したり、苦しそうな声を上げたりもしていました。
 
 一体何が起きたのかは分かりませんでした、庭に入ってきた隣の家の大きな黒い犬、こいつの仕業じゃないか?とも思いましたが、車に

轢かれたのかもしれません。もしくはどこかから落ちたのかも。。。

でも、出血は見当たりませんでした。茶トラも成猫です。いつもと同じように暮らしていたのなら、そう簡単にこんな事態になるとは思え

ませんでした。
そうすると、やっぱり昨日と今日で違っていたことは、庭に侵入してきていたあの犬の仕業じゃないのか?と疑ってしまいます。

 茶トラは安心しきって、庭で寝ていたのかもしれません。この庭には犬なんて入ってこないって油断していたのかもしれません、そこに

あの黒い大きな犬がフェンスの下のトンネルを完成させて意気揚々と入ってきて、油断している茶トラに噛み付いたのかもしれません。犬

がよくやるようにぶんぶん振り回されて、恐怖とパニックでショック状態になってしまったのかもしれません。もしかしたら、外には見え

ない骨折とか、大きな怪我も負ったのかもしれません。

でも、茶トラは命からがら逃げたのか、動かなくなった茶トラに犬が飽きてどっかに行ったのか、とにかく開放された茶トラはきっと何か

を思ってアノ階段の下に入り込んだのでしょう。いつも野良猫たちが集うあの階段の下に何かの救いを求めたのかもしれません。

 たいしたことはしてやれなかったけど、後はもう茶トラが元気になってくれるのを祈るしかなくなりました。
もしかしたら、大したこと無くて、一眠りしたら元気になるかもしれません。どう見てもそんな感じじゃなかったですが。。。

でも、もう見ているのも辛くなってしまったし、どうせもう見守ることしか出来ないと思って、一本映画を見ることにしました。
映画を見てからもう一度様子を見てみようと思いました。

 映画を見ている途中、茶トラは一回痙攣を起こしました。そしてそれから、しばらくして茶トラは力尽きてしまったようです。

怖かったろう、痛かったろう、寒かったろう・・・
 かわいそうに。。。

もっと何してやれたらよかったのに、もう少し早く見つけてやれていれば・・・
 茶トラは助けてもらおうと思ってあの階段の下にもぐりこんだのかもしれないのに・・・
そもそも、犬が入ってきたのを見たときにすぐフェンスをふさいでいれば・・・

 映画が終わるともうすでに茶トラの身体はこわばって固く冷たくなっていました。見たところ外傷も出血も見当たらないのに・・・
遺体は庭の隅に穴を掘って埋めました。花も咲いていないこの季節、花の一つもたむけてやれませんでした。

もし、茶トラが助けを求めてあの階段の下に逃げ込んだのなら、ココに来れば誰かが助けてくれる思って最後にココを目指したのなら、何もしてやれなかった自分は情けなく、不甲斐なく、悔しくて、申し訳なく、やり切れません。
 



 茶トラ、ごめんね。  
  
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# by fuji_akiyuki | 2011-06-11 17:29 | チリ・アルゼンチン

鮮魚は怖い・・・

お腹。。。痛いです。。。。

実は・・・いま、魚介が食べられるということで有名な、チリのビーニャデルマルという町にいます。
そこで、もちろん、私も張り切って、市場で、新鮮な魚を買って来て、今日のお昼にお刺身にして食べたのですが・・・・

どうも、それから、お腹、みぞおち辺りだから、多分胃が痛くて仕方がありません。
ちょっと、タダの食中毒って感じじゃないんです。とにかく、何かで指されているような痛みです。
夕方くらいから、痛み出して、夕飯は全く端がつけられませんでした。
今は、悶絶しそうなくらいいたくて、日記を書くのも脂汗をたらしながら書いています。

この原因はなんだろうと思って、さっきちょっとネットで調べたのですが、どうもアニサキスじゃないかと思っています。

 アニサキスは普通魚の内蔵にいるらしいのですが、宿主の魚が死ぬと魚の実の中に紛れ込んでくることがあるそうで、それを間違って食べると、人間の体の中では生きられないアニサキスが、苦し紛れに胃壁や腸壁に食いつくことがあるそうです。

その痛みはそうとうで、悶絶するほどになることもあるということです。


で、。。いま、そんな感じなんです・・・

 アニサキスはほとの体の中では3,4日で死んでしまうそうですが、治療するには胃カメラを飲んで、小さなマジックハンドのようなもので取り出すか、開腹手術をするか、アニサキスが死ぬまで待つか、見たいなんですよね。

ただ、病院も良くわかんないし、銅説明したらいいのかわかんないし・・・

でも、苦し紛れに暗い付いたアニサキスが胃壁を食い破るとそれはそれで厄介見たいなことが書いてあります。


ちょっと、本当にどうしたらいいんですかね。

痛い。明日の朝まで待つべきか、、、日本に帰って手術を受けた方がいいんでしょうか。。。。

いたい。 


 今晩は眠れそうにありません。もし良い助言があったらヨロシクお願いします。
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# by fuji_akiyuki | 2011-04-01 13:09 | チリ・アルゼンチン

ベンベニード・ア・カラファテ

スペイン語で、ようこそをbien venido(ベンベニード)といいます。
ベンベニード。
便秘にいいぞ。

ちょっと似てません?
もし、ちょっと訛って
便秘にいいど。

もっと似せません?

べんべにーど。
べんぴにいいど。

にてますよね。

50泊もした、メンドーサを離れ、ちょっとウユニに行ってきました。
ウユニ塩湖は世界最大の塩湖で、この時期、雨が降って、薄く水が張り、青い空や白い雲、幾千もの星を写す巨大な鏡と化します。
それを見るためとそれを見に来る友人と大学の後輩に会うために、ウユニまでしょうりょこうでした。

乾季のウユニには過去2回行ったことがあったのですが、雨季のウユニはまるで、違う世界に降り立ったようで、空を歩いているような感覚にさせてくれる不思議な場所でした。
でもこの世界最大の塩湖は世界遺産には登録されてません。
乾季には乾季で素晴らしい景色で、雨季はまるで、別世界にいるような感じがします。
こんな場所は世界広とも言えどもきっとここにしかないだろうと思います。
でも、世界遺産には登録されていません。
何の面白みも活気も無くて、流刑地のようなキューバの片田舎は世界遺産に登録されているのに・・・

話は変わって今後の予定です。


今年中にウシュアイアまで走って、旅行を終わろうという、今年の最初に立てた抱負はたったの4日で、理不尽な暴力により打ち砕かれ、どうしようかと沈思黙考した結果、今年の大雑把な予定が立ったので、報告します。


途中いろいろあって、寄り道やら遠回りやら、沈没もたくさんして、遅くはなりましたが、実は、南米最南端のウシュアイアは、7年前にチュニスに降り立ったときから、いや、成田を発ったときから、いや、もっと前、もしかすると、計画段階から、ぶれず、変わらず、ここまで走ろうと決めた、この旅行の最終目的地でした。
 
約7万キロを走って、もう後3千キロのところで、強盗に襲われて、長期間、動くことが出来なくってしまいました。
でも、だからと言って、7年間、変わらず目指してきたウシュアイアを諦めることはできません。

自転車乗りにとって、岬は特別な意味を持ちます。

ある登山家がなぜ山に登るのかという質問に対して、『そこに山があるから』と答えたことがあるそうですが、自転車乗りに同じ質問をぶつけるなら、こう答えるしかありません。

『そこに道があるから』

じゃあ、その旅はどこで終わるのか。
登山家が山頂を極め、それ以上登るところの無いところまで登り詰めることが登山家の目的なら、自転車乗りの目的はその道の尽きるところまで走りきることにあります。

そして、道の尽きるところはつまり、岬になるのです。

だから、自転車乗りは岬を目指します。
日本最南端(主要四島で)の佐多岬、最北端の宗谷岬、アフリカ最南端のアグラス岬、ヨーロッパ最西端のロカ岬、南米最南端のホーン岬などなど・・・

だから、わたしのこの旅行も初めから、岬を目指していました。
どこの岬にするか?
これは世界一周の旅行の終止符を打つにはふさわしい岬まで走ってみたいと思っていました。
そうなると、やっぱり、アフリカ最南端か、南米最南端が候補になってきました。
アフリカ最南端は地理的に言うとアグラス岬ですが、あまりにも無名で、むしろ喜望峰の方がちょっとカッコイイんですけど、行くなら最南端がいい。
それに、アグラス岬も喜望峰も前に行ってるので、やっぱりパッときませんでした。
それに、この旅は最初にアフリカを選んだので、目的地をアフリカにするのは実際問題として、ちょっと難しいってこともありました。

そうすると、おのずと最終目的地は南米最南端に絞られてきます。
南米の最南端の町というとウシュアイアというのは何度か聞いて知っていたのですが、最南端の岬は調べたりするうちにホーン岬というところだということは結構最近知ったわけですが、同時にそこに行くのは一般旅行者にはとても難しいということも分かってきました。
そのかわり、ウシュアイアから、10~30kmほど先に道の途絶える場所があるということも分かってきました。

大陸の最果て、道の尽きる場所、自転車乗りの目指す場所。

道の尽きるところまでペダルを踏んで走りきらなければ旅を終わることなんて出来ません。
 
 先日、私より後ろを走っていた自転車乗りにウユニ塩湖に旅立つ直前にメンドーサでお会いしたのですが、襲われる前の自分でも季節的にウシュアイアまで走れるかどうか心配していたので、どうするのか聞いてみたところ、季節的にやっぱり無理になってくるので、どこかからバスか飛行機を使って、ウシュアイアまで先に行って、北上するとのことでした。
その彼にとっては、ウシュアイアは最終目的地ではなく、通過点の一つにしか過ぎません。だからバスでいけるのかもしれませんが、7年目指したゴールにバスや飛行機で飛ぶという選択肢は私にはありませんでした。
そんなことをしたしたら、どこでこの旅を締めくくればよいのか分からなくなってしまいます。

どうしてもウシュアイアまで、私は走り通したいのです。ウシュアイアまで自転車で走らなければ旅を終えることが出来ません。

だから、今シーズンは諦めて、来シーズンに走ろうと思いました。
でも、出発当初は5年くらいを考えていたし、長引いても7年くらいだろうと思っていました、その7年もこの間3月10日で丸7年を経過し、実は懐具合も寂しくなってきていました。
それでも、物価の安い国ならどうにかなりそうですが、アルゼンチンもチリも物価は高く、宿代も高いので、来シーズンまで、アルゼンチン、チリにいるのは経済的に難しいのです。
だからと行って、北のほうで、物価の安いペルーやボリビアに戻って時間を潰すにしても、チリ、アルゼンチンのバスはなかなか自転車を乗せてくれないので、移動が面倒で、運良く北に向かうバスに自転車を乗せてもらえたとしても、せっかくメンドーサまで南下したのに下手をするとまた同じ道を自転車に乗って南下しなければならなくなる恐れがありました。

そこで、色々考えたり、検索したり、調べたり、問い合わせたりして、自転車はチリの首都、サンチャゴの近く日本人宿に置かせてもらえるということになって、来シーズンまでの冬の間はアルゼンチンの南のほう、氷河トレッキングなどで有名なカラファテにある日本人宿の管理人をやらせていただけることになりました。

 大したお金はもらえないようですが、宿代はタダということなので、これなら、滞在費は殆ど掛からないし、寂しい懐具合に大ダメージもなさそうなので、来シーズン、仕切り直して、ウシュアイアに向けて再出発できそうです。

そんな訳で、思いっきりシーズンオフ、冬のパタゴニア、カラファテで皆様のお越しをお待ちしております。

明日、長くなったメンドーサを発って、サンチャゴに向かう予定です。まだ指は完全には治ってなくて、親指の付け根くらいまでしか曲がらないので、だめもとで、バスに乗せてみようかと思ってますが、断られると1週間くらい自走しなければならなそうです。
メンドーサ郊外を走るのは非常に嫌なので、できればバスに乗れるといいのですが・・・
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# by fuji_akiyuki | 2011-03-18 13:03 | チリ・アルゼンチン

しょうがないなぁ。

本当に。

しょうがないんです。


アルゼンチン。

全くショウガ売ってません。
駄洒落じゃなくって。いや駄洒落なんですけど。

チリのサンペドロデアタカマには結構どっさり売ってたから、この先も手に入るだろうと甘く見ていたら、アルゼンチンに入ってから、全く見なくなってしまいました。
町に着くたびに町中の八百屋、スーパーを当たっても全くありません。

で、ここ、メンドーサのでっかいカルフール(フランス系の大型スーパー)の香辛料コーナーで初めて見つけたんですが、とんでもない高い値段で、カビのにおいしかしない殆どショウガのミイラみたいなのが、見つかっただけでした。。。


日本にあって、海外にない食材、調味料なら、
醤油に始まり、みそ、みりん、ソース、かつおだし、こんぶだし、はくさい、にら、たけのこ、サトイモ、やまいも、きのこ系なら、わざわざないものを上げるより、海外にあるのは唯一マッシュルームだけ。くり、れんこん、とうふ、わさび、メンマ、きくらげ、しらたき、こんにゃく、しゅんぎく、なし、かき、あげ、わかめ、こんぶ、めんたいこ、・・・etc,etc...........

上げたら本当にキリがありません。
これだけ、食材、調味料がなくて、どうやって美味しい料理を作るんだろうって言うくらいアルゼンチンに限らず、世界の殆どの国には食材が不足しているように思います。

それでも、醤油はかなり一般的になってきて、結構今ではどこの国でも手に入ります。


ショウガや味の素、ナスはなさそうで、結構どこの国でも手に入ったりします。
ただし、ナス料理は中南米に入ってから全然見かけないし、現地人はスーパーや市場では良く見るけど、どうやって料理するのか分からない。ということらしいですけど。

ナスの料理法を知らないなんて、ナスが大好物の私にとって、これほど嘆かわししことはありません。人生半分以上損してます。

 誰かが、何か食べ物で、好き嫌いがあると、よくわたしは”それって人生半分損してるよね。”って言うんですけど、きっと言われた記憶がある方も多いと思いますが、かく言う自分も大学入学時で、玉ねぎもピーマンも嫌いでした。
 今考えればとんでもなくもったいないことで、何か一つでも嫌いなものがあったら人生半分損してる、って思うことにして、それらを克服して、今ではまず食べられないものはないくらいになりました。
 いまだにどうしてもダメなのが、ペルー、ボリビアのアンデス山中にある、伝統的なジャガイモの保存食のチュンヨー、とか、チュンニョって呼ばれるものくらいです。

 でも、なすとレバーが嫌いな人には心から、哀愁も込めて、それは人生半分損してるよって思ってしまう私にとって、ナスの料理法を知らない、ナスの美味しさを知らないなんて、この21世紀の時代において、コンピュータも自動車も携帯電話も、その存在すら知らずに未開のジャングルの奥地で暮らすのと同じくらい嘆かわしくて、可哀想な事なんです。

ちなみにレバーは人気がないのか、ここ、メンドーサでは、あんなに美味しくて、栄養価も高いのに、一キロ2ドルくらいでスーパーで売られています。メキシコシティーでも随分安かった記憶があります。
 
 こういうのを目の当たりにすると、私にとっては垂涎もので、喜び勇んで買っていきますが、世界の大半は美味しいものを知らないんだろうなぁ、もったいないって気分になってしまうんですよね。

でアルゼンチンの話になるとですね。

キッコーマンの醤油は世界中に結構あります。でも、アルゼンチンではあんまり見ないし、中国醤油もなくて、クノールとか、あとはどこのメーカーか知らないけど、それらしいものが”salsa de soya”という名前で、他の国とも比べて、飛びぬけて高額で売られているものくらいしか手に入りません。
大体どこのスーパーでも500mlで5ドルくらい、コレじゃ高すぎるので、足を棒にして探した結果、ようやくクノールの醤油で、1リットル5ドルくらいのものを見つけて、今はそれを使っています。

 そして、世界の味の素もメンドーサでは全く見ません。隣のチリにはたくさんあるのに・・・・
ショウガ。これにいたっては、カルフールで見つけたしょうがのミイラ意外に見たこともありません。

 ショウガって、これに代わる香辛料はないし、かといって、必要不可欠な料理もたくさんあるから、無いとスゴイ困るんですよね。
 でも、アルゼンチンにはないんですよ。となりのチリにはあるのに。。。。

 アルゼンチンって、外食するとやったら高いくせに美味しいものがないというのが私の印象です。
 ここ、メンドーサにすでに40泊以上していますが、外食は8回しかしてません。
そのうち4回は中国人の経営する食べ放題で、その他サブウェイと、マクドナルドが各1回。
残り2回が現地のハンバーガーショップと宿の5軒となりくらいにある大衆食堂の定食だったので、まともに現地の料理を食べたのは最後に上げた2回くらいですが、どちらも”美味しい”からはほど遠くて、自炊をすることを考えるとお金を払うのが馬鹿馬鹿しくってしまって、結局その他レストランで食べたいとはどうしても思えないんですよね。


 メンドーサに到着する前に、サンファンというちょっと大きな町を通過して、ちょうどお昼前くらいだったので、たまには外食をしてみようと心に決めて走ったのですが、残念ながら、ハンバーガーショップとピザ屋以外のレストランはどこも閉まっていました。
 シエスタの時間でもないし、平日の昼間なのに。。。。

 仕方なく、ガソリンスタンドに付いてるショップで買ってみたサンドイッチはマヨネーズも塩もかかってなくて、全く味がしませんでした。

 まずいとは不味い。つまり、味が悪いとか味が良くないではなくて、味がしない。と書くわけですよね。
 これは本当に言いえて妙で、不味いとは書いて字のごとく、つまりは味がしないものだと実感するにはいい国なのかもしれません。
 アルゼンチンに限らず、けっこう味のしない料理を出す国は多いですが。。。

でもとにかくアルゼンチンはどこに行っても不味い。。。
 これまた、アルゼンチンの普通の食堂で何か食べたいと思い立ったときがあって、メンドーサに来る前ですが、頑張って探したレストランで5ドルもするラザニアを頼んだら、レンジで暖めなおしただけの物が出てきて、しかもまだ中が凍ってるというとんでもなくお粗末な食事を出されて辟易したこともあります。

スーパーに行って調味料売り場を見ると、ああ、この国に美味しいものを期待するほうが無理かもしれない。と納得することはできるようになりましたが。。。

 醤油もあんまり種類がないし、結構どこの国にでもあるサルサイングレッサ(ウスターソースのようなもの)も小さな小瓶しか売ってません。ショウガは何度も書きましたが全く無いし、ごま油は期待するほうがどうかしてます。そして、世界中どこでも絶対にあると思っていた、唐辛子もないに等しいんです。
 まあ、唐辛子は乾燥させて、挽いたものが小さな袋に入ったり、もしくはグラム売りで、売られていたりはするんですが、どれもこれも、全く辛くありません。色んなメーカーのものをそれこそ10種類くらい試してみたのですが、どれもこれも口の中にそのままザーッと放り込んで、ようやくちょっとピリッとした、かな?ってくらい。
 こんなの、料理に入れても邪魔なだけですよね。

調味料に限らず、まず、商品がぞんざいに扱われてたり、腐ってたり・・・
唯一見つけたショウガはかび臭いミイラと化してたし、前に買ったハンバーガー用のパンはカビが生えてました。砂糖と袋入りの牛乳、お米、パスタは必ず穴の開いたものが混じっていて、砂糖売り場は砂糖が散乱し、牛乳売り場は牛乳浸しで、肉は入荷日以降、ドンドン悪くなって、何時の間にか変色して、誰も手をつけない状態になっても棚に置かれています。
野菜もこれ然りで、腐ってぐじゅぐじゅになったものが平気で棚に置かれていたりします。野菜に関してはまだスーパーの方がマシで、商店、八百屋に行くとかなりひどい状態で、捨て置かれている(売られている?)ものもあります。

 でもサラダ油はとんでもなく多くて結構安く、マヨネーズも同じ銘柄の同じ商品をこれでもかといわんばかりに商品棚を占領しています。とにかく量だけならたくさんあるのが、油とマヨネーズと、コカコーラとペプシとスプライト。そして、ワインとビールなら、事欠くことはないんですが。

オリーブオイルと、バルサミコ酢もたくさんあるんですけど、私は使い方が良く分からない。。。というか、使ったところで、たいして美味しくなる気がしないんですよね。
オリーブオイルはパスタを揚げたときに絡めるといいって聞きますが、、無い時はサラダ油で代用するし、それでやっぱりオリーブオイルがいいなんて思ったことは無いし、とにかく、ごま油ほど何かが劇的に変わるってことは無いように思うんですけどどうでしょう?

 ちなみに、この間オリーブオイルの工場に行って、試食させてもらったんですが、パンにエクストラバージンオイルとか、たいそうおおげさな名前のオリーブオイルをかけてくれたんですけど、私にはパンが油っこくなっただけのようにしか思えませんでした。

 バルサミコ酢については、この間、宿のフリー食材と勝手に思ってる棚の中においてあったのでこれまた勝手に使ってみたんですけど、他の酢と何が違うのか分かりませんでした。

 だから、スーパーにオリーブオイルとバルサミコ酢があっても全然惹かれないんですよね。日本で買うよりは安いんだろうけど、オリーブオイルはサラダ油より高いし、バルサミコ酢は他の酢よりも高いから。


もし、オリーブオイルとバルサミコ酢の魅力を存分に発揮できる料理とそのレシピをご存知の方がいらっしゃったら是非ご教授願いたいものです。そういう機会があればちょっと挑戦してみる気にもなるかもしれません。


 まあそんなこんなで、アルゼンチンのスーパーではなかなか満足の行く調味料がそろいません。でも、メンドーサには長くいることになってしまったので、一生懸命自炊をしてました。

 野菜炒め、なんちゃってホイコーロー、酢豚、カレーらいす、スパゲッティで作ったなんちゃって冷やし中華、とんかつ、鳥の唐揚げ、ハンバーグ、レバーの甘辛いため、ステーキ、ペルー料理をまねて作ってみたロモサルタッド・・・・etc,

自画自賛みたいですが、どれもこれもが、とんでもなく美味しい!!
調味料は不足気味で、いつも何かで代用したり、作ってみたりするんですけどそれでも美味しい!!
とくにアルゼンチンの外食に比べるともうこのまま食堂開けるんじゃないのかと思ってしまうくらい美味しく出来て、しかも安く出来るので、全然外食する気にならないんです。

 メンドーサで外食の価値のあるのは前出の食べ放題くらいだと私は思ってます。
 値段はちょっと高めで、平日の昼間で、39ペソ(ほぼ10ドル)ですが、他のレストランや食堂でもどんなに安くても定食で、20ペソほどして、しかも大した物が出てこないアルゼンチンでは破格のコストパフォーマンスで、しかも取り揃えられている料理の種類は軽く100を超えます。
 中華から、アルゼンチン名物のパリージャ(焼いた肉、アサードとも)、パエリア、ラビオリ、ピザ、ハム、サラミ、チーズ、各種揚げ物、サラダ、フルーツ、ケーキ、アイスクリーム、クレープなど。
魚料理やラビオリ、クレープなんかはカウンターでその場で作ってくれます。

 現地人にも人気で、毎日毎日大盛況です。そりゃ、たいして量もない、美味しくもないのに、とんでもなく高い値段を払って変なレストランで一食無駄にするより、誰だって、美味しい料理をお腹いっぱい食べたいですよね。経営は中国人で、さすがに中国人は賢こくて商売上手だな。っていうか、これ見てどうにかしようと思わないのかアルゼンチン人!!って思ってしまいました。

やっぱり中国人は偉大です。

 ここだけがメンドーサでオススメ。たぶん、食事だけでなく観光も含めて、ここ以外メンドーサで私がオススメできるところはありません。
 ワイナリーもチョコレート工場も、オリーブ工場も行って見ましたが、全然パッとしませんでした。
ワイナリーは多分説明聞いても良く分からないし、日本で行ったほうが、満足度は高いと思うし、チョコレートとオリーブ工場(一緒になってましたが)は15ペソ(約4ドル)払わされてちょっとずつ試食させてもらっただけで、何一つ製品が作られる過程は見ることが出来ませんでした。
 
私の行ったところがたまたま面白くないところだったのかもしれません、もし、時間と根気をかけて納得の行く観光をする気がある方がいれば、止めませんが。。。。

まあ、とにかく、メンドーサで唯一オススメのレストランのホームページです。
http://www.lastinajas.com/

でその場所と簡単な地図(上手くリンクするか分かりませんが・・・・)
http://www.lastinajas.com/incs/map-mdza.html

ココは本当にオススメなので、メンドーサに立ち寄ることがあるなら是非お腹をすかして足を運んでみてください。
営業時間はお昼は12時半から3時まで、夜はあんまり自信ないですが、8時か8時半くらいから結構遅くまでやってたと思います。確か毎日やってるけど、曜日と時間帯によって値段が変わってくるのでご確認の程を(店の前に料金表が出てます)。平日の昼が一番安いので、私は平日のお昼しか利用したことありません。

この店のオススメは中華!!(酢豚のようなものなど)と、パエリア、一皿ずつ作ってもらう魚料理、サラダコーナーにある牛タンなどで、あんまりなのが、残念ながらパリージャ(アルゼンチン名物の焼いた肉)、お寿司、ピザあたりです。


 牛肉が美味しいと評判のアルゼンチンなんですが、実際、上のレストランで食べたパリージャ(アルゼンチン名物の焼いた肉)はどの肉を頼んでもどれもこれも硬くて全然美味しくなくて、アルゼンチンの牛肉が美味しいなんて、きっとみんな暗示にかかってるだけなんだと思い始めていた頃でした。
 スーパーでは、美味しそうな牛肉もあるし、それなりに高いんですが、それでもちょっと挑戦してみないことには何も語れません。

 そう思って、いつもハズレのない豚肉ばかりだったのですが、ちょっと挑戦して牛肉を買ってみました。

 最初に買ったのはlomoという単語の入った部位で、とにかく肉の種類が多すぎて良く分からないんですが、lomoはどうもロースを意味するみたいで、レストランのメニューにも書かれていることがあります。このlomoはレストランでも大体高いメニューで、目抜き通りの小洒落たレストランに入ろうものなら、50ペソとかとられちゃいます。
"lomo"の入った牛肉だけでも実は何種類もあって、キロ40ペソ(ほぼ10ドル)を越えるものを選んでみました。値段で決めたって言うより、美味しそうなのを手に取ったらそのくらいの値段だったんですけど・・・
いつもキロ30ペソ以下で探していたので、ちょっと奮発してみました。

これで、作ったステーキはとてつもなく柔らかくて美味しかったです。そう、アルゼンチンの牛肉が美味しいって言うのは確かに間違いありませんでした。でも、多分自炊に限り、もしくはきっと目玉の飛び出るようなレストランに入ったときに限りですが。

次にカルフールで、ローストビーフ(ROAST BEEF)と何故か英語表記の肉が、特価でなんとキロ22ペソ。とりあえずびっくりして、1キロほど買ってみたのですが、これまたとんでもなく美味しい!!
 このローストビーフは普段はキロ38ペソくらいで売ってるもので、こういう表記はカルフール以外で見たことないので、他のスーパーではどれにあたるか分からないのが残念ですが、かなり美味しい肉でした。


 牛肉挑戦第3弾はBuffet de chorizo という名前の肉で、これもキロ33ペソくらいでしたが、美味しい肉でした。chorizoはメキシコではピリ辛の味の付いたウィンナーみたいなものでしたが、この辺に来てからは下味の付いていないウィンナーみたいなものをさすようです。
でも Buffet de chorizoは全然ウィンナーとは関係ない塊肉でした。
美味しいけど、名前が全然分からなくて困ってます。

とにかく、アルゼンチンの牛肉は美味しいってことはよくよく納得できました。

 そして、アルゼンチンで唯一、あっ、ここで初めて見た!!っていう調味料は、チミチュリ(chimichurri)ってよばれる焼いた肉用の香辛料ミックス、もしくはそれと酢と油を混ぜたチミチュリソースでした。

wikiで調べると、にんにくとパセリのみじん切りに唐辛子パウダーとオレガノ、胡椒を混ぜたものがチミチュリパウダーとして売られていて(確かに売られてます)、これに酢と油を加えるとチミチュリソースになるのだとか・・・そのチミチュリソースもそういう商品が売られてますが。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%9F%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%AA

 私はこれを前述の食べ放題で食べたのですが、これはこれで、スパイシーで、ちょっと酸っぱくてあっさりしてて、美味しいです。焼肉やバーベキューのときにソースのバリエーションの一つとして、是非加えておきたいオプションではあるのですが、でも多分私はエバラ焼肉のタレ、かジャンがあったらそっちを沢山選ぶだろうなって感じです。
とくにご飯があったらチミチュリはあっさりしすぎなのかもしれません。

ちなみにここで、自分でステーキを焼いたときはソースは自分で作ってました。
サルサイングレッサ(ウスターソースのようなもの)とケチャップ、砂糖を多めに、醤油と、牛乳、酢を少し加えてフライパンでひと煮立ちさせると日本のいわゆるソースに近づきます。にんにくなどを加えるとより美味しくなります。結構ご飯にあいます。
 

 
そんな訳で、ショウガのないアルゼンチンのしょうがない調味料事情でした。
 
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# by fuji_akiyuki | 2011-02-21 14:51 | チリ・アルゼンチン