ここ2回程謎めいたメールを送ってしまいました。
実は真相があります。
えっ?本当に捕まって脱獄したため、南アフリカにいづらくなってヨーロッパに高飛びした、そこでローマやアムステルダム、ベツレヘムを回って帰ってきたのか??
いやいや、そんなことではありません。
牢屋に投獄されたのは、実はグラハムスタウンのバックパッカーズ(安宿)が旧刑務所を改装したもので、牢屋を客室にしていたのです。
グラハムスタウンには夜着いたので、もう宿が見つかっただけでも安心していたのですが、チェックインするとすぐに指紋をとられました。そして宿帳に記入するのですが、そこに罪状や服役期間を書く欄があったのです。何だこれはとスタッフに聞くと、「面白半分だよ」ということでした。
罪状には名前を、服役期間には滞在予定日数を書くだけのことでした。
露出狂はどこから出てきたのか?
牢屋に入るためには何か罪を犯さなければなりません。チェックインが済むと次はスタッフが10枚ほどのカードを伏せて差し出したのです。1枚取れというので1枚引くとそれには「~ exposer」と書かれていました。もちろん露出狂なんて単語は知らなかったのですが、"expser" という単語で大体想像はついたのですが、スタッフに確かめるとやはりそういうことだそうで…。
まさか立ちションするくらいでは捕まりません…。
ベツレヘムとアムステルダムは南アフリカにある町の名前、ローマはレソトにある町の名前です。その間ずっとアフリカにいたのですが、南アフリカはアフリカという感じはしないので、ここスワジランドに入ってアフリカに来たな~と感じたわけです。
南アフリカにはイーストロンドンやポートエリザベスなどヨーロッパにちなんだ名前も多いようです。これは北海道に北広島や福島があるのと同じ理由のようです。
ところで、なんでも「北広島」は昔「広島町」といったが、市になる時に同じ名前の市が2つあってはいけないようで、頭に「北」を付けて「北広島市」になったという話を聞いたことがあるのですが、本当でしょうか?
函館近くにある福島は「福島町」なので問題がないとか…どこまで本当なのか…。
これからとにかくモザンビークの国境まで行ってみることにします。入れなかったらどうなることやら…。完全に路頭に迷うことになります。ここ2日間はビザが取れなくて落ち込んで何もする気が起きませんでした。