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多面性。@ルサカ(ザンビア)

すべての事柄、事象、事件、人物、その他、何事に関してもたった一つの断面だけを見てもその本質をつかむことは不可能だと思います。
 
よくそういう風に考えるのはある人にあってその人がとてもいやだと思ったり、その逆にとてもいい人だと思ったりすることがしばしばあります。賄賂を要求して1時間も私を監禁したギニアの警官や、気分で私にビザを出してくれなかったモザンビーク大使館の係員とか、非常にいやな印象を持つ人もいます。
中にはマリで人間不信に陥ってちょっと精神的に参っていたときにいつもにこやかに一袋サービスしてくれたポップコーン売りのおばちゃんや、ギニアで熱にうなされて倒れたときに必死に看病してくれた人たちのようにとてもいい印象の人もいます。


ただ、この人たちと違う形でであったとき、同じようにいやな印象やいい印象を請けるかどうかという点についてははなはだ疑問に思っています。

もともと悪い人、いい人というものがあるのでしょうか、やはり、それは時と場合によっていろいろ変わっていくものじゃないかと思います。本当にその人がいい人なのかどうかはいろんな側面から多面的に未定家内と分からないものじゃないかと思っています。

町や国の印象についても同じことが言えるのではないでしょうか。

なぜこんなことを書いたかというと、ここ、ルサカの印象がとても悪くなってしまったからです。

実は昨日、もう一人の日本人と2人で町をふらふら歩いていると私と彼とで、合わせて4回もすりに会ってしまいました。4回とも気がついたので被害は0でしたが、こういうことをされるとその町の印象は著しく悪くなります。それも同じ日に4回とはさすがにこの町は泥棒の町じゃないかと疑ってしまうほどです。
ルサカはアフリカでも安全といわれていた町でした。私もあまり警戒はしていなかったのですが、だからといって多分そんなに気を緩めていたわけでもないと思います。大概、いつもと同じくらい緊張しながら歩いていたつもりで、まさか4回もすりに狙われるような気の抜けた歩き方をしていたとも思えないのですが、実際ここルサカではすりに4回狙われているのです。

こうなるとルサカの印象は最悪に近いものになります。ハラレも露店はないし、活気もなく、あまりいい印象はなくて、ここルサカは泥棒の町、なんとなく悲しいと思うのですが、私は単なる旅行者でルサカのたった一面、ごく一部しか見ていないような気がするのです。しかし、それでも旅行者から見える一面が泥棒の町ではザンビアの名誉にかかわることではないかと思うのですが。

というわけで早くこういう犯罪を取り締まって旅行者が安心して歩ける町作りをしてもらいたいものだと願う今日この頃でした。

P.S. 昨日の4人目のすりは私が”すりだ、彼を捕まえろ”と叫びながら追いかけて騒ぎを起こしたので私自身は取り逃がしてしまったのですが、警察が取り押さえてくれてすりの彼は連行されていきました。警察の皆さんお手柄でした。これからもがんばってください。
by fuji_akiyuki | 2005-08-01 01:39 | ザンビア
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