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今ラユーンにいます@ラユーン(西サハラ)

やっと日本語の環境をインストールできました。
今、西サハラという地域の北端に位置するラユーンという町にいます。

ここの一つ手前の町タルファヤは半分砂で埋まってるような町で、そこまで走っているときは砂丘のど真ん中を走るときもあって結構恐かったりもしました。もちろん砂の上は走れないので道はあるのですが。砂丘には風紋がついていてそれが規則正しく並んでいるのでとてもきれいです。さらによく見るとそこに小さな足跡が無数についています。足跡というか何かが這いつくばったような跡がついていてその正体が知りたくてしばらく砂丘を歩いていると小さい動く白い物体を見つけました。ワラジ虫のようです。丸まることはできないのできっとワラジ虫だと思うのですがいろは白というかちょっと半透明でいくらか班点があります。そいつがちょろちょろと動き回ると砂丘の上に小さな足跡ができるようです。

暑いのかなと思ったのですが、実際走ってみると気温がそれほどでもないので日差しが強くても、風があたると涼しいのでいまだに暑さには悩まされていません。

問題はこれから町がほとんどなくなることです。今のところなんだかんだといって30kmほど走るとカフェがあったりして何とかなってたのですが、フェズで会ったダクラまで行ったという人に聞いたらどうもここラユーンからはほとんど何もなくなるらしいので、どこで休憩するかが問題です。走っていると涼しいけど止まると暑い、だから走り続ければいい。とはなかなかならないもので、やはり休憩はしないと足がペダルを踏めなくなってしまいます。

暑さより風が今は問題です。風はかなり強く、午前より午後の方が強く吹きます。典型的な海風で陸が暖まるとそこに上昇気流ができて海から冷たい空気が流れ込んでくるというわけです。これが海沿いを走る私には大体横風になるのですが、道の向きや風向きの微妙な関係で追い風になったり向かい風になったりします。向かい風だと地獄のようですが、追い風だと天国です。まるで一人で流水算(川を上ったり下ったりするときの船の速さを考える問題)をやっているようです。

今後はまずダクラを目指してさらに南下します。ここからは何とか1日で行ける距離に一つくらい町があるといった感じです。

ダクラからヌアディブーというモーリタニアの町まではコンボイでしか行けないと聞いていたのでコンボイに乗る予定だったのですがこれが2002年に終了したということをある町の宿で聞きました。さらにその区間は自転車で走れるともいわれたので砂漠の真ん中をさらに400kmほど長く走らなければならないかもしれません。さらにそこは300kmほど町の無い区間があるのでちょっと心配です。

今日は一日ラユーンを観光したのですが、砂漠の中にあることを忘れてしまうほどの大きな町です。まあ、大きいといってもたかが知れてはいるのですが、それでも予想以上に大きかったので驚いています。昼間はどこも店が開いてなくてがらんとしているのですが、7時くらいになるとどこにいたのか人がぞろぞろと出てきて店が開店していきなり賑やかになります。そういう傾向はどこの街にもあったのですが、ここは特に昼は人が少なく、店はほとんど休業といったかんじです。南にくればそういう傾向が強くなるのでしょうか?

さらにUNと大きく書かれた車両をよく見ます。国連の車だと思うのですが、そういうのを見るとやはりここが安全が保証された土地ではないと感じます。きっといろんなお仕事があるのでしょう。早く安全が取り戻せるようにがんばってくださいという気持ちです。でも警察に検問を受けると頭に来るのですが。

アガディールで思ったのですが、月の向きが変です。三日月がものすごい角度にみえたのです。モーリタニアの国旗に描かれている三日月は横倒しになっていてとても違和感を覚えたのですが、このあたりは日本に比べると緯度も低いので三日月が沈むときにかなり横倒しになるのです。考えてみると当然なのですが実際に見るとちょっと不思議な気分になります。

最近こちらのキーボードの位置を指が覚えてしまい、ちょっと日本語が打ちずらくなってます。
by fuji_akiyuki | 2004-04-29 00:00 | 西サハラ
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