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アフリカ人不信@バマコ(マリ)

 昨日宿の近くのスーパーマーケットに行きました。
 ちょっと高額紙幣を差し出すとつりが無いと言って売ってもらえませんでした。確かに路上でちょっとしたものを売るおばさんとかならよくあることなのですが、ちゃんとしたレジスターのついたしっかりした店構えのくせにそういう事をされてかなり腹が立ちました。
 この店は最初に入ったときから人を泥棒のように見てきて店員がぴったり付いてくるし、ちょっと棚から商品を手にとってもそれをもぎ取るように棚に戻したりととても気分の悪い店でした。
 気分の悪いのはここだけではありません。たとえば車は我が物顔で道路を走っていて、こちらが横断中でも突っ込んでくるし、後ろからすれすれを通って危ないと文句を言ってきたりする。すべて車が少しブレーキをかけたりハンドルを切ればすむことなのですが、どうもこのあたりの人は車に乗ると自分が偉いと思うらしい。
宿は一階でレストランを経営しています。初日に入ったのですが、注文と違うものをだしてきて、平気な顔をしているので結局喧嘩してしまいました。いつもこう言ういいかげんなことをしてくるのです。
 とにかく売ってしまおうとか、売ってしまえばこっちのもの。とか、考え方が自分勝手で自分さえよければいいのです。だから車の運転も俺の道だという態度だし、つりが無いのもまるで高額紙幣しか持ってない客が悪いという態度になります。商売をしているのに自分の気に入らないことがあると突然怒り出したり、ひどいときには突然値段が上がったりします。
 一時が万事で毎日フラストレーションの続くことが多く、アフリカ人は信用できないという先入観がどうしても生まれてうまく接することができません。信用するとたいてい裏切られるのです。この間も宿代を渡すとつりが無いといって3日間つりを持ってこなかったことがあります。 そんなこんなでアフリカの人間が信じられないし、まず疑ってかかるようにしています。こいつ等は自分勝手ですきあらば金をとろうと考えている。と。特に今は状況が状況だけにここバマコに足止めを食らってそれだけでも気が滅入っているのにいちいちそういう事が気に障ってすごくここが嫌になっています。もうアフリカ人の顔を見るのも嫌です。ごみはそこら辺に捨てるし、食器は置き水で洗うから汚いし、落ちたものは平気で売るし、アフリカをだめにしているのはほかでもないこいつ等アフリカ人だ。って思っています。

昨日スーパーマーケットを出るとここのサイバーカフェに来る手前にポップコーンを売ってる露店があります。いつもそこでポップコーンを買っているのですが、昨日はいつものように2袋のポップコーンを買うと店のおばちゃんがもう一つおもむろにおまけしてくれたのです。いつも買う変な東洋人に感謝の気持ちがあったのか無かったのか、それは分らないけどきっといつも買ってくれるのがうれしかったのかもしれません。
 自己中心的でやる事もいいかげんで人のことなんて考えてないんだこの人たちはという考えに頭の中を占拠されていた自分には、特にスーパーマーケットで前述のようなことがあったばかりの自分にはちょっとしたことだったのですが、衝撃的なことでした。
 その時初めて自分はアフリカ人を人として見ていない。はなっから偏見と軽蔑をもって接していることに気づかされたのです。
こうやってごくたまにではあるが人の優しさに触れると、何か今までの自分が間違っていたような気分にさせられます。ここにいる人たちだってみんな人間だし、良いところだって沢山あるんだ。って。その度に自分の態度も改めなければならないと思わされてしまうのです。

 しかし、一度いい思いをしたからといってやはり基本的には気分の悪いことの方が多いのです。ごみのポイ捨ては当たり前だし、車の運転は利己的だし、釣りはなかなかよこさないし、商売人はふんぞり返って寝ながら商売してるし、気に入らないことがあると値段が釣り上がりしまいには人を追い返そうとするし、言葉が通じないと全く努力もせずすぐに商売止めるし、値段すらフランス語で言えないとか。とにかく問題点は多い。腹の立つことも多い。
いい人がいたからといって、一度や二度いい思いをしたからといってやはりそのままいい国だとかいい町だと評価するのも単楽すぎる気がします。

 いいこと、悪いことあっての旅だし、人との出会いも大切にしたいと思うのですが、やはり少しここ、アフリカでは最初は疑ってかかるくらいの方がどうもうまく行くことが多いようです。そこにはやはり、アフリカのまたは、アフリカ人の問題があるのだと思います。事実町はゴミだらけだし、交通事故は絶えないし、きっとまずはゴミを道端に捨ててはいけないとか、人は後ろに目が付いてないのだから後ろから走ってくる車の方がよけなければいけないとか、そういう基本的な教育が必要なのだと思います。問題も多く、考え方に違いもあり、どうも意志がうまく通じ合えないから理解しあえないのかもしれないのですが、自分はゴミのポイ捨てを許す気にはなれないし、自己中心的な商売の仕方も気に入りません。
 やはり悪いものは悪いとはっきり意思表示をして、自分の判断基準を崩さないで旅をしたいと思うのです。つまり、罪を憎んで人を憎まずというのが理想なのですが、これはどうしても人間不信に陥ってしまう危険性があり、今どうもその辺がうまく行っていません。元々悪い人やいい人が居るのではなく、その時、その場面で良くなったり悪くなったりするものだというのを何かの本で読んだことがあります。理解しあえればまた違うのかもしれないのですが、解決の糸口は見つからないままこの長ったらしい文章は終わってしまうのですが、そのうち解決が付いたらまたいづれ。

病気の方はかなり良くなったと信じています。ここを出られる日も近いのではないかと思っています。
by fuji_akiyuki | 2004-08-31 00:00 | マリ
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