やっとルワンダを抜けてウガンダに入ることができました。今はアフリカのスイスと呼ばれる町、カバレというところに来ています。
うーん、アフリカのスイス?私はスイスには行ったことはありませんが、どこのおたんこなすがそんなことを言い始めたのだろうか、と思ってしまうほどスイスとは程遠いところです。それともスイスってこんなもの?
それでも標高は高いようでここでも2000m近くあるそうです。しかし、本当に何もない田舎町です。ここで新年を迎えることになりそうです。
思った以上に食べ物が高くてちょっとびっくりしているところです。特にビールが高い、500mlで約1ドルもします。ブルンジやルワンダでも80円ほどで720mlも飲めたのに。
今考えると、ブルンジやルワンダの方が食べ物はおいしかったです。この2国はどちらかというと西アフリカに近く、味もなかなか深くてメニューも東に比べると豊富な気がします。
特にルワンダにはビュッフェがあって1ドルくらいで一皿盛り放題でいくらでも食べられたのは良かったです。
今度はバナナ地獄です。なぜか何頼んでもバナナがついてきます。バナナは焼くとほんのり酸っぱくなるのでなんかちょっと腐りかけのものを食べているような感じであまり好きになれないのですが、できるだけご飯を食べるように努力しているところです。
この町にはなぜかメニューにカレーが多いので試してみようと思っています。ただしここはアフリカ。メニューにあるからといってあるとは限りません。メニューのだいたい3分の2はないところなので期待していませんが。
この辺りで大地溝帯の西地溝帯と呼ばれる部分が終わります。もうたっぷり大地溝帯を満喫させてもらいました。結局はただの山でしたが。
それでも谷になっているなと感じることができたのはブジュンブラでした。タンガニーカ湖の両側に規模が大きくて霞んで見える程度でしたが山脈があり、ああ、谷の間にいるんだなと実感することができました。あとは本当に山だらけ、ずっと苦しませていただきました。
だいたい川に沿っているのになぜ峠だらけなのか理解に苦しみます。でもこれがアフリカだということは最近なんとなくわかってきてはいるのですが。
今度はケニヤのナイロビ手前から東地溝帯が始まります。人類がエチオピアで誕生したとすれば、この東地溝帯こそ人類の海の親ということになるのでしょうか。しかしまたただの山でしかないような気もしますが。
とにかく良いお年を。