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ダマスカスとマダガスカルは似ている。@ダマスカス(シリア)

どうも「ダマスカス」と言おうとすると、「マダガスカル」と言ってしまいます。

「ダマスカス」はシリアの首都で、「マダガスカル」はワオ(輪尾)キツネザルとアイアイの住む島の名前で、まったく似たところはないのですが、やっぱり言葉の響きがダマスカスとマダガスカルって似てますよね。

「グレートリフトバレー」と「グレートバリアリーフ」も似ていて、アフリカ大地溝帯(グレートリフトバレー)を走っている頃はこれも良く間違えました。似てますよね。

と、言うわけで、今はシリアの首都ダマスカスにいます。昨日、到着しました。

シリア人はとても人がいいです。ここに来るまで、シリア国境を越えてからたったの2日しか走っていないのですが。

高額紙幣しかなく、おつりがあるかどうか心配で、「お釣りある?」と聞きながらサンドイッチとコカコーラを注文すると、「大丈夫だ」って言いながらコーラとサンドイッチを持ってきて、代金はいらないと言って受け取りません。

別の店でも、お店に入ってコカコーラを注文すると、なぜか食べ物とお茶がセットで出てきて、お代はいらないといって受け取らないし、スイカをご馳走になったり、道端に座っていたらジュースを買ってきてくれたり…。

今までこんなに現地の人に物をもらうなんてことはなかったので、世の中にはこんな人もいるんだと驚くのと同時に、払いたくても払わせてくれないことにちょっと戸惑いも感じているほどです。

ただ、カイロ辺りから思っていたことなのですが、中東は宿が少なくて困っています。
アフリカだったらこの規模の町なら絶対に宿があるはずの街なのに、中東だと「ここは小さい町だから宿なんてないよ」って言われてしまいます。

もう最初から小さいことがわかって「宿もないだろうな」と予想がつくときは、初めからどこかに一晩の宿を頼むつもりでいるのでなんとも思わないのですが、絶対に宿の一つもあるだろうと見越してそこまで走ってきたのにそんなことを言われると「何でこんな大きい町なのに宿の一軒もないの?」と逆に腹が立って「宿がないほうがおかしい、どうかしている。とにかく近くにここより大きな町もないし、ここを目当てに来たのにどうしてくれるんだ。」ぐらいの勢いで宿を探してしまいます。

結局アンマンを出たその日は誰かの家に泊めてもらって、2日目の夜は警察署の中に泊めてもらいました。大概泊めてもらうと、これはアフリカでもそうでしたが、シャワーを用意してくれて、夕飯までご馳走してくれるという結構至れり尽くせりです。しかし、なんかやっぱりそれはそれで申し訳ない気もして、お金がないわけでもないし、かといって、なぜかいくばくかのお金を置いていくのはどうも抵抗があって、どうも好意に対してお金を払うという行為は失礼に思ってしまいます。これは自分が日本人だからなのでしょうか?

何かいい、手ごろな贈り物でもあるときはいいのですが…。と言うことで、何もないときは、折り鶴を折ってあげるくらいしかできません。でも感謝してます。


ダマスカスにはアンマンで会った日本人旅行者たちが一足先に到着していて、さらに北から南下してきたという自転車乗りにあったので、ダマスカスに到着してからほとんどだべってばかりで、深夜にはそのうちの1人がパソコンを持っていて、それで映画を見てしまいました。

そして、今日は今日で金曜日、どこもかしこも休みで、ネット屋さんで暇つぶしてきっとこの後酒屋さんに行ってビールを買い込んで、飲んだくれる午後を過ごして、明日は張り切ってダマスカスを観光しようと考えています。そして買ったばかりの靴が壊れました。「安物買いの税失い」ってやつです。今度はもう少しましな靴でも探してみようとたくらんでいます。

ああ、予定は遅れる一方で…いつになったら日本に帰れるのやら。
by fuji_akiyuki | 2006-08-11 20:06 | シリア
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