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漢字検定4段@カシュガル(中国:新疆ウィグル自治区)

ニーハオ。
はい、中国にいます。

ここ数日中国で、文明を謳歌しています。
こうして文明の中ですごしてみるとやっぱりパキスタンってひどい国だったんだなぁってつくづく思ってしまいます。

とにかくパキスタンでは不運も続いて、いろいろと足止めを食らったり、事故にあったり。とにかくパキスタンとは相性が悪かったようです。

それにしてもパキスタン。ちょっとアフリカに似ています。
プチアフリカを体験するにはパキスタンをお勧めします。

そこで、私が研究したパキスタンとアフリカの共通点をあげて見ます。

①物を小さく売る。小さく買ったほうが得。

アフリカでもそうでしたが、バナナを3本買うと50フラン。4本買うと100フラン。というようにまとめて買うとなぜか割高になったりします。
パキスタンも2倍の値段払って1.5倍しか量がなかったりします。 
すべては一番小さい袋で買うのが得。
どう考えても貨幣経済は成り立ってないと思うんですけどね。   

②おかずが小さい。
 
本当。人馬鹿にしてるの?って思うくらいパキスタンのカレー、量が少ないです。おかずは日本で言うなら小鉢にちょこっと入ったお通し程度で、座布団くらい大きなナンを食べます。ほんのちょっとのおかずでやったらパンばっかり食べるから全然味気ないです。
アフリカのウガリ&薄いトマトソースベースの肉片3つくらいの勢いです。
本当、ちょっとまともなものを腹いっぱい食べたいというフラストレーションに見舞われます。

③人が集まるまでバスが発車しない。

この間事故を起こしたとき、ペシャワールからラホールに戻るバスに乗ったのですが、乗客が少なかったせいか、発車時刻になったらバスの運転手はバスをターミナルの出入り口付近まで移動しただけで、一向に出発しません。
何をしてるのかと思って外を見ると車掌が一生懸命乗客を集めていました。
結局そこで、3時間も待って、やっと出発するのかと思ったらいきなり向かいのガソリンスタンドで給油してました。
それなら最初からやっとけよ。と突っ込みたくなる効率の悪さでした。

④ホテル、トイレ、シャワールーム、の扉が閉まらない。

一応扉はあるんですけどね。大概うまくしまりません。
トイレ、シャワールームには無数ののぞき穴があります。
何で扉ひとつまともに作れないんだろうって思います。

⑤インターネットのスピードが遅い。

これは前にも書いたのでどのくらい遅いかは割愛しますが、わざとやってるとしか思えないくらい遅いです。わざわざ遅くしなくちゃここまで遅くはならないだろうと思うくらい遅いです。
しかも田舎に行って遅くなればなるほど、値段も高くなります。

⑥コピー屋のコピーがやたらと薄い。

トナーをけちってるのかコピー屋のコピー機は最薄の設定に、しかもどんなに濃くしろといってもしない。読めないって本当に。コピーのメリットなし。文明の恩恵にあずかってません。


⑦コンセントはプラグを使わずに導線をそのまま差し込む。

こんなのそこら辺に売ってるんだからちょっと買ってきてつくればいいのに。
それでいて調子が悪くなると一生懸命コンセントに直接差し込んだ導線をいじくり回して直そうとするけど、すぐまた接触悪くてだめになります。
ひどいときは部屋のファンとかがそんな調子で、調子が悪くなったと文句を言いに行くと、スタッフが導線を抜いたり挿したりして動き出すと「なおったよ」って行って無責任に去っていってしまったりします。すぐ調子悪くなるんですけどね。

⑧箒に柄がない

柄ぐらいつけろって。そのほうが楽だろ。

⑨pen pen pen = money money money

アフリカではどこに言っても「money money money」の連続でしたが、パキスタンでは「pen pen pen」になります。
パキスタンでは北のほうだけでしたが、北のほうではほぼすべての子供が「ペンくれ、ぺんくれ」を連呼してきます。
いったいどういう教育を受けているんだか。

⑩チャイ&チャパティの朝食
 
これは特にアフリカではタンザニアケニアだけですが、完全な一致にびっくりです。パキスタン人の先祖はタンザニアかケニアから来たのではと疑ってしまうくらいびっくりしました。
 
とにかく、味もないし、あんまりおいしくないから、やめたらいいのに。世界を見たらもっともっとおいしいものがあるのにそれに気がつかないのもかなり似てます。

⑪まったく合理的でない意味不明のルールに支配されている。

こういうのもいろいろあって困りました。パキスタンではカトマンズでビザを取ると変なスタンプを押されて新市街には宿泊できないとか、カラシュバレーに入るには外国人登録みたいなものをしないといけないとか。
チェックポストも多くて、あんまり頭が着たので、どうせパスポートなんて見ないで、名前とか書かせたりするので、腹が立って、名前の欄に“bakka janaino”って書くようにしました。
イスラマバードの大使館もひどかったです。
大使館街に入るのにシャトルバスに乗らなければならないのですが、そのバスのチケットを買うためにパスポートが必要です。
つまり、パスポートをなくした人は大使館にいけません。

意味プー 

この手のルールは細かくて多すぎて覚えてないのもたくさんありますが。アフリカにもありました。


その他パキスタンではこんなことがあって、書きたかったけど、パキスタンではネットが遅くてかけなかったというのがたくさんあったので、ちょっとここで書きます。


まず、パキスタンの変な英語。

1. What is your name?

文法的にいえば間違ってません。別におかしい英語でもありません。 でもHelloよりもHow are youよりも先にこの言葉が出るのはどうかと思います。
大概こいつをいきなり言われたら完全無視ですが、たまに答えるときも私は自分の下の名前が言いずらいし、音的にもあんまりしっくりこなくて嫌いなので、
「フジ!!」
といって苗字で答えるのですが、なぜかこんな簡単な言葉が発音できなくて
「フュジ」とか「クジ」とか「ブジ」になります。
ま、どうでもいいんでそんな間違いも直す気すらありませんけどね。でもフジフィルムのフジだって言うとすぐに発音できるのに、何でできないのかかなり不思議です。

2. What is your country's name?

何でこんな回りくどい言い方をするんでしょうか。
Where are you from ?
で、いいんじゃないの?

3. What is your qualification?

正直、何が聞きたいのかさっぱりわかりませんでした。
で、よくよく聞いてみるとどうも学歴を聞いてるみたいなんですよね。
初めてあった見ず知らずの人にいきなり学歴を聞くとか、マナーとかデリカシーのかけらも感じなくて頭にきます。
で、どうせ知らないだろうけど、私は「バチェラー」と答えることにしています。バチェラーは学士、マスターが修士、ドクターが博士だそうです。多分パキスタン人はわかってません。
「ああ、そう」って言いながらその後まったくその話には触れようとしないので。
で、この文章を書こうと思ってこの qualification って単語を調べてみたら、資格とか、そんな意味なんですよね。
ちなみに学歴は手元の辞書で調べてみると
 academic(educational,school) background.
何でこれで学歴を聞くことになるのか意味不明。
しかもろくすっぽ学校なんていってないやつらに何で学歴を聞かれなければいけないのかも腹が立ちます。

4. What is this?

走ってる私を見て、いきなりWhat is this? って?
いったい何が訊きたいの?
訳せば"何これ"じゃ、その"これ"って何?
って聞き返したいけど。英語で言うと混乱しそうだし、結局無視。意味不明の質問に答える義務はありません。

なんだか突っ込みどころ満載のパキスタンです。

そんなパキスタンに長くいるとやっぱりフラストレーションもたまってきます。

日本にいるときはどんな文化も尊重しなくてはいけないんだって考えていました。

しかし、こうやって、自分勝手な考え方ばかり押し付けてくる人たちの中にいるとだんだん、こんな文化どうでもいいんじゃないかって考えるようになってきます。
そして、私はどうしてもこの文化には従いきれない部分で反発する決心をしました。

 私は左利きです。

しかし、ムスリムは理不尽に左手を不浄の手と決め付けて右で食事をするように強要してきます。はじめのうちはそれが文化だと、彼らの文化を尊重するために。そう思って、無理に右手で食べるようにしていたのですが、このごろは左利きを尊重しない人に迎合してなんで私が彼らの文化たるものを尊重しなければいけないのか、何で私が不自由を強要されなければいけないのか。

私はこの左手をメインに30年以上生きてきました。

私にとっては大事な大事な左手です。それを不届きにも不浄の手などと決め付けるような輩とは一生判り合えなくったっていい。

と思って、最近はどんなに注意を受けようと、どんなにいやな顔をされようと私は左手で食べることを決心しました。


ちなみにトイレで使うのは右手です。右手ではうまく水を流せないので。


と、まあ、こんな風にいろいろ愚痴ばかり並べてきたのですが、ここ中国は天国です。
そんな話を出会った日本人と話していました。そしたら、そんな中国を上海から2ヶ月かかってカシュガルに昨日到着したという、自転車乗りの青年に出会いました。

彼いわく
「中国なんて最低だ。ウイグル人なんてもっと輪をかけて悪い、まったく信用できない。」

パキスタンから来たばかりの私から見れば文明に触れ、おいしいビールと食事に囲まれ、天国にしか見えない中国も長くいるとやっぱりいろいろいやなこともあるんだろうなとちょっと感心しました。

まあ、それにしても私にとっては今のところ中国は天国です。もっと楽しみたいと思っています。

それにしても2人で話して同感したことは

「自転車乗りはほかの旅行者に比べて、長いせいか、旅行者のあまりいないような田舎に行くせいか、悪い印象を持ちやすい傾向にある。」

ということでした。

そんな自転車乗りがよかったというところはきっと本当にいいところなんだと思います。

ところで、今日メールを開いたら先行する自転車乗りからメールが届いていました。

 「カイラスなんてウンコ。コルラなんてする価値無い。」

彼も世界を長く走った自転車乗り。きっとそれが本音なんだろうなと素直に受け止めましたが、これから行くのにそんなにけなさなくても、と思ったのも事実。
しかしチベットも多くのサイクリストが絶賛する場所。ということは何かあるはず。

これから自分で行って確かめてきます。

ところでここは中国。

漢字、漢字、漢字、漢字で、あふれかえってます。
そして、私たち日本人には漢字は親しみ深く、言葉が通じなくても読み書きはできるので、旅行は楽です。
 
それこそ私のような漢字倹定4段のつわものにしてみればもうまるで、何がなんだか、さっぱり…。















白状します。







漢字検定4段。














ウソです。
っていうか、漢字検定に段なんてないと思います。

実は漢字、大の苦手です。
ぜんぜん知りません。よく“短”という字を“豆矢”と書いて生徒に指摘されてました。
書き順に至っては言及しないように生徒に言い聞かせる始末でした。

本当に漢字、苦手で、困ってます。
どうしよう。

とにかく、漢字、勉強します。
そしてカシュガル。早く出られるように努力します。

でもビールはうまいし、食事もうますぎ。
ああ、沈没したい。
by fuji_akiyuki | 2007-06-30 22:32 | 中国1
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